GREEバカス…

「うさぎSNS」の話をGREEにも書いた。

内容はこことは違って「はじめました」くらいのことしか書いてない。

で、今日見たら運営にそのエントリが削除されてやんの。

mixiも妙なところに運営が介入して来て、いろいろアレな思いをするところが少なくないけど、GREEはもっと激しいようだ。こりゃ伸びんのもわかるような気がする。

この手のネットサービスってのは、規約や運営の介入は少なければ少ないほど、敷居が低くなる。だから2ちゃんねるは隆勢を誇る。ところが、あまり規約や運営の介入をなくすと、いわゆる「荒れる」状態になる。だから、この辺のサジ加減が大事。一般利用者には縛られた感を極力なくしつつ、効果的に「不良分子」を排除するというのが理想だ。

もちろん「不良分子」の中にも見るべきところは少なくないので、「目に見える好ましくないもの = 不良分子」という考え方はやめた方がいい。うまく利用するか、すぐには利用できなければ適度な「お目こぼし」をしておく。たとえばmixiに増えて来た「人工無能の会員」なんかは、その例だと思う。もちろんこれもやり過ぎると「ダブルスタンダード」の謗りを免れないわけだけど。

そういった意味では、mixiの運営は馬鹿だアフォだと言われながらも、まぁなんとか及第点のマネージメントではないかと思う。それを思うと、GREEのそれは幼稚としか言いようがない。

まぁ金持ち喧嘩せずだというだけなのかも知れないが。

ある人の日記のコメントが香ばしかった件

マイミクの某さんが解雇になったらしいことが日記に出ている。

詳しい事情は知らないが、どうも会社の経営事情が好ましくない状況にあっての人員整理のようだ。そういった理由での解雇というのは、する側もあまり気持ちがいいものじゃないが、される側としたら不条理以外の何物でもなかろう。他人事ながら双方に同情を禁じえない。
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社内SNSやらblogやら

最近、「社内SNS」とか「社内blog」とかという話をよく目にする。

こんな感じだ。

社内情報共有に「ブログ+RSS」が浮上

私の「SNS観」はどうもmixi等に毒させているせいか、「SNSとはお友達作りツール」であり、本質は「人と人のつながり」だと思っているので、この手の記事を読むとどうも違和感がある。「社内で人脈やらお友達やら作るシステム」と見えるからだ。なんつーか、「派閥作り」みたいに見えるわけだ。
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「ハッカーと仕事」

まつもとゆきひろのハッカーズライフ:第3回 ハッカーと仕事

辞めた会社のことをゴチャゴチャ書くのは美しいことではないのだけど。これはまぁ奉職中も同じことを思っていたのだが、内部にいると言えないもんで。この事が、私が辞める気になった「藁の一本」でもある。まぁあくまでも「藁の一本」に過ぎないことで、それがなかったからどうかと言えるものでもないけどね。
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ネットは悪評を集めるためのツール

ネットの上の情報はそのまま信じるわけには行かない。だから、情報の整理をする能力が必要である。なんてことは「大人の常識」なのであるけど、自分の知らないことだと信じるべきかどうかはよくわからない。わからないから調べてるわけだし。
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「田舎者」の危険

「田舎者」と言っても、別に地方出身者という意味そのものではない。

私が「田舎者」と断じるものは、全て「不特定多数への想像力の欠如している者」である。なんせ田舎には人が少ないから、「不特定多数」というものがそもそも存在しなかったりする。だから想像する必要性がない。お互いに知っている者同志で物事が完結するから、「不特定多数」がどんなに恐しいものかということが想像がつかない。だから、そんなものに対しての配慮が出来ない。これを以って、「田舎者」と呼ぶ。
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「常紋トンネル」

常紋トンネル

内容は「タコ」労働者についてのフィールドワーク的記録。「タコ」とは、8本足の軟体動物でもなければ、「タコは育てよ」のそれでもない。「タコ部屋」のタコだ。強制連行にあった朝鮮人の話とかもあり、それを読めば「慰安婦」の話やら強制連行の話の「後づけの解説」はあまりに空々しく見える。まるっきり「人権」なんてのは無視され、「見せしめ」のために殺される「タコ」の話とか、これがたった60年ほど前のことだとか考えると、なんとも言えない。

とは言え、いわゆる「告発」的なニュアンスはほとんどなく、事実をつなぎ合わせているだけのように見える。それだけにリアリティがある。

ぱっと読むといにしえの過酷な奴隷労働の話なのだが、ちょっと見方を変えると、現代に通じる諸々がある。いろいろなものを現代のものにマッピングして読むと、なかなか趣深いものがある。

タコ部屋制度は、人間の精神を破壊して奴隷根性を持たせ、タコ部屋以外では仕えない人間につくりかえる精神的罪悪をおかしていたのである。

というくだりなぞ、どう言って良いやら。

結局のところ人間はそれ程進歩するものじゃないのだな。

兄弟でケーキを分割する方法

何人かの兄弟でケーキを分けさせる最も有効な方法は、じゃんけんで切る役を決めさせ、切った人は最後に選ばせることだ。

最初は自分が食えると思って大きく切っても、それは他の者が取ってしまう。自分が選ぶことが出来るケーキを最大化するためには、きっちり1/nの大きさにしなければならない。これを親(第三者)が切ったケーキを選ばせることにすれば、必ずや喧嘩になる。

という話を思い出させるネタだった。

ジェットコースターの失敗学

この手の事故を激減させるための、きわめて効果的な安全管理上の方策は知っている。じつに簡単なことなのである。不二家の工場で働いていたパートのおばさんたちの証言がヒントだ。自分たちが作ったお菓子を「自分たちは絶対買わない」と言ってたよね、あのおばさんたちは。

そう、保守担当作業者やその責任者を、自分が保守しているジェットコースターに毎日乗せることである。

新卒の就職

マイミクの姪御さんがそれなりに良い学歴でありながら、とてもブラックな会社にとてもブラックな身分で雇用されているとのこと。ブラックと言えど上場企業ではあるのだけど。

私に言わせりゃ「同情の余地なしの自業自得」である。そんなブラック企業に就職しようとしないで、上場してない中小企業でも優良企業はいくらでもある。もちろん中小にもブラックは少なくないわけで(むしろ多いくらい)、中小を選んだところでブラック企業に捕まらないという保証はないが、選択肢を拡げれば優良企業に当たる可能性も拡がるはずである。そういった選択をしないで「上場ブラック企業」に就職なんてのは、同情の余地はない。
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