日々食っているスープのレシピ公開。
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月別アーカイブ: 2004年7月
電車男
今日は定期検診だったので、鴬谷へ。
検診の方は特に問題らしきものを指摘されなかったので、良かったとしよう。いつも高脂血症が指摘されるのであるが、今回は治療中ということで指摘 されなかった。体重が去年の計測よりも5kg以上軽くなっているのだが、B判定ということで「もっと痩せろ」と言われる。言われんでもわかっとーわい。あ と9kgだよ。
帰りの電車で、空席があった。そこに遠くからやって来て、酔っぱらったじじいが座った。顔色を見ると、相当肝臓を悪くしているようだ…という ことを見るのは、内臓を患った経験があるからか。とにかくそのじじい、ほとんど予定調和的に何やらわけのわからないことを喋っている。
一緒に乗った役員Aと「これは電車男出現のチャンスか!」と話していたのだが、肝心の電車男候補がいない。ふと見ると酔っぱらいじじいの横に ちょっと頭髪の不自由な青年がいた。荷物や雰囲気からすると、どうもヲタっぽい。「じゃ、電車男はとりあえずこいつということで」とまとまる。
と こ ろ が !
肝心のエルメスがいない。若い女性が乗っていないわけではないのだが、近くにエルメスをプレゼントしそうな品の良い若い女性がいないのだ。思いっ きし感謝したところで、せいぜい100円ショップのカップくらいで済ませそうな「ねーちゃん」はいるのだが、エルメスはいない。これでは電車男が成立しな い。せっかくおあつらえ向きの酔っぱらいいじじいがいると言うのに。
「肝心のエルメスいねーじゃん」とか話しているうちに、酔っぱらいじじいが暴れることもなく、電車は特に混乱もなく御徒町に着いてしまった。我々が地団駄踏んだのは言うまでもない。
「じじい。これからも長生して若者にチャンスを与えてやってくれ」
ヲタファッション
私はヲタが嫌いだ。私はヲタが嫌いだ。
ヲタのファッションも嫌いである。しかし、ある日気がついたのだが、自宅のある渋谷と会社のある秋葉。ファッション的には両極端のような場所であるが、実のところ同じ年代の若者の着ているものは、そう大差あるわけでもない。ところが、秋葉で見る若者の多くはヲタファッションであり、渋谷で見る若者の多くはかこいーおにーちゃんなのである。ムサい格好でも、渋谷のムサさはかこいームサさだ。
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第7回インターネット時代のCOBOL活用セミナー
いろんなお付き合いということもあって聞きに行く。
今回はテーマがEAらしい。あんまりCOBOLな話がなくて、ちょっとつまらん。こっちはCOBOLの話を聞きに来たんだがな。ネタがだんだんCOBOLから離れているので、次回あたりは行かなくてもいいかもだ。
会社のある末広町付近から、会場のある大手町というのは、なかなか微妙だ。たいていの地下鉄線が通る大手町を銀座線は経由していない。乗り換えも 面倒なので、タクシーで行った。距離は知れているので1メータ(660円)で着く。それに味をしめて帰りもタクシーにしたら、980円も取られてしまっ た。全く同じルートを通ったのにな。
COBOLということで、若干観客の平均年齢が高め。つーか、簡単に言えばオヤジが多い。オヤジの加齢臭と口臭に閉口する。そういったことに気をつかおうという気はないのだろうか。
日経システム構築
最新号が来たので読む。
レポートの類は、日経コンピュータよりもかなりポジティブである。事例は成功事例が主だし、問題克服系の記事も多い。
中の記事で、ベンダがビビったのでLinux+JavaをやめてWindows+.NETにした話が出ていた。このベンダを「いくじなし」と罵る のは簡単であるが、遊びでやっているわけではないのだから、確実にやれる戦略を取ったというのは正しい判断だと思う。流行りものに流されないで、自分たち の得意な土俵に持ち込むというのは、「顧客あってのシステム開発」という点でも好感が持てる。システムの中身が泥臭いものであろうと、最先端の技術を使っ ていようと、それはエンドユーザには関係のないことなのだから。
問題は将来性なのかも知れないけれど、この不透明な時代に「将来って何だ?」と言い出すと何も言えなくなってしまう。無論、やっつけ仕事でやられても困るのであるが。
この手の最適化に成功した例を見ると、なぜか「ザマーミロ」な気分になる。この「ザマーミロ」の対象は、金ばかり高い、新技術ばかり持って来るメーカ系ベンダに向けられているわけだが。
公開の場でBSDライセンスを批判すると、
厨房が湧いて来るんだな。とmatz日記を見て思う。
使う局面によってBSDライセンスの方が優れていることを否定する気はないし、局面によってはGPLの方が楽だということも確か。どっちを選ぶか は、局面によるだろう。その「局面」についての背景説明等を抜きに「BSDマンセー」をやられると(「GPLマンセーをやられると」でも同じ)、げっそり してしまう。そしてそんな議論は厨房が大好き。
というようなことを見るにつけ、オープンであるということへの限界を感じる。基本的にオープンであることは悪いことではないどころか良いことだと思うのだが、「オープンである」ということは、
- 一般に参加資格を問わない
- 参加者の責任を問わない
- 参加者の背景が見えにくい
ということもセットであり、目標がはっきりしていない限り、なかなか方向性が一致しないで発散してしまうか、議論好きな厨房のスクツになってしまう。
MIXIの日記やコミュニティのありがたい点は、「MIXI参加者である」というハードルさえ超えれば(この部分がオープンではない)、これら 「オープンである」ということの弊害の部分がかなり減るということ。この辺にSNSのもっと広い活用が考えられるのではないかという気がする。たとえば 「オープンソース開発者SNS」といったような。
# 本当はもっと別のことも考えてるんだけどね
オープンソースにおける設計者や企画者の地位
私には書きたいプログラムがいっぱいある。「書きたい」ということも確かではあるが、その動機の根源は「使いたい」であり、存在してないから書くしかないので、書きたいということになるものが少なくない。ところが自己の能力には限りがあり、また書きたくても書く時間がなかったり、優先度の高い仕事があったりして、書けないでいる。
とは言え、「使いたい」であっても具体的なイメージがあるわけなので、外部的仕様はかなり決まっているし、それを「書きたい」と考えているわけなので、技術的課題はかなり解決をして、「書けば書ける」というレベルまで見通しは立っている。単に「書く手間がないから書けない」という状態なのだ。
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夢の島熱帯植物館
ということで、本命へ。
中は普通に植物園。似たようなものは、沖繩でも行ったし、熱川バナナワニ園でも見られる。ちょっと違うのは、ここには「東京都小笠原」の展示があることか。小笠原に行きたいなと、ちょっと思う。
食虫植物は順路的には最後の方に。凄く珍しいという程のものはなく、まぁこんなものかと納得。まぁあまりレアなものがあったところで、素人にはそんなに凄くは感じないし。
今日は即売もやっていて、ウツボカズラのちっちゃいの(捕虫袋が小指の先くらい)とかは、買ってもいいかと思ったのだが、今のマンションでの栽培 は辛いので、引越してからにしようと思う。いつも思うのだが、ハエトリソウは今の時期に定植してはいけないんだけど、なぜか今の時期に売っている。
面白いと言ってはいけないが、ここでは「触らないこと」と書いてある注意書きは、ちゃんと守られている。おガキ様の来る場所にしては、しっかりしている。なかなか感心だ。
スコール体験とかいうのにも行ったのだが、雨の降りはイマイチだった。まぁその時のみなみえの格好は、「どこかの田植のおばさん」みたいで、なかなか見物だったのではあるが。
海が近いせいか、夢の島はかなり涼しい。風があって気持ち良い。東京で自然を求めることは、樹に寄りて魚を求めるようなものであるが、ここの涼風とかには、自然を感じる。
昨日の目黒寄生虫館であれ程見たカップル類は、ここではほとんど見ることがなく、カップルも「夫婦で園芸やってます」的なものくらいか。ほとんど が家族連れ。こっちこそデートコースだと思ったのだけど、よく考えてみれば寄生虫で蘊蓄垂れる奴はあまりいないが、植物となるとうるさい奴はいそうなん で、円満にやろうと思ったら寄生虫の方が無難なんだろうなと勝手に納得。
第五福竜丸
食虫植物展をやっているということで、夢の島熱帯植物館へ。新木場駅を乗り換え以外の理由で降りるのは初めてだ。植物館に行く途中に、第五福竜丸の展示があることを発見し、行ってみることに。
最初に気がついたのは、館の中を漂う漁船独特の臭いだ(私は海の近くで生れ育ったのでおなじみになのだ)。50年の時を経ていても、漁船は漁船 だ。やっぱり漁船の臭いがする。だから、この船がかつて沖に出て魚を採っていた船であるということは、この臭いが語ってくれる。水爆の放射能がどうだこう だということは、50年の時間と、いろんな人の手によって消えてしまっているのだが、かつて漁船であったということだけは確かだ。
展示されている諸々については、まぁ普通の反核っぽい、歴史的遺産っぽいもので、特別に驚くほどのものがあったとは思わない。生々しさで言えば、広島の平和記念館の方がずっとある。当時の無線機にちょっと興味を感じたくらいか。ただ、そういった身近なリアリティはある。
水爆がどーのこーのと言う話は、私がここで書き連らねる意味もないので割愛。
りんかい線
夢の島植物館に行くために、新木場を目指す。
みなみえは早々に飯を食って、しかも大井町泊りだったので、かなり先行している。こっちは渋谷から「これから飯」状態。あまり待たせるのも気の毒なので、どうやったら早く行けるかと思案。
りんかい線に乗れば良いことはわかっていたので、「大崎乗り換えだな」と思って渋谷駅に。ふと思い立って埼京線の案内板を見ると、新木場行きの電 車の情報が。そう言えば相互乗り入れしてたなと思い、埼京線ホームに。いつも思うのだが、渋谷駅の埼京線ホームって、恵比寿にあるんじゃなかろうか? ついでに、新宿駅の埼京線ホームは代々木駅のホームのような気がしている。ということを思いつつ、埼京線ホームへ。
「快速」と書いてあるので、早く着くのだろうと思っていたら、なんと全部の駅を止まる。「どこが快速なんじゃ?」と思っていたのだが、帰りに判明。JR区間が快速運転なのだ。
乗っていると、りんかい線は結局のところ、「お台場とビッグサイトに行く電車」に過ぎないことがわかる。なぜなら、それ以外の駅での降車がほとんどないのだ。そして、お台場の駅でどーっと人が降りて、中はガラガラに。