リスドール

パン用の小麦粉。基本的にフランスパン用らしい。

この粉の素晴しいところは、水の回りがほとんど一瞬だと言うこと。水入れて、混ぜるだけで、全体に行き渡る感じ。他の粉のように、一生懸命混ぜたり、ボロボロしてる状態でしばらく置いてから混ぜるとかとゆー工夫がいらない。これは特筆に値する。

良くないのは、ちょっと風味が足りないということ。焼いた時の香ばしさが、「ナポレオン」と比べると少ない。この風味の少なさは、「ハナマサ」の小麦粉とか汎用の強力粉に共通の感じなので、多分純度が高過ぎるのだろう。逆にそういった風味を期待しない種類の、いろいろ混ぜたパンであれば、これは別に欠点ではない。

うちではリーンな材料でフランスパンを作るので、ちょっと残念かな。汎用性は高い。

ローストビーフの類

facebookで「厚い牛肉を焼くように昭和ヒトケタの母親に渡したら、薄く切らられてよーく焼かれた」という残念な話を読んだので。

牛肉は基本的に生でも食える。もちろん衛生管理がアレなのとかだと、アレなことになるのだけど、そーゆーことを気をつけていれば、まぁ問題ない。とゆーか、下手に焼き過ぎると、食えたもんじゃない。

とは言え、本当に生だと、これもイマイチおいしくない。牛脂の溶ける温度は人間の体温より高いし、生だと旨味が活性化しない。
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日清のレンジ用から揚げ粉はダメ

インスタント食品を評価する時のモノサシは、手作りの料理であってはいけない。

インスタントはあくまでも「インスタント」であることに価値がある。だから、手間暇かけた料理と比較するのはアンフェアだ。手間が節約出来れば、まずそれだけで万々歳であって、スタートラインからして違う。

という前置きはしておくのであるが、「日清レンジでジューシーから揚げ粉」は、ダメだ。


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主の晩餐のパン(ホスチア) その2

前に昔作ってた手順を書いたんだけど、ふと思い出してあらためて作ってみた。

と言うのも、いろいろ「粉もん」を作って来て、勘所がわかって来たのと、レシピを発見したのでもっとマシなものを作る手掛りが出来たのだ。こっちの方が数段うまい。てか、儀式用だと諦めることもなく、おやつに食える。

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