後楽園方面

昨日、「東大が邪魔だ」という話を書いたので、東大の向こうを回るコースを考えた。

ところが、さすがに邪魔な東大。敷地が広いために、普通に向こうを回るコースとなると、かなりの遠回りになる。なので、ちょっとでも近道しようと思ったのが間違いの始まり。

実は私は散歩の時は地図は基本的に持たない。たいてい街角にある案内図で足りるし、「○○通り」のトポロジさえ把握しておけば、少なくとも迷子にはならない。地図あると楽だよなーと思うのだけど、楽しみが減るような気がするので持たないことにしている。もちろん散歩じゃなくて、用がある時には地図に頼るけど。
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モトウケの品格

例の「払ってくれない」エムテックの、エンドユーザから呼び出されて会う。

私に金が払われないのは、結局はエンドユーザが払わないというのが原因ではある。が、私は彼には同情こそすれ、文句は一言も言わなかった。なぜなら、エンドユーザが払わないのは当然だからだ。
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根津のたいやき

午後に訪問するところがあるので、「おみやけ」にするために根津までたいやきを書いに行く。

ルートは以前の「根津方面」で書いた通り。今日は時間のこともあったので、まっすぐに行く。

あい変わらず、例のホテルは建っている。そのうち解体になるのだろうが、アスベストのことがあるらしく、実際の作業には着手されていないようだ。
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愛国の美と愚

そろそろ行き先のネタが尽きて来たので、今日はひたすら距離を稼ぐことにした。

いつものようにJR御徒町駅方面に行ってから、春日通りに入る。これを制限時間内ひたすら行けるだけ行くことにしてみた。といっても、やる前からだいたい見当はついていて、厩橋を渡って、清澄通りあたりが限界である。果して時間を見ると、やはりそうであった。

厩橋
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浅草橋

先日言っていたように、浅草橋を渡りに。

朝の中央通りを歩き、万世橋を渡る。例によってドンキの下のパチンコ屋には行列がある。あのパチンコ屋は秋葉の中心にあるだけあって、アニメ系の台が多いようだ。とは言え、並んでいるのは「アキバ顔」ではなく「パチンコ顔」ばかり。だったら別に「エバンゲリオン」じゃなくて「海物語」でも良いと思うのだが。
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ラーメン

料理としてラーメンを作るのはあまり好きでない。

確かにちゃんと自分で作ればおいしい。とってもおいしいことはわかっている(昔日記にも書いている)。だけどどんなにおいしくても、しょせんラーメンだ。そのくせ作るのに手間がかかる。そして、それだけの手間をかけたところで、いくらおいしいものが出来たところで、インスタントラーメンの何倍もおいしいかと言えばそんなことはない。しょせんラーメンに過ぎない。
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主の晩餐のパン

私は普段鬼畜なことをしていてもクリスチャンだ。昔は執事やら「第二種兼業牧師」やらやっていた。まー20年近く前のことだけど。

教会の儀式で「主の晩餐」あるいは「聖餐式」というのがある。キリストが十字架にかかる前に弟子達と食事をした時に、パンを分け与えて祝福したという故事にまつわる儀式だ。
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ボクがものを作るわけ(2)

この前のエントリで、「欲しい仕様のものがないから作るまで」という話を書いたのだが、じゃあなんでそう思うようになったかという話。

私の生まれは、とんでもない田舎だ。近くには何もない。かつては隣りの家は100mくらい離れていたし、それより遠くになると… って話は前に書いたような気がする。最近は隣りの土地が売れたらしく家が建ってはいるが、それでも田舎だ。

うちの田舎うちの田舎
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恵方巻

徒歩で近所をウロつくようになると、いろんな広告を目にする。

この時期の一番の広告は、なぜかコンビニにある「恵方巻」だ。

恵方巻は、元々大阪商人の習慣だ。他の土地の人は知らない。私は「唐獅子株式会社」の中に出て来たのでそれで知ったのだが、その中でも「知らない組員が恵方巻の現場を見てびっくりした」という文脈だった。それほど知られてない超ローカルなイベントだ。

ところがどうもコンビニと寿司業界だけは、クリスマス、バレンタインに続くイベントして盛り上げたいようだ。

wikipediaによる説明の下の方

色気も何もない、おまけに超ローカルなイベントを販促イベントにするには、もうちょっと「物語」が必要なんじゃなかろうか。だいたい、今のままではいくら普及しても、普及率100%を超えることはできない。バレンタインデーは「義理チョコ」なんてものがあってこその消費拡大ではないか?

それにしても、このwikipediaの説明。最後の方にある、

> 本来の意図を持たない海鮮巻き・丸かぶりロールケーキなどの登場でその意義が全く理解されていないといった声があがっている。

丸かぶりロールケーキ! いいかも知んないぃ〜

ボクがものを作るわけ

私の知る人達は、私がなんでも作るのが好きだと思っているらしい。しかし、それははっきり言って、麗しい誤解だ。

もちろん物を作るのが嫌いなわけではない。むしろ好きだ。でも、私が物を作る理由はたいていはそうじゃない。私が物を作る時の一番の動機は、

欲しいものが入手できない

という単純なものだ。 続きを読む