九十九騒動の不思議

金曜日に九十九に差押えがあったらしい。

ツクモが営業中断、商品在庫をトラックで回収

本日の九十九電機に対する仮処分執行について

NECリースの声明を見ていると、当然のことを当然の手続きとして行ったまでで、特に取り立てて問題のない行動らしい。まぁもっともなことなので「NECリースヒドス」の声は、まぁナンセンスと言える。

でも、一連の経緯を見ていると、「果してそうか?」という疑問が残る。あまりに「当然のことを当然の手続きとして」行われているがゆえに、なんかおかしいと思うわけだ。九十九の逆ギレも不思議だ。一連のことは、誰にでもわかりやすい構図であるがゆえに、何か隠されているような気がしてならない。
続きを読む

「ビレッジセンターが11月末で会社解散 」

otsuneさんのつぶやきで知る。

ビレッジセンターが11月末で会社解散

実は店舗には一度も行ったことがないのだが、私が物書きとして最初の仕事をして原稿料をもらったのが、ここの出していた「C Journal」なんだな。それだけに感概深い。知人がここと関わらなければ、私が今も文章書いて金をもらうこともなかっただろう。世の中はカオスだから、単なる「蝶のはばたき」に過ぎないかも知れないけど。それでも今あるきっかけを与えてくれた会社だ。

あまり長い付き合いでもなかったけど、ありがとう。

「Web2.0と同様にOSSの無償経済は消滅するのか」

OSSネタは連載に書けっつー話もあるけど。

ひがさんのエントリ、

Web2.0と同様にOSSの無償経済は消滅するのか

連載の方でしつこく何度も書いてるんだけど、私は「オープンソース」と「フリーソフトウェア」を厳密に区別することにしています。だから「OSSの無償経済」と言われると、「???」と思ってしまいます。まぁその辺はあっちを見てもらうとして。

景気後退で「オープンソース」がどうなるかと言えば、私は「むしろ伸びる」という考えです。
続きを読む

RubyをISO規格に

JISの会議だったので、機械会館に。

そこで、ISO SC22 Plenaryの議事録をもらったので、この辺の人達に興味ありそうな部分を抜粋。ISO SC22とは、言語関係の委員会。そのさらに下部組織で、各言語の規格委員会がある。COBOLはWG4とかFortranはWG5とか。ちなみに、JISも言語規格委員会はSC22と呼ぶ。合わせてあるのか偶然の一致なのかはよく知らない。
続きを読む

「人生のいつ起業するか問題」

楠君のエントリ。

人生のいつ起業するか問題

とその参照先、

起業したいなら若いときにしたほうがよい重大な理由

私はこれで起業3つ目(数え方では5つ目とも言える)になるのだけど、「若いときにした」ものは明らかな失敗だったから、余程のことがない限りお勧めしない。てゆーか、そもそも出来れば起業なんてしない方がいい
続きを読む

それでも「IT土方」は必要なんだよ

twitterのある人のつぶやきで思ったこと。

技術者の世界で、SIerやSEをdisるのが流行りらしい。情報教育を十分に受けていない人が「エンジニア」を名乗ることに抵抗のある人、土方のような作業をさせられる人、いろんな角度からdisられている。まぁ私もSIerに絶望した人なので、あまり他人のことは言えないんだけど。

とは言え、disられてばかりってのも気の毒だなぁと思う。
続きを読む