IT技術者の給料のこと

私は実は「プログラマの給料」って専門職資格職と比較すると、「高い」部類に入るのではないかと思っている。

たとえば弁護士のスポットの相談単価は30分5000円ほどだ(各弁護士会のサイトに出ている)。これはIT系技術者の作業単価と比較して、そんなに高くない。いや、メーカの技術者だったらもっと取るだろう。「スポット」でいきなり呼び出されることは、そんなにあるわけではないからそこそこ高くしておかないといけないということもあるから、それは当然だ。弁護士が相談でまるっと1人月働いて200万弱。これとても「コンサル」の類だと思うと、「まぁそんなもの」だ。
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モトウケの品格

例の「払ってくれない」エムテックの、エンドユーザから呼び出されて会う。

私に金が払われないのは、結局はエンドユーザが払わないというのが原因ではある。が、私は彼には同情こそすれ、文句は一言も言わなかった。なぜなら、エンドユーザが払わないのは当然だからだ。
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Googleで気になること

またGoogleネタなのだが。

成功を見る「創造の現場」 グーグル株式会社 国境を越えた情報共有で知の世界を再編成する 「知」が鼓動する組織

まー、これに限らずGoogleのことを書いた記事は少なくない。その多くが、「技術者達の自由な楽園」であることを褒め讃える記事である。
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「Google的求人」は好きでない

私はどうも「Google的な求人」というのは好きではない。そもそも、待遇で「引き抜く」という求人スタイルは好きではないし、「出来る奴」をこっちから選別して誘うというのも好きではない。それよりは「落ちている人」や「落ちようとしている人」「志しを同じくする人」をなるべく厚遇で「拾う」方を好む。また、中途よりは新卒だと思っている。
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ドンの教え

所要で医師会館に行く。

その帰りに「プロジェクトの陰のドン」に会いに行く。

まぁいろいろ雑談をしていたわけだけど、「最近の名刺の一つ」ということで、某医療機関の「経営補佐役」という肩書のあるものをもらう。曰く「自分はこの肩書は大変気にいっている。なぜならこれは自分の考えに合っているからだ」だそうだ。
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