それは今君がやるべきことと違う

ちょっと前に、「望みは戦争」の人の話を痛いニュースで読んだ。

「戦争で正社員が死なない限り自分は正社員にはなれない」…31歳フリーター。希望は、戦争。

これにつっこみたいことは2つあるので、2つに分ける。

最初にまず思ったことは、「お前は何をしているのだ?」ということ。
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おっさんハッカー

twitterでチマチマ書くと話が見えなくなるので、まとめ。

私はストレートな意味での「おっさんハッカー」はあまり肯定的に思ってない。

もちろん、ハッカーでありたい人がそう努力することを否定するわけじゃない。和田先生みたいな人は素直に凄いと思うし、自分もそうありたいと思う。だけど、「軸」としてどうかと言うと、ちょっと違うんじゃないかと思う。
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「経営者になって 経営者目線からモデルを見て分かったこと」

夕刊フジblogより。

経営者になって 経営者目線からモデルを見て分かったこと

エンジニアのblogを見ていろいろ感じていた違和感が、これを読んで氷解。確かに経営者目線と被用者目線ではいろいろ違うのは、頭ではわかっていたのだけど、忘れてしまってるんだなとも思った。
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なんじゃこりゃ

さっきのエントリのブクマコメントに、「日本のICT市場規模についてぐぐれ」と書いてあったので、ぐぐってみた。

ICT

これをツラツラと見るわけだが、その中に

ICT教育推進プログラム協議会

というリンクを発見するのだが、ここには

このウェブサイトにアクセスすると、コンピュータに損害が生じる可能性があります。

というクッションがあった。Googleがいわゆる危険サイトだと判断してるわけ。このクッションがあるもんだから、当該サイトへは直接は入れない。

このクッションの主旨については、以前どこかで聞いたことがあるので「ああ、これかー」と思って見たんだけど、なにゆえに件のサイトが「危険サイト」と判断されたのかわからじ。わりと公的機関っぽいのだが。

日本の「IT技術」はまだまだ期待があるけど、「IT産業」はダメなんじゃないかって気がする

ひがさんのblogより。

モッチーの国際競争力という上から目線

いつもの通り、ひがさんの言うことには100%同意しちゃう。私が梅田氏に持っていた違和感ってのがわかった気がする。まーでも「評論家」って仕事はそんなものかなとも思うけど。

でも、やっぱりちょっと違うなって思うのが、「産業」についての期待。書いてある部分には同意するんだけど、「その向こう」にあるものがちょっと違うなと。
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悪意をスルーするべき理由

毛語録に「悪意ある攻撃でない限り批判は聞くべきである」という意味の言葉がある。

毛沢東がどうであったとか、中国がどうであったかということは全く別のこととして、この言葉は正しいと思う。どう行動するかは別にして、批判は聞くべきだ。

しかし、この言葉は悪意ある攻撃については聞くべきではないとも言っている。要するに「スルー力」なわけだ。その理由を考えてみた。
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過疎高齢化の街

ここは曲りなりにも都心だ。

秋葉には徒歩5〜10分だし、アメ横にもそれくらいで行ける。山手線の駅から徒歩10分以内のエリアだ。また、不動産物件的には、利用可能駅はかなりたくさんあり、徒歩10分程度で行ける駅はたくさんある。

ところが、このあたりを歩くと、「過疎」とか「高齢化」という言葉こそふさわしい。まるで「田舎」なのだ。
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「凡庸」の価値

努力も工夫もない零細の本屋なんて潰れろということを書いた。

そうしたらはてブのコメントに凡庸であるというのはダメなことかという意味のことが書かれていた。きっぱり言ってしまえば、「凡庸な本屋」なんてのは、あそこで書いたように「とっとと潰れろ」と思う。

とは言え、凡庸に価値がないかと言えばそうではない。それは、社会がスターだけで成り立っているわけじゃないからだ。
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潰れて下さい。遠慮なく。

街の小さな本屋がなくなる! 大型店も出版不況に苦しむ

出版の不況はものを書いて小遣い稼ぎをしている身にとっては悩ましいところ。でも、「街の小さな本屋」なんてのは、とっとと潰れればいい。いや、本屋に限らない。何の特色も工夫もない、品揃えの悪い店なんて、とっとと潰れてくれ。
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