現代無産階級の不思議

経団連が時々とんでもないことを言う。

サラリーマンの給与カットとか、大企業の法人税を下げさせることとか、正社員を削って派遣社員を使うようにするとか。その気で見ると、いかにも階級闘争華やかりし頃の「資本家」を思わせる政策を要求する。まぁ確かに「資本家」なんだけど。
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自殺のニュースが多いけど…

最近は自殺のニュースが多い。

いじめを受けた生徒の自殺やら、履修不足の高校の校長やら。ここのところ、自殺のニュースがやたらに多い。

ということの表面だけ見ると、「最近自殺が増えて来たんだ」という短絡的な結論に至る。メディアの人達はそんな論調のことを書きたがる。実際そんな記事は少なくない。

しかし、自殺者数ってのは、年間3万人いる。交通事故の死者が1万人を切っていることを考えると、そうそう珍しい死に方ではない。年間の死者は大雑把に100万人くらいだから、3%だ。1日100人。1時間あたり4人。

仮に全ての自殺を記事にすれば、新聞は毎日特集号が作れるくらいの数である。新聞の記事の数からすれば、1日に10件もあればとんでもなく多いように見えるし、今新聞をにぎわしているように見える自殺の数は、1日に2,3件もあれば多く見えるくらいだ。これは1日の自殺者数からすれば、2,3%に 過ぎない。

元々、世の中には「新聞ネタ」になりそうな事件は少なくない。そのカテゴリだけで特集号が作れるくらいある。メディアはその中からピックアップして記事にする。人は自分の周囲のこと以外はメディアから情報を得るしかない。だから、ピックアップの仕方をちょっと変えるだけで、容易に「世の中の様子」 を変えてしまうことができるのだ。

「自殺」の記事も、そう思って読んでおくのがいい。

あらためてJavaを勉強してみた

と言っても、結局「本読んで終わり」な話なんだけど。

私は普段はCでプログラムを書き、Cで書く程のものじゃないなーな時はRubyを使う。COBOLは仕事なら使わないこともないが、積極的に使いたい言語じゃないし、「とりあえず書ける」という言語はいくらでもあるのだが、普段使いの言語となるとその2つか3つだ。で、まぁJavaも「とりあえず書ける」という程度には使える。

来年からの仕事を考えて、どんな言語を使うのがいいかなーとあらためて考えることにした。
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好景気?

今の景気は「いざなぎ景気」を越える長期間の好景気らしい。

確かに仕事は増えているようで、技術者を集めるのも苦労しているようだ。弊社でも事実上パンク状態なので、確かに景気は良くなっているのだろう。決算の良い会社も少なくない。企業買収関係とか倒産の負債総額とか聞くと、「桁が違う」数字を見る。

とは言え、それ以外の好景気の実感があるかと言えば、ない。
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核実験関係の嫌韓ネタ

と書いて釣ってみる(ぉ

韓国を嫌ったり侮ったりしてもしょうがない。嫌うのは自分が不快な目にあった時でも遅くはないし、侮るのは国そのものがどうかなった時でいい。嫌うことも侮ることも、何のメリットもない。本当に問題があって邪魔だと思うなら「反」をやるべきだし、正面からやるべきだ。
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スルー力が足りない

北朝鮮が核実験したらしいので、朝鮮日報を見に行く。

そうすると、

クォン・サンウ「日マスコミの悪意的報道に法的対応宣言」

という記事を発見する。いわゆる韓流スターが日本に直接喧嘩を売るなんて珍しいなと思って記事を見ると、

東京スポーツが再びクォン・サンウに対する悪意的報道を一面に掲載した

ちょwwww 東スポじゃん…

東スポはかつての名誉毀損裁判の時に「うちの記事を真に受けるなんて」という発言をした過去もあるし、wikipediaを見ると、

「日付以外は全て誤報」

とか言われてるわけで。「法的対応」なんてしたって無駄無駄無駄無駄無駄無駄…

スルーしとけよ。

「インターネット新聞」の大多数はなぜつまらないか

※ここで言う「インターネット新聞」はインターネット専業の新聞であって、既存新聞のインターネット版やそれらから記事配信を受けているポータルサイト等のことではない

昨日も参照した過去日記、「メディアが左傾に見えるのは当然である」の続き。

あの時に書いたのは「秀逸な記事」の話であるが、今回は「秀逸でない記事」について。
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肩書で自らをアイデンティファイしようとする人達

私自身はそんなに肩書に興味がない。

もちろんないよりはあった方がいいものだし、「ある人」を喜ぶ傾向にある世の中では、適度に誇示しておくのも悪くない。ただ、個人的にはどうでもいいやと思う。あれはあくまでも「営業ツール」に過ぎない。タクシー(「営業ツール」の一つ)がどんなに便利でも所有しようと思わないのと同じように、肩書が便利に使えても特に所有しようとは思わない。前にも書いたように身につくものじゃないしね。
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