おごちゃんの雑文 http://www.nurs.or.jp/~ogochan/essay おごちゃんの雑文 Mon, 08 Mar 2010 06:41:46 +0000 http://wordpress.org/?v=2.9.2 ja hourly 1 浪人することになった受験生は幸いである http://www.nurs.or.jp/~ogochan/essay/archives/2340 http://www.nurs.or.jp/~ogochan/essay/archives/2340#comments Sun, 07 Mar 2010 10:27:30 +0000 ogochan http://www.nurs.or.jp/~ogochan/essay/?p=2340 まー、身内用のエントリなんだけど、せっかく書くので。

もうだいたい今年の入試結果は出揃った頃かな。

大学受験をして、力及ばずに落ちた受験生達。君達は幸いである。なぜなら、

チャンス

を得られたからだ。

多分、本人はこれから始まる浪人生活を思って呆然としているだろう。ましてや、この少子化の時代だ。我々の時代と違って、今は大学定員の方が受験者よりも多かったりする。そんな時代にあって、志望の大学に落ちるなぞ、

俺の馬鹿

とか思って、自己嫌悪し絶望しているかも知れない。その気持ちはわかるし、「まぁ頑張れ」と言うしかない。でも、それは「大人」から見れば、

たった1年の挫折

に過ぎないのだ。

働くようになったら、1年やそこら「無駄に過ごす時間」が出来てしまうことは少なくない。大企業なら何かヘマして1年やそこら閑職に回されるとかあったりするし、小さい会社だったら潰れてしまって1年やそこらニート生活をするとか、そういった挫折はいくらでもある。今まで「1年頑張れば1年分進級」という環境でいたからわからないだろうが、そういった挫折があるのが「社会」だ。

それが1年くらいならまだいい。「社会」に出るとよくあるのが、「自分のキャリアをリセットすることになる」というイベントだ。何年も働いて来てそれなりの評価を受けるまでになっても、「どうもこれ自分の道と違うよな」ということで、まるっきり違う仕事に転職する、またそのために勉強をするという類。あるいは、自分が何年もやって来た仕事や技術に需要がなくなってしまって、そういったキャリアが意味を持たなくなる。そういった類のことが起きると、何年とゆーオーダーで「挫折」したのと同じことだ。そういったことからすれば、本当に「たったの1年」だ。

実は「幸い」というのはここにある。

「君」はどうやって今年進むはずの「進路」を選んだのだろうか? 確かに「学校」の選択は成績順だっただろうが、同じ成績で選べる「進路」は無数にあるし、逆に同じ「進路」であっても行ける「学校」は無数にある。だから、「進路」については選択をしているはずだ。

ところが、日本の学校教育ではそういった「進路」を決定するための情報を全くと言って良い程与えられない。自分が将来どんな仕事に就くか、あるいはどんな勉強をするべきか、知る機会は全くと言って良い程ない。だから、「なんとなく得意な科目の延長」とか、「なんとなく好きそうなこと」といったことでしか判断出来ない。理系科目が好きだったから理系なコースとか、せいぜい「なんとなく格好いいから」とかだろう。あるいは「もやしもん」に心魅かれて農学部?

趣味とかある人ならまだしも、そういったものに近いものがあまりない人だったら、本当はどうしようかと思っているはずだ。

そう考えてみると、今年「君」が選んだ「進路」は果して自分にとって妥当であったのだろうか?

自分の人生を自分で決定する第一歩

と言うにふさわしいものだったのだろうか? 「浪人」することになった今、あらためてそれを考えてみるといい。そういった「考え直すことが出来る時間」が与えられたのだ。幸いだろ?

試験に落ちた理由はいろいろあるだろうが、多分誰もが「あと一歩」が足りなかっただけだ。何しろだいていの高校では、成績できっちり進路判定をして、それなりに可能性の高そうなところしか受験させてくれない。つまり、受験出来た時点で「合格確実」と思われていたわけだ。それでも落ちる時は落ちるわけで、それは「あと一歩」とか「運」とかそういったもののせいだ。だから、今さら「寸暇を惜しんで勉強」する必要はない。学力に大差があったわけじゃないからだ。

もちろん、1年サボってどうにかなるということもありえないから、当然受験勉強は続けるべきだけど、今から「春季講習」みたいなものを受ける必要はない。受験勉強はもっとゆっくりでいい。逆に今から「春季講習」とか、寸暇を惜しんで勉強とかしたところで、全然上のレベルの学校に通るようになるくらいの学力がつくようになるものじゃないらしい。

でも、「あと一歩」の学力が足りなかったということを考える時に、

モチベーション

の問題は小さくない。つまり、自分が行こうとしていた「進路」について、自分で納得、あるいは「やる気」が起きていたかどうかは大事だ。「親や先生が勧めるから」なんて理由で選んだ「進路」にモチベーションがないなんて、むしろ当然と言ってもいい。逆に「これをやりたい!」と思っていれば、苦しい勉強だってやる気になるだろうし、ならなきゃそっちがむしろおかしい。

そういったことも考えれば、今の「君」がするべきことは、予備校の「春季講習」に出ることじゃなくて、

自分のやりたいことを探す

ことだ。そうすれば、勉強のモチベーションもわくだろうし、その方が学力の「伸び」がいいはずだ。

だから、「浪人」することになったというのは、そういったことを見つめ直す機会が与えられたという意味でもある。何も考えないで、ストレートに大学に入って「なんか違う」とか思ってしまうようになるよりは、ずっとマシな未来がある。「志望の大学に入ったけどつまらなくて行かなくなって辞めました」なエントリは、そこらじゅうのブログにある。それは下手すると1年どころじゃない損失になりかねない。

そういった「もっと大きな損失」を避けるための、1年の損失だ。ここ数ヶ月くらいは、そういったことを考えて行動していい。何にせよ、

間違った方向に全力で進む

ような愚はしない方がいい。これから先の人生を価値あるものにするには、まずは「方向」を決めろ。勉強はそれからだ。

同じことは「就職浪人」にも言える。今さらジタバタしてどうにかなるもんじゃない。それよりは「方向」だ。

PS.

この「チャンス」が生かせれば、「君」の同級生である「ゆとり」よりも一歩前に行ける。今は一歩遅れているのは確かだ。これをそのままずっと遅れにするか、他の奴等よりも前に行くための充電期間にするかは、「君」の捉え方次第だ。「ゆとり世代の中のマッチョ」になるか、「ゆとり世代の出遅れ」になるか。どっちがいい?

PS2.

「目標は大学に入ることです」なんてのは、間違ってもダメだぞ。大学(就職もだが)は人生のゴールなんかじゃない。

おうちの方へw

浪人になったからと言って甘やかすことはない。どうせ浪人させるんだったら、2浪させるくらいで、そのうち1年はぶらぶらさせておくのも悪くない。ただし、

生活費やらずに一人暮し

だ。自活させて、「底辺アルバイト」でもさせれば、よりマッチョになるだろう。「勉強する意義」「社会の厳しさ」「親のありがたみ」が身体でわかるというものだ。ソースは倅w

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法人税率 http://www.nurs.or.jp/~ogochan/essay/archives/2329 http://www.nurs.or.jp/~ogochan/essay/archives/2329#comments Thu, 04 Mar 2010 11:22:29 +0000 ogochan http://www.nurs.or.jp/~ogochan/essay/?p=2329 これもよくわからんので、識者がいろいろ教えてくれたり議論されれば良いと思って書くんだけど。

よく、「法人税が高いと海外に法人が逃げる」と言う人がいる。

法人税が高すぎて日本企業の競争力がそがれてしまう

まぁ確かに法人税は安いとは思えないので、そうかなって気がしないでもないけれど、じゃあその対偶逆命題の「法人税が安いと海外の法人が日本に来る」んだろうか?

うちみたいな零細企業は、利益はある意味どうでもいい。配当圧力がないから、利益が出そうになったら利益なんて出さないで従業員にボーナスでも出せばいい。法人税をいっぱい納めたところで、税務署から菓子折りが来るわけでもないし、誰かが誉めてくれるわけでもない。だったら、目の前の従業員にボーナス出した方が、直接的に喜んでくれる。まぁ、不幸なことにそういった状況にないからボーナス出ないんだけど、方針としてはそうだ。まー、もちろん早く返すべき借金とか、とっとと返したいわけだけど。

法人税で何が困るかと言えば、税金は現金で納めなきゃいけないから、キャッシュフローを悪くする。零細企業にとってはこれが痛い。会計の話を細々書くとボロが出たりするんであまり書かないけど、税金ってのはキャッシュフローを悪くする要因であることは確かだ。特に売掛が多くて利益が出てしまってるとかだと、楽に死ねる。

だから、本当は利益出して内部留保とか積みたいところなんだけど、キャッシュフローが悪くなるのは嫌だから、利益を出すことに向けて頑張るとかとゆーことにはならない。「いい会社」になるには必要なことだってわかってるけど、「いい会社」になることよりも、「潰さない」ってことの方が大事なわけで。

そーゆー事情があるから、法人税は下がってくれると良いよなーと思いつつ、「どーでもいい」ものになっている。まぁ、こんな事情は他の中小零細の会社でも似たようなものだろう。「利益よりも分配」とゆー、まるで社会主義のような、公益法人みたいな運用になってしまう。

で、まぁそんなことを背景にしつつ、「法人税が高いから海外に法人が逃げる」論を見たりするわけだ。つまりまぁ、

法人税率は他人事

としてだ。

仮に、「法人税率が高いから海外に法人が逃げる」が真だとすれば、「法人税率を安くすれば海外から法人が来る」ということになる。これが正しければ、

税率を下げた以上に法人が増えれば、
法人税収が増える

ということが可能になるはず。台湾が13%くらいだとゆーことだから、一気に10%くらいにしてしまえば「国際競争力」がつく。となると、日本は、

法人税のタックスヘブン

とゆーことになって、会社を作ったら日本に登記しておこうかとゆーことになる。今が40%くらいらしいので、30%も下がってしまうけれど、その分払う企業が増えてくれればいいわけだ。税率が1/4になっても、法人益が4倍になればいい。流入する法人の分と、競争力がつくと言われてる分がセットになれば、そんなに大変なことでもないんじゃないか?

具体的には、日本に新規に登記した法人は、「○年間は税率10%」とかにしておく。これは「海外法人」だけじゃなくて、ベンチャー支援にもなる。そうやってしばらく様子を見ておいて、いい具合に法人税収が増えて行ったら、段階的に古くから日本に登記してある会社も法人税率を下げて行く。そうすれば日本は

法人税収でウハウハ

ってことになって、いろいろハッピーになる。税収が増えれば、いろんな問題が解決するし、インフラを充実させることも出来るから、どんどん海外企業を誘致することが出来て、ますます豊かになって行く。

とゆー、おいしいシナリオが作れるはずだ。それなら、戦略的に安い法人税を設定することにして、国民に理解を求めればいい。そーゆー「国際戦略」があっても良いと思う。

でも、正直なところ、私はこのシナリオには否定的だ。それは、

  • 日本は法人税率もさることながら、規制が厳しい
  • 日本人は日本に外国人が来ることを好まない人が多い
  • そもそも、日本にそんなキャパシティがない

とゆーことからだ。

規制が厳しいとゆーことについては、前にも書いたが、日本でネットサービスを新規に始めることは絶望的とさえ言える。別にこういったことはネットサービスの類に限ったことではなくて、他の業界でも不条理な規制はいまだに少なくない。「法人税率」に対して工夫の余地はたくさんあるのだが、「規制」に対して工夫する余地はほとんどない。下手に頑張れば、

脱法企業

の烙印が押されてしまう。これは直接的な規制だけじゃない。日本では、「何となくわけのわからないもの」は「悪いもの」と同義なのだ。「わけのわからないもの」で何か問題でも出て来れば、マスコミの格好の餌でしかない。日本には「制度による規制」だけじゃなくて、

空気による規制

があって面倒臭いわけだ。

また、国籍法の一連のことで見る限り、日本人は日本に外国人が居住することを極端に嫌う。「滞在」は大歓迎だが、「居住」は嫌だと言うわけだ。これはウヨは言うに及ばずだろうが、そういった排他的思想を持ってない人であっても、周囲に外国人が増えると、何となく落ちつかない。正直私も「わけのわからない言語」で会話している人々(この辺にはやたら多い)がいると、なんとなくイラっとしてしまう。理屈じゃなくて感情だ。

制度にしても、日本では「外国人を居住させる」ことについて、うまい具合な制度になってない。実質的に

帰化か滞在か

の二択になってしまう。「海外からの法人の役員が心地良く居住出来る」ようにはなってない。そういった人達の権利を保護するような制度はないのである。

とか考えたら、「おいしいシナリオ」は、単なる「法人税」の問題じゃないなーとゆーことになる。

で、これはひっくり返すと、「法人税が上がったところで、日本の法人は逃げない」とゆーことでもある。日本とゆー環境に最適化して利益を上げている企業が、海外に逃げたところで同じ利益が上がるとゆーことにはならないからだ。

「法人税減税論者」はぜひとも、このエントリをdisって欲しい。そして、それなりのポジションの人はこの「おいしいシナリオ」を実現して、

豊かな日本

を作って欲しい。そこまで行かなくても、

法人税率を下げると、企業の競争力が増し、
結果的に税収が増える

とゆーことを見せて欲しいところ。「風が吹くと桶屋が儲かる」的な話ではなくて、計算で示して欲しい。

PS.

もちろんそういった税制の結果、それなりにやっている国があることは知らないではない。そういった「タックスヘブン」は既にいくつもあるわけで。問題は、そういった少数の例ではなくて、「日本の法人税収」を支えられるだけの誘致が可能かということ。法人税率を1/4にしたら、4倍以上の法人益がなければ、単なる減税に終わる。「シンガポール」みたいな小国の話がしたいわけじゃない。あの規模の国の場合と日本とでは、いろいろ環境が違う。また、欲しいのは「計算で示される」ことであって、「こーゆー例がある」ではない。その「例」が日本に適用出来るかどうかは、別の話だとゆーことが↑の趣旨でもある。

あと、「加減」とゆー意味では、中途半端に下げてもダメだ。ここで書いたような「おいしいシナリオ」が成立するためには、国際競争力がある税率でなければ、誘致効果はないからだ。「既存企業の競争力」のためは、中途半端でも良いかも知れないが、そういったことに敏感な経営者なら、最初からもっと税率の安いところに登記する。つまり、法人税率を下げるべきというのは、

4倍以上の法人益を目指して
法人税率を1/4にするかどうか

なのだ。そうでなければ、「一部優良企業を優遇して終わり」でしかない。

個人的には、この「おいしいシナリオ」は成立してくれると嬉しい。でも、そういった「願望」と「現実」は等しいとは限らないだろうということで、わざわざ悲観論を書いたのだ。

PS2.

ところで、今既にこれだけ税率が違うのであるけど、それを理由に海外に登記し直した(つまり出て行った)例があるのだろうか? 確かに金融ファンドみたいなのとか、いかにも怪しげな投資会社とかがシンガポールやケイマンに登記してるとか、そーゆー話はいくつも聞くんだけど、日本で既に法人税をしっかり納めているような「優良企業」が、「日本は法人税が高いから」という理由で出て行った例があるんだろうか? ないんだったら、下げる理由はないよね。

あと、「法人税払うくらいならボーナス出す」に対するつっこみがあったけど、これは何かおかしいか? 結局は「所得税」という形で税金は納められるわけだし、給与所得者の可処分所得を増やす。これは普段みんなが求めれることと違うの? それとも、従業員の給料を下げて法人税を払うのが正義なの? 上場企業でなければ、そんなことするメリットはないと思うのだが。

PS3.

「それは対偶じゃねーよ、逆だよ」とつっこまれてしまった^^; じゃー、必ずしも真じゃないじゃん。あれ? でも、やっぱり結論は… いろいろ言ってる人達は? いかにも「もっと法人税が安ければ海外企業が来るんだ」って言いたそうな表現の人は少なくないのだが、それは単なる勘違いなのか?

「disってくれ」って書いてるんだけど、disるポイントはその辺じゃなくて、「おいしいシナリオなんて実現しない」って言っている部分だからねっ!

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http://www.nurs.or.jp/~ogochan/essay/archives/2329/feed 5
2ch irc 全滅…(復活しました) http://www.nurs.or.jp/~ogochan/essay/archives/2324 http://www.nurs.or.jp/~ogochan/essay/archives/2324#comments Mon, 01 Mar 2010 14:37:28 +0000 ogochan http://www.nurs.or.jp/~ogochan/essay/?p=2324 現在、irc2.2ch.netはネットワークから切断された状態。要するに2ch攻撃のワリを食っているわけなんだけど。

嫌韓する奴は馬鹿だと思うんだけど、今回は「坊主憎けりゃ」でまるっと嫌いになりそうだぞ。まぁ、厨房はどこでも厨房だってだけなんだろうけどさ。


当初は、「なんか回線が重いなぁ」くらいだった。そのうち、webのアクセスが急増したんで、まずはfile-maxなんぞを増やしたわけだ。

それでしばらく持ってたんだけど、それでもパンク状態になったので、「F5攻撃を検出して発信元をdropする」スクリプトを発動した。これは、前に竹島のなんだかで(詳細忘れた)攻撃された時に作ったもの。5年とか前じゃないかな。

そうしてしのいでるうちに、今度はB fletsのコネクションが切れた。

回線飽和で落ちたかなぁとか思って、ルータやらの再起動をするんだけど、断続的に落ちる。どうやら飽和が原因じゃなくて、プロバイダでサーキットブレーカが発動したらしい。「まぁプロバイダが規制かけたんならしょうがない」と、飯なぞ食う。

そうしてるうちに、回線は落ちなくなったのだけど、今度はirc2.2ch.netとインターネットが切断された状態に。具体的には、プロバイダ(SONY)まではパケットが通るのだけど、その先に行かない。

$ ping google.com

とかやっても、そもそもresolvをしない。「あれー? DNSの設定おかしいか?」って見るけど、他のホストからだと同じ設定でresolvするわけなんで、どうやらDNSの設定がおかしいわけではない。pppの対向側のIPアドレス(地域網って奴だな)にpingすると返事するので、こっちの回線やらroutingやらの問題ではないげ。tracerouteすると、対向のIPアドレスの次のところ(多分、プロバイダの口だと思う)までしか行かない。携帯電話からつないでみたら、外からもホストが見えない。同じネットワークの他のホストは見えてる。

てーのが現状。こっちのサーバは対策済みなんだけど、プロバイダでサーキットブレーカが発動しちゃってるんで、どうしようもない。どうしようもないついでに、プロバイダの緊急電話番号がわからない。「サポートダイアル」に電話しても時間外とゆーことで蹴られる。

まぁ、今見る限り、うちからだとirc.2ch.netはresolvすら出来ないので、誰も接続は出来ないと思うんだが。

そんなわけで、2ch ircは全鯖破滅です。私ではどうしようもありません。こっちの対策は済んでるんで、SONY殿は規制解いて下さい。

PS.

3/2 11:40に復旧しました。

やはり切っていたのはプロバイダの中で、プロバイダの方でも、DDoSアタックだということを検知していて、それでの切断のよう。ピークで1.5Gbps相当のトラフィックがあったらしい。ちなみに、うちの回線契約は100Mbps。そりゃ、鯖は平気でも回線が落ちるわ。

厨房どもめ…

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http://www.nurs.or.jp/~ogochan/essay/archives/2324/feed 0
いい加減、負の連鎖を断ち切れよ http://www.nurs.or.jp/~ogochan/essay/archives/2318 http://www.nurs.or.jp/~ogochan/essay/archives/2318#comments Fri, 26 Feb 2010 16:31:33 +0000 ogochan http://www.nurs.or.jp/~ogochan/essay/?p=2318 あんまり「経営者」が言う事じゃないんだろうけど。

有給休暇を請求する際、理由を求めんなよwww

まぁ、「タイミング」って奴があって、とっても忙しい時に休むとか言われたら「なんでだよ」とか言いたくもなるだろう。デスマってる最中に唐突に「旅行行きまーす」とか言われりゃいろいろつっこみたくなるし、客とアポ取った後にいきなり「休む」と言われりゃ、「なぜだ?」と言う権利くらいはあるだろう。でもそんなんじゃない「普通の時」に休むのに理由なんてどうでもいい。だいたい、そんなこと知って何の得があるんだ? まぁ、そーゆーことを言われるような会社なら、休む方も頭使ってもいいとは思うけど。

とゆー当然のことはさて起き、コメを見ているとだんだん嫌な気分になる。つまりはまぁ「社畜乙」なんだが。

今の「管理職」ってのは、だいたい私の前後の年代だ。一番上はいわゆる「団塊」の下の端になるんだろうけど、それにしてもいわゆる「高度成長期」よりも後の世代だ。つまり、ひたすら会社で頑張れば幸せになるんだとゆー価値観の世代よりは後の世代になる。「氷河期」から見れば「団塊」こそ敵なんだろうけど、「団塊」が若かった頃ってのは今の「氷河期」と大差ない価値観だった… と間に挟まれた「バブル世代」としては思うわけだ。

「高度成長世代」ってのは、とにかく

会社の繁栄は自分の繁栄

と思って頑張って来た。実際そうだったのは、歴史を紐解いてみればわかると思う。

「団塊」以後の世代は、そういったものに疑問を持って育って来た。いわゆる「社畜」的な価値観に疑問を持っていたものだ。「社会」やら「会社」やらの繁栄に向かってまっしぐらという、それまでの価値観を否定しはじめた。今となってはお笑い草でしかない、安保闘争とか学生運動みたいな「左翼なもの」は、それまでの価値観への反発だと言えばわかるだろうか?

でも、「氷河期」から見れば「団塊」は間違いなく「旧体制」的な存在だろう。会社や社会の中で、既得権を多く持ち、保身をしている。あるいは「社畜」な価値観を押しつけようとする。そういった存在に他ならない。

私の世代は「新人類」とか「バブル世代」とかと呼ばれる。この世代はその前の「左翼なもの」への反発とゆーより、そーゆーことに「しらけ」ていた世代なのだけど、より現代に近い世代なわけだから、価値観もより現代に近い。

俺は俺だよ

的なものがあったから、他者に「しらけ」ていたわけだ。「左翼なもの」であれ「俺は俺だよ」なものであれ、社会とか会社とかで個を規定しようとしていたわけじゃない。「団塊」は社会や会社に反発し、我々の世代は一歩引いてた。まー何にせよ、どっちの世代も若い頃は

「個の価値観」

が大事だと思っていたし、「若い頃」は「有給は当然の権利」と思っていたわけだ。「社畜」なんてとんでもないと思っていた。

ところがどうだろう。件のスレを見ると

社畜乙

としか言いようがないコメントが少なくない。「しょうがないんです」的な発言は、まぁそれこそしょうがないんで「お気の毒」と思うのだけど、「それが社会のルールだ」的な発言を見ると、本当に「社畜乙」と思ってしまう。ネットや2ちゃんのメジャーな年代からすれば、多分私と同じから下の世代が書いていると思うんだが。

私の記憶に間違いがなければ、私なんかの若い頃ってのは、そーゆーことに反発していたはずだ。「有給は当然の権利」「有給で休むのに一々理由なんていらんだろJK」とか言っていたはずなのだ。少なくとも私はそうだ。

本来、そう思っていた「我々の世代」は、今それなりの立場になっているのだから、そう思っていたことを実現するべきなのだ。つまり、「上司」が率先して

有給休暇を請求する際、理由を求めんなよwww

とか言ってなきゃいけないはずなのだ。だって、実際「若い頃」はそう言ってたんだから。「正しいことやりたきゃ、偉くなれ」とか言うけど、もう「偉く」なってしまった我々(以上)の世代は「正しいこと」をやっていておかしくない。

ところがどうだ。もう偉くなってしまった我々(以上)の世代は、当時思っていた「正しいこと」をやっているのか? 結局のところ、

社畜の再生産

に手を貸している… どころか、その主体になってしまっている。

若い頃、そんな会社のルールを押しつけられるのが嫌だったんだろ? だったら、その「嫌なこと」を、なぜ自分よりも若い奴等にも押しつけようとするんだ? 形を変えた「復讐」なのか? なんかちっせぇなぁ。

そりゃ肉饅と花巻の区別がつく程度に「社会のルール」に身を任せてみるのはいいよ。むしろその方が「社畜ヤバい」ってことがわかると思うから。でも、わかってしまって、それなりの作法や立ち回りが身についてしまったらもう十分だ。そこで完全に身を染めたりすることはない。ましてや、自分より若い奴等に押しつけるなんてとんでもない。そーゆーくだらない「負の連鎖」はいい加減断ち切るべきなんだ。お前達、嫌だったんだろ? だったら、なんでそれを押しつける?

まぁ余計なことをつけ加えれば、件のスレで反発している奴等だって、「偉く」なったらやっぱりそーゆーことを押しつける側に回るんだろうよ。20年後、もう一度件のスレを読んでみてどう思うだろうか?

PS.

「デスマってる最中の旅行」も権利だと思ってるコメがあったけど、それは半分くらい間違ってる。確かにその権利はあるし、周囲に一々理由を言う必要はない。でも、多分周囲の誰もがその理由を聞きたいだろうし、会社にも「時季変更権」を行使する権利がある。無理やり働かせた方が工程的に得なのか、リフレッシュしてくれた方が得なのか、「周囲」が考えてみてもいい。まぁ、工程管理が半ば目的化したプロジェクトでなくて、1日2日くらいのことなら別に構やーしないと思うけど、客がうるせーんだよな。

また、みんなが同じことをしたらどうなるか考えてみればどうなるだろう? まさか「周囲はみんな社畜」という前提で行動しようとしてるんじゃないよな? 周囲が「社畜」であることを強いるってのは、「負の連鎖」に手を貸したことになるんだぞ。自分に権利があるってことは、周囲にも権利があるってことを忘れてはいけない。

「社畜」になったり「空気を読む」ということと、「チームワークを円滑にする」ということは、似て非なるもの。その似て非なるものがわかる程度に社畜はやっとけってのが前のエントリ。こういったバランス感覚は、やってみないと身につかない。

ついでだから書いとくと、デスマって死にそうになったり、精神がイってしまった時に「逃亡」するのは、サラリーマンの当然の権利だし、それは行使しちゃって構わないと思ってる。そりゃそれを「赦す」ことは難しいし、私は「赦し」はしないだろうけど、「許す」のは雇用側の義務。穴が出来た分は、会社で何とかするべきだ。「逃亡」しちゃえば職は失うかも知れないが、死んだり人間壊れたりするよりはずっとマシだ。

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「過去のクソ」が肯定出来るかどうかで、「今の幸せ」が見える http://www.nurs.or.jp/~ogochan/essay/archives/2312 http://www.nurs.or.jp/~ogochan/essay/archives/2312#comments Wed, 24 Feb 2010 13:51:18 +0000 ogochan http://www.nurs.or.jp/~ogochan/essay/?p=2312 えがちゃんが頭がおかしくなったのか、変にマトモなことを言っている。

「飲みニケーション」とかの次元じゃない”若手”の仕事の楽しみ方

私はこれは極めて普通のことを言ってると思うので、このエントリに

死ぬ気で働くと本当に死ぬから

とか

「仕事=人生」以外の価値観は認めないw。

とかって反応は、「馬鹿なの? 死ぬの?」って思ったんだけど、どうもそうじゃないらしい。まぁネオニートの人はいつもの調子なんで、えがちゃんほど頭がおかしくなった感ないけど。

twitterでも見てると件のエントリに肯定的な人も否定的な人もいたんで、「馬鹿なの? 死ぬの?」は撤回。まー、感じ方は人それぞれかなと。でも、次に思ったのが表題のこと。

私の思ったことは、だいたいのところをさやまさんが言っているので、ポインタだけで屋根に屋根を重ねることはやめとく。

会社とのつきあいかた

まぁ私の言葉をつけ加えるなら、「10年も泥にいなくていいけど、最初の数年くらいは泥に埋まるのも悪くないよ」ってこと。そもそも、そーゆー「クソみたいな経験」は実際にやってみないと、本当にクソかどうかわからない。また、ある人にとってはそれはそれで幸せかも知れない(誰もが上昇指向を持つべきなんて、どこの国の宗教だ?)。そういったことを知る経験を積むのは、それから後をクソにしないためにも意味がある。

「肉饅」と「花巻」の区別は、
半分くらい食わないとわからない

わけで、クソかどうかわかるまでくらいは食ってみるのも悪くない。そうしないと、「社会人」に必要な、その仕事が

クソかどうかを知る能力

が身につかない。いつもママが「これはクソ」と教えてくれるわけでもないし、仕事には時々「美味しそうなクソ」があったりする。そういったのがわかるようになるためには、やり直しコストの低い就職してすぐあたりにクソ食っておくのは悪くない。

ってーのはいいとして、件のエントリへの賛否を見ていて思ったのは、その人達の「今」が見えたような気がするのだ。

表題にも書いたし、「10年泥」でも書いてるんだけど、こういった「クソみたいな経験」を肯定的に書けるかどうかってのは、「今」に対して肯定的かどうかじゃないかと。これは、

若い頃の苦労が「自分への投資」だなんて経営者が安くこき使うための口実だったとわかった

というのでもわかる。

確かに若い頃の苦労を自分への投資と説明するのは、「安くこき使うための口実」でもあるなと思うけれど、「投資」であることも間違いじゃない。でも、「投資」に価値があったかどうかってのは、それで何かを得られたかどうか、つまり結果で決まる。本人が「投資」のつもりでも、「溶かす」ことはあるわけだし。でも、そういった「クソ」みたいな経験であっても、何かを得られて自分のためになっていれば「肥やし」だろうし、何も得てなければ「単なるクソ」でしかない。

確かに過去のクソ経験を自慢ったらしく話されれば、「ヤンキーのDQN自慢」と大差ないから、あんまり格好いいもんじゃない。まぁ「そんなこともあった」程度に留めておくのがいいと思う。それに、ごく下っ端の頃は別にして、PMとか管理職とかやってて「クソ経験」ってのは、何割かは自分の責任だから黙っておいた方がいいと思う。

でも、その「ヤンキーのDQN自慢」も

今が安泰だから自慢話になる

わけだ。つまり、その「DQN」が自慢になるか後悔になるかは、今が安泰かどうかで決まってしまう。人は自己肯定したがる生き物だからだ。

だから、「社畜になんなよ」と警告するのはいいんだけど、件のエントリみたいなのをあんまりボロクソにdisると、

何かあるの?

と思われてしまうから気をつけた方がいい。「んなことねーよ」って思ってるんだったら、もっと軽く書いておいた方いいんじゃないかな。

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http://www.nurs.or.jp/~ogochan/essay/archives/2312/feed 0
「日本」はIT業界をどうしたいのだ? http://www.nurs.or.jp/~ogochan/essay/archives/2307 http://www.nurs.or.jp/~ogochan/essay/archives/2307#comments Tue, 16 Feb 2010 13:47:30 +0000 ogochan http://www.nurs.or.jp/~ogochan/essay/?p=2307 いつものように、別に「政府」だの「政治」だのを論じるつもりはない。

横浜市大中国人留学生 電気通信事業法違反容疑で逮捕

まぁ、新聞記者のリテラシーの問題もあると思うのだけど、この記事を読む範囲に「容疑」があるとは思えん。多分、記者がよくわかってないことがあるのだろうけど。

同じように、これもまた「はぁ?」としか言いようがない話。

政府、ネット上の海賊版対策強化

で、多分ミスリード(read)のミスリード(lead)になると思うのだけど、他のことも含めて思うところ。

このことは、ちょっと前にGREEからもらったメールで気になっていた。引用しようと思ったら「転載転送複写禁止」ってなってたので、要約する。

私は「自己紹介文」が運営によって削除された。なんでも、「自己紹介文」に「個人を特定し得る情報(メールアドレス)を掲載する行為」が利用規約で禁止されているのだそうだ。私は基本的に「実名主義」なので、原則として何かをネットに書く時には「個人を特定し得る情報」を書くことにしている。もちろんSNSの紹介文でもだ。ところがGREEではそれが禁止されているのだ。利用規約の「禁止行為について」に、

4 個人情報掲載行為

a. 本人、第三者の如何を問わず個人のメールアドレス、電話番号、ナンバープレート、金融機関口座番号、住所など個人と特定しうる情報の掲載行為 ※なりすまし晒し目的投稿や、出会い系サイト類似利用を防止する為、ご協力をお願いします。

とある。私はメールアドレスやホームページのURLを書いていたので、これを根拠に「自己紹介文」が消されてしまったわけだ。なので、今の私の「自己紹介文」には、

GREE管理人より削除されました

と書かれたままである。

実は同じような規約は、mixiにもある

第14条 禁止事項
ユーザーは、本サービスの利用にあたり、次に掲げる行為を行ってはならないものとします。禁止事項に違反した場合には、強制退会、利用停止、日記等の情報の全部もしくは一部の削除、又は公開範囲の変更等の不利益な措置を採ることがあります。

(16)自己または第三者の住所、電話番号、メールアドレス等の個人が特定される連絡先を、本サイト内のユーザー全体に公開される箇所に投稿する行為。

だから、これらについてGREEがどうだとかmixiがどうだとかというものではない。どちらも同じ理由だ。

その理由とは言うまでもなく、

出会い系規制

である。これで面倒なことにならないように予防線を張っているわけだ。まぁこの規制の誕生の経緯についてはいろいろあって、GREEやmixiは「株主やお上の顔色を伺いつつ利権を確保しなきゃいけない会社」になってしまっているから、いい具合に「参入障壁」も作れるし、いい顔も出来るということで認めてしまったのだろう。彼等もこの規制の成立に関わっていたわけだし、既に成立以前から「モバイルコンテンツ審査・運用監視機構(EMA)」なるものから「健全サイト」と認定されるために、かなりのリソースを使っていた。逆に、このようなリソースを割くことが出来ない新興の事業者は参入出来ないことになるから、彼等も好都合なわけだ。かつてのインターネット従事者には開拓者としての矜持があったけど、今のインターネット事業者には商売のための妥協しかない。なさけないが、それが現実だ。

まぁそんなわけで、GREEとmixiと警察は「青少年の保護」とゆー錦の御旗の元に一致団結して、

新興事業者の排除

の仕組みを作ったわけだ。

この一連のことと、冒頭に挙げた記事のような別件逮捕みたいな運用。どちらも新興事業者を萎縮させるものでしかない。

いや、実は起業する奴はそんなことはお構いなしだ。やりたいことをやるだけのこと。でも、ちょっと大きくなったら、こういった形でいじめられるのは目に見えている。「起業した奴」はそれをはねのけるだけの気合があるだろうが、そこに金を出す「投資家」は面倒に関わりたくない。ネットサービスのように、広く薄くしか金にならないものは、どうやってもある程度の規模が必要になるわけで、商売にするためにはそういった外部の金が必要になるのはある種の必然とも言える。ところが、その「兵站」が断たれる。つまり、ネットサービスは産まれ育つことが出来ない環境になってしまったのだ。

現代のネットサービスの「キモ」は「ソーシャル」で、「ソーシャル」と言うからには人が集うものであり、人が集うからには何らかの出会いがある。「出会い」にはいろいろなカタチがあって、ビジネスのつながりも「出会い」だし、一発やるだけも「出会い」。出会いの目的は違っても、出会うとゆー現象が起きるプラットフォームは実は大差がない。

もちろん「ネット」と言えども社会の一員だ。犯罪の温床になるようではマズかろう。だから、一定の規制が必要だということに、そんなに反対するつもりもない。かつての「中二病的無政府メディア」から、もうちょっと「大人」になったわけだ。

日本という社会、日本の法や規制の運用では、

無法は違法

とされている。つまり、規制されていないものはダーティーなものであり、健全ではないとして扱われる。だから、ちょっとでも「市民権」を得ようとすると、すぐに膨大な規制と戦うことになる。そこをうまく越えないと、金も集めらないし、社会的認知も得られない。「なんだかわからない怪しいもの」以上にはなれない。結果として、

ネットサービスを商売できる環境にない

ことになってしまう。

twitterのような「なんだかわからない怪しいもの」は、日本発では仮にそれを思いついても作れても、広く市民権を得て使ってもらえるようには出来ないのだ。もちろんアメリカにだって規制はあるけど、日本のような変な規制じゃない。

ということがありながら、毎度毎度お約束のように「日本のIT産業は云々」とか「日本がグーグルに勝つのは云々」みたいな評論が出る。そんなのに対して半分キレながら言うなら、このような「規制」環境にあって「グーグルのような」なんてのは、日本では不可能とは言わないけど、

極めて困難

だとしか言いようがない。「出る杭を打つ」どころか、杭が出る隙すらない。

過去に何度か日本のIT産業は技術者じゃなくて経営者がクソなんだって書いてるけれど、その経営者を何とかしたところで、いや何とかしてそれなりにしてしまったらなおのこと、「日本じゃ無理」なことになってしまう。

とか考えると、「日本」がIT業界に求めているのは、「グーグル」のような、「ツイッター」のような、「なんだかわからない怪しいものがいつの間にか市民権を得てしまうようなネットサービス」じゃなくて、ITゼネコンが闊歩する

10年泥

なんじゃないかって気がして来る。いや、求めているのはそうじゃないのかも知れないけど、結局それ以上のことはほぼ無理だし。

とか言いながらも、私は

日本の未来のため

に体良く無視するけどね。馬鹿どもに付き合って立ち止まってたら、ますます未来がなくなるから。

「都合のいい誤解」のために予防線を張っておくと、表題に書いているのは「日本」だ。「日本政府」でもなければ、「○○党」でもないし、官僚でも警察でもないし、「マスゴミ」でもない。そういったものもひっくるめて、そこにさらに「あなた」や「私」を加えた、つまりは日本国の当事者(!=日本国籍者)全部だ。まぁ海外から「残念だ」とか言ってる人には関係ないだろうけど。

PS.

冒頭の事件、仮に電気通信事業者として出していたらどうなっていたのだ? あれって本当に届出だけで、特に審査も更新手続もなく有効なんだけど。昔々、「ダイヤルQ2でエロ画をサービスするプロバイダもどき」の構築とかやってた時は、みんな一般第二種の届出してた。どうやら、ツーショットダイヤルとかやってた時からの習慣だったらしいよ。つまり、何の担保にもなるものじゃない。なお、今は法律が変わって、「一般第二種」とかって呼び方じゃないし、届出の内容も区分も変わっているようなんで、詳しくは調べられたし。

あと、「単なる法律違反」とか言ってるのいたけど、こういった法律の形式犯ってのは、単に別件逮捕のための口実でしかない。今回も「懲らしめてやりたいけど具合いい法律がない」からやっただけ。「彫りもんのあるおっちゃんが風呂屋に入ると不法侵入」みたいな運用と同じ。

よく「悪法も法」って言うし何割かはそれに賛成するんだけど、いわゆる「規制法」ってのは

既得権保護

のためのものが多いわけで、法律そのものの存在が有効かどうかって議論になる類のもの。むしろ、これは「出してしまえばおk」と解釈されてしまう「事件」だと思うんだが。

インターネットがどーゆーものか考えたら、この「事件」はいろいろややこしい展開になると思うので、「単なる法律違反」とか簡単には言えない。

とは言え、「萎縮効果」だけはしっかりある。「そんな簡単なものなら届出ればいいじゃん」とか外野が言うのは簡単だけど、「出もしない杭」で終わるものが増えるだろうことは、想像に難くない。

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http://www.nurs.or.jp/~ogochan/essay/archives/2307/feed 0
「上から目線」の次は「ドヤ顔」か http://www.nurs.or.jp/~ogochan/essay/archives/2300 http://www.nurs.or.jp/~ogochan/essay/archives/2300#comments Sat, 06 Feb 2010 20:18:20 +0000 ogochan http://www.nurs.or.jp/~ogochan/essay/?p=2300 前エントリのブコメで、とうとううちにも「ドヤ顔」とか言う奴がいた。

まぁ申し訳ないが私の書くものは、何かを教えて欲しい時を除けば、「上から目線」の「ドヤ顔」で書いてる。そうなるように意識してたりもする。ついでに言えば、「自己陶酔」もしながら書いてるんだゼ。

それが気に入らないつーか鼻について嫌な奴は、別に見に来なくてもいいよ。どうせ私が言う程度のことは、タイミングの前後はあろうと、同じようなエントリが書かれるんだから、無理に嫌な思いをしてまで見ることはない。もっと好きな人が書いた時にでも読めばいい。


ただまぁ、そーゆー批判(藁)をしたい奴に言っておきたいけど、そーゆーことを言って他人が開陳してくれている思考の切れっぱしに対して、拒否反応しても、何の特にもならないんだよ。

気に入らない奴、面白いと思えない奴の文章は無理して読む必要はない。でも、たいてい何かを教えてくれる文章は「上から目線」だし「ドヤ顔」なんだよ。その方が効率いいんだから。

だいたい、妙に気をつかったような意思薄弱なエントリなんて、読む時間がムダだからね。って、前にこの手のことを書いたら、「そんなに断言出来る程ちゃんとしたことが言えないから」とかってブコメがついたけど、そーゆー

意思薄弱なエントリなんてチラシの裏にでも書いとけ!

ネットに出した文章は、他人が読むんだよ。読むってことは読者の時間を奪うんだよ。他人の時間を奪ってまで、そーゆー意思薄弱なエントリを読ませることはないだろ? だって、相手に影響を与えようって気がないんだろ? だったらチラシの裏でいいんだよ。その方がずっとエコなんだから。

だから、自分が読む時には、むしろ「こいつはドヤ顔で書いてるよなー」と思うものを選別してる。なーに、多少そんなことが鼻についたところで、腹が減るわけでもない。そーゆー意味では、池田信夫とか大前研一とか小飼弾とかの文章は大好物だ。合わない意見はそれはそれでいいんだし。押しつけがましいくらいの人の方が、拒否もしやすいしね。

ネットに書く文章なんて、「ドヤ顔」でいいんだよ。「上から目線」でいいんだよ。「中二病丸出し」でいいんだよ。ネットに文章を放流しようと思ってる奴は、他人の時間を奪っているって自覚を持つべきだ。だったら、多少我侭で押しつけがましいくらいの方がいい。まぁ、文章スタイルは人それぞれだから、文章そのものは別に謙虚でもいい。でも、内容や主張には

アク

がなかったらつまらないし、価値もない。

「ネットに文章を書く」ってのは、「そこにいる人に話す」のとはまるで違う。もちろん違う違うと言ってことさらに構えることもないのだけど、やっぱり違う。

まず、「ネットに文章を書く」ってことは、相手には

「読まない」という選択肢

がある。「嫌なら読むな」でいい。合わない人の文章なんて、無理して読む必要はない。書く方も読み手がどんな姿勢なのかわからん。誰が読むかわからんのだから、一々相手に合わせるなんて不可能。だから、想定読者を意識しつつも、自分のスタイルで書くしかない。

ところが、「そこにいる人に話す」場合は、相手にはそういった選択肢が与えられないことが多い。でも、逆に相手がどんな様子であるかを把握しながら話すことが出来る。だから、相手に聞いてもらうために、受け入れられやすいように話すべき。「ドヤ顔」や「上から目線」で相手に通じなさそうだったら、そーゆー加減をするのが「対話」って奴だ。

そういった双方の違いは意識しておいた方がいい。この違いを無視して、「妙に気をつかったネットの文章」を書くことは、「そこにいる人にドヤ顔で話す」のと同じくらい馬鹿げている。

またそうであるが故に、「ネットの文章」を読む時には、「上から目線」だの「ドヤ顔」だのを嫌うと読める文章が減ってしまうし、毒にも薬にもならない文章ばかりに当たることになってしまう。そーゆーのが嫌いな人は無理して読まなくてもいいんだけど、他人の思考に触れる機会をかなり逸している。twitterくらい半ば強制的にダラダラ流れて来る時は、「嫌いな文章だから」で避けておくくらいがちょうどいいんだけどね。

文章つーか言葉の作法は場所によって違う。だから、選択する方もその辺はうまく調整しておいた方がいい。

PS.

とかゆーこともあるけど、嬉しそうに「ドヤ顔」とか言ってる姿を想像すると、保育園で「汚ない言葉」を覚えて来て、周囲が困惑するのを面白がって使う子供とか、怪しげなコンサルに「時代はクラウド」とか吹き込まれてクラウドを語っちゃうおじさんとか、そーゆー姿に似てる。年齢関係なく

新しい知識は楽しい

ってことなのかもね。つまりさ、「ドヤ顔」とか言っちゃってる奴は、実は自分も「ドヤ顔」なんだよ。

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Emacsは昭和のかほり http://www.nurs.or.jp/~ogochan/essay/archives/2296 http://www.nurs.or.jp/~ogochan/essay/archives/2296#comments Thu, 04 Feb 2010 15:53:55 +0000 ogochan http://www.nurs.or.jp/~ogochan/essay/?p=2296 ブコメ でも、1.3はメンテ終了らしいから、早めに2.2に移る努力はした方がいい。確かに「慣れたもの」ってのは楽で良いと思うんだが、思考停止ならぬ 進歩停止 を招きやすから、多少無理やりでも新しいものを使う努力をした方がいい。特にロートルエンジニアどもはそれを思うべき。 ついでだからApacheについて書いておくと、私はApacheは既に過去のものとしようとしている。これも長年使って慣れているけれど、Emacs同様に無駄に高機能だ。うちでApache使っているのは、利用者が互換性を期待している場合(.htaccessが使いたい人がいる)と、ロードバランス用だ。もはや、自分がいじってどうにか出来る範囲では、Apacheという名のウェブサーバは動かしてない。 PS2. 書き忘れていたつーか、結局どーでもいいことになってるんだけど、今のところIDEが素晴しいとか微塵も思ってないし、そんなことは↑には書いてない。てか、 この程度ならEmacsのマクロ作ってもいいよね 程度の恩恵しか受けてない。つーか、私がNetBeansでやっている程度のことなら、多分Emacsの方がマシなことが出来るだろう。少なくともそっちの方が今の私には楽だろう。だいたい、一々マウスなんてトロくせーもん使えるかよwww とか本音で思いつつも、それでも「Emacsを捨ててもっと現代的なものに移れ」と言っているし、自分もそうしようとしている。 ]]> 確かに初心者向きには良いまとめ

Emacs 初心者のための最低限のコマンド表

まぁ、これくらい知っておけば、通常のことは出来る。チートシートってうっかりするともりだくさんな内容になってしまうけど、これくらいの分量に絞ってあればすぐに覚えられるだろう。

ってのは良いんだけど、もう何度も何度も言ってるんだが、そろそろEmacsを使うのやめようよ。そう言ってる私は、たった昨夜NetBeansを入れた。

Emacsはそろそろ撲滅すべきと思っている。理由はリンク先に書いている。そんなことを言いつつプログラム書くのには便利過ぎるから、つい使い続けていた。でも、ちょうど指導先のお客さんがNetBeansを使うようになったんで、「俺が知らないわけには行かないしな」と思ってNetBeansを入れたわけだ。

sidのパッケージにあるNetBeans(6.0)がもう絶望的に重たくて閉口していたんだけど、サイトから6.8を落として来て何とかなった。理由はわからんけど、今のところ

結果オーライ

ってことにしておく。

同じことは、前にEclipseでやろうとしたんだけど、「Emacsキーバインド」があまりにEmacsとかけ離れていたんで、諦めた。NetBeansは今のところ、自分が納得出来る程度にはemacs化出来る。まぁ、Eclipseを試したのは昔のことなんで、今のバージョンがどうかは知らないけど。

私がここまで踏み切ったのは、前々から言っていたこともあるし、顧客が使うってこともあったのだけど、決断しようとした時に部下と

Emacsって20世紀どころか昭和の香りだよね

って話をしたことだった。Gnu Emacsはもう20年以上使ってるんだよね。

「昭和の香り」の根拠は、.emacsだ。今使っていて、有効になっている.emacsの設定は、obsoleteになったモジュールと新しいモジュールの非互換に対応した部分(たとえばc-modeとcc-modeの設定の違い)を除けば、「昭和」に設定したままだということだ。「昭和」という言い方が悪ければ、自分がEmacsを使い始めた頃と言ってもいい。その頃からまるっきり成長してない。

バージョンで言えば17と18の間、NEmacsが出た頃、1988年かその辺だ。実は最初に使ったemacsはGnu EmacsではなくGosling Emacsですらなく、Gould Common Lisp上のemacsだから、emacsとの出会いはもうちょっと前。ちなみに、昭和は1989年に終わっている。時代としては、SunがMC68系CPUからSPARCになろうとしていた頃。Xが10から11になろうとしていた頃。昭和天皇はまだお元気だった頃だ。

もちろん、MUAとしてwlを主に使っていた時代もある(今も時々使う)、mewも使っていた。IRCクライアントも何種類か試している。でも、それらは今は設定が無効になっているか、残っていても使ってない。つまり、私がEmacsを使い始めた当時のEmacsでも十分だということでもある。動作マシンのメモリ実装量が4桁以上違うというのに、その頃のままだということだ。

もちろん、「カスタマイズは初期にしかしない」という原理があるのはわかる。また、プログラマという仕事は実はそれ程変化があるものでないというのもある。でも、事実上20年以上前の設定したままのプログラミングツールを、特に何も不自由もしないで今も使っているという、そういった事実に愕然とする。メモリの実装量は何桁も増え、プログラム言語も多様化し、プログラムの実行環境も大きく変化していて、エディタがまるっきり変化してない。確かに「そんなもんだ」とも言えるが、おかしいっちゃーおかしい。いや、おかしいと思うべきだろう。

「GUIなIDEなんて、女子供の使うもの。本物のプログラマが使うべきじゃない」という主張も、それなりに説得力がある。実際、そんなに困ったこともないし、とても便利に使って来た。でも、世の中がこれだけ変化して来たんだから、プログラマがツールを変えてもいいだろ。Emacsのもう一方の創造主であるGoslingも、

Emacsは忘れた方がいい

と言ってるのだ。って、この発言自体既に2年前だぞ。

キーバインドは手についてしまったものだ、だから「emacsキーバインド」に拘ることはまぁいい。でも、そろそろツールとしてのEmacsには見切りをつけてもいい頃じゃないか?

PS.

Apacheは昭和じゃないと思うぞ > ブコメ

でも、1.3はメンテ終了らしいから、早めに2.2に移る努力はした方がいい。確かに「慣れたもの」ってのは楽で良いと思うんだが、思考停止ならぬ

進歩停止

を招きやすから、多少無理やりでも新しいものを使う努力をした方がいい。特にロートルエンジニアどもはそれを思うべき。

ついでだからApacheについて書いておくと、私はApacheは既に過去のものとしようとしている。これも長年使って慣れているけれど、Emacs同様に無駄に高機能だ。うちでApache使っているのは、利用者が互換性を期待している場合(.htaccessが使いたい人がいる)と、ロードバランス用だ。もはや、自分がいじってどうにか出来る範囲では、Apacheという名のウェブサーバは動かしてない。

PS2.

書き忘れていたつーか、結局どーでもいいことになってるんだけど、今のところIDEが素晴しいとか微塵も思ってないし、そんなことは↑には書いてない。てか、

この程度ならEmacsのマクロ作ってもいいよね

程度の恩恵しか受けてない。つーか、私がNetBeansでやっている程度のことなら、多分Emacsの方がマシなことが出来るだろう。少なくともそっちの方が今の私には楽だろう。だいたい、一々マウスなんてトロくせーもん使えるかよwww

とか本音で思いつつも、それでも「Emacsを捨ててもっと現代的なものに移れ」と言っているし、自分もそうしようとしている。

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http://www.nurs.or.jp/~ogochan/essay/archives/2296/feed 4
アホ臭いけど管理人の一人として言っておくか http://www.nurs.or.jp/~ogochan/essay/archives/2293 http://www.nurs.or.jp/~ogochan/essay/archives/2293#comments Tue, 02 Feb 2010 17:52:22 +0000 ogochan http://www.nurs.or.jp/~ogochan/essay/?p=2293 民主党から2ちゃんねるIRC管理人に金が渡っていたらしい

竹中さんや竹中さんの会社が金もらったのは、多分確かなんだろうけど、それを「2ちゃんねるIRC」につなげるのはナンセンス。だって、「2ちゃんねるIRC」の管理人の一人である

私がもらってない

んだから。てか、そもそも「2ちゃんねるIRC」なんて、ドメインこそ2ちゃんだけど、あんまり2ちゃんと運営関係ないし。竹中さんと「あの辺の人々」との関係はあるけど、それだけのこと。

まぁネタにして騒ぎたい奴等が騒ぐのは勝手だけどさ。「ブラジルの偉い人」と私が一緒ってこともないだろうが、何にせー「2ちゃんねるIRC」とは関係ないと思うよ。

他の何かがあってあーだこーだって可能性は否定も肯定もしないっつーか、何も知らんけどね。私の知っている事実の範囲ではこーゆーこと。

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http://www.nurs.or.jp/~ogochan/essay/archives/2293/feed 0
「まずはお問い合わせ下さい」はダメ http://www.nurs.or.jp/~ogochan/essay/archives/2288 http://www.nurs.or.jp/~ogochan/essay/archives/2288#comments Tue, 02 Feb 2010 09:24:12 +0000 ogochan http://www.nurs.or.jp/~ogochan/essay/?p=2288 自分のお客にはいつも言うことではあるんだけど、今日は久々に思い知った。

今、事務所つーかサーバ置き場が必要なので、物件を探している。いくつか候補があるのだけど、それなりのセキュリティにしたいので、パーティション工事は必須だと思っている。とゆーことで、パーティション施工業者を物色していたんだけど、その時にあらためて思ったのが表題のこと。

ありきたりなんだけど、「パーティション施工」とかでぐぐってみる。当然それなりの業者がいっぱいひっかかるので、順に見て行く。

こちらの要件は、「外部からの侵入にそれなりの強度があること」だ。話はそこからで、冷却のための通気口とかそういったことがその次に来る。まぁ、元々物色している物件が、「通気は良いけどセキュリティ的に微妙」だったりするからなんだけど。

という要件と共に、業者を探し、予算を立てるためにだいたいの金額を知る… ってことがしたかったわけだ。まぁ、「要件」についてはいろいろだけど、要件を整理して、それに合う業者を探して、だいたいの値段を知りたいとゆーのは、普通の法人の消費行動だろう。

そう思って見ているウェブサイトには、なかなか良さげなパーティションがある。ISMS対応とかもあってなかなかよろしい。さて値段はと思うと、

「まずはお問い合わせ下さい」

とか書いてある。その時に思うのは、「ここはパス」でしかない。

本来「パーティション」なんて商品は、物の値段だけでは話にならない。どんな場所にどんな施工をするかが重要なポイントだ。だから、金額の提示というのは、なかなか難しい。それに、営業の基本は「足」であり、その次が「電話」だ。とにかく客(候補)に直接対峙することだ。だから、商売の基本として「まずはお問い合わせ下さい」というのは、全く正しい。誠実でもある。

ところが、こちらの欲しいのは「だいたいの値段」だ。どれくらいのパーティションをどう立てると、どれくらいの金がかかるのか。正確なところは見積りになるんだろうけど、どんな商品があって、どんな違いがあって、どんな感じの値段か。そういったあたりをまずは知りたいのだ。正確な見積りは、「だいたい」のところが決まってから絞ればいい。そう思ってネットで探しているわけだ。

そうしたところに「まずはお問い合わせ下さい」とか書かれていたら、まず思うのは「面倒臭い」でしかない。「だいたいのところ」が知りたいのに、他の業者はウェブページに「だいたいのところ」は書いてあったりするのに、一々問い合わせろとか、面倒でしかない。だいたい、うっかり業者に電話なんかしたら、グダグダと営業電話がかかって来ないとも限らない。うっかり業者にメールしたら、「メルマガ」と称するspamが来るかも知れない。面倒臭いったらありゃしない。

となると、「まずはお問い合わせ下さい」とか書いてある業者は、どれだけ魅力的な商品があろうと、どれだけ誠実な空気があろうと、

パス

にしかならない。だって、業者は他にいっぱいあるんだよ? 最初から詳しい情報を出してる業者を候補にすりゃいいだけじゃん。品質? アフターサービス? 丁寧な説明? こまけーことはいーんだよ。まずは「だいたいのところ」が知りたいんだから。いろんな細かい話は後でいい。グダグダと営業されるのなんて勘弁だ。

というのが、「ネットずれ」している普通の消費者の感覚だろう。だから、たとえ売り切りが難しい、見積りやアフターケアが大変な「パーティション」のような商品であっても、商品としてサイトに置いておくからには、

スペックと価格

ははっきり書いておくべきなのだ。どれだけ御社に技術があろうと、どれだけ良い品揃えであろうと、どれだけサービスが充実していようと、「ウェブ」で見せるからには、まずは「スペックと価格」の明示だ。これがなかったら「商品販売拠点」としてのウェブの価値は全くないと言っても過言ではない。

商売に誠実であればあるほど、つい「まずはお問い合わせ下さい」とか書いてしまいがちだ。しかし、「顧客候補」からすれば、その言葉は

「買う気のない人お断わり」

にしか見えないと言っても言い過ぎではなかろう。どれだけ「お気軽にお問い合わせ下さい」とか書いてあっても、それは同じだ。

PS.

twitterで「オープン価格も困りますね」とか言われた。確かに「オープン価格」というのもダメだ。言いたいことは理解するけど、これもネット向きじゃない。「顧客候補」は一々問い合わせないで意思決定の前段を済ませてしまうものだ。まずは「予選通過」をしなければ始まらないんだよ。

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http://www.nurs.or.jp/~ogochan/essay/archives/2288/feed 3