「著作権使用料」は生活保護の一種か?

著作権法改正巡る2つの対立・「思いやり」欠如が招く相互不信

より。

この記事の中の、

デジタルとネットの普及でクリエーターは所得機会の損失という深刻な被害を受けている。MIAUは「一億総クリエーター」という政府の標語を引いているが、プロとアマチュアのコンテンツは分けて考えるべきである。放送局やレコード会社などを含むプロのクリエーターは、作品から収入を得ているのであり、その収入が激減するのを放置したらどうなるだろうか。ネット上でのプロのコンテンツの流通が増えるどころか、プロの道を志す人が減り、日本の文化の水準が下がる危険性もあるのではないか。

というのが、どうも納得が出来ない。
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アクセス解析を見てみる

って、別に初めて見たわけでもないのだけど。

私の気持ちには、「とにかくアクセスを増やそう」というモチベーションは全くない。だから、単純に数字の増減に一喜一憂することもない。それについては、既に書いたとおりだ。また、そうならないように、アクセス数が増えることによる直接のメリットはないようにしてある。具体的にはアフェリエイトは貼らないようにしている。1つだけ貼ってあるのだけど、それは文脈に画像が欲しかっただけで、さらにその日記では、「これはダメ」という意味のことを書いているから、きっと役に立ってないと思う。
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「広告」について業界人が黙っていること

私は10年ちょっと前まで、広告業界(民放テレビ)にいた。

仕事は広告そのものではなかったが、会社の売上のほとんどは広告収入であったから、結構広告には敏感になっていた。だって、どれだけ広告が入るかで自分のボーナスが変動するんだから、敏感にならざるをえない。また、異動も結構無茶なものが多かったから、「生越君来月から広告営業ね」と言われる可能性もあった。実際、私が辞めた後しばらくして、エンジニアの後輩が広告営業にさせられていたし。
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文系知識人にblogは無理では?

Geekなページ
ブログを始めるにあたり有名人よりも素人の方が有利な点

と、

小倉センセのblog
他人の足を引っ張ることばかり熱心な国民を対象としたWeb2.0なんてそんなもの

より。

小倉センセの苛だちは非常によくわかる。また、かなりの部分同意出来る。ネットの過度なフラット化は、いろいろな部分で弊害を起こしている。
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ORCAのアーキテクチャ(序)

動機

オタク医者どもが相変らずぐちゃぐちゃ言うのに辟易したのと、勝手なことを言ってまわる某社社長(ここではない)にいい加減「黙れ」と言いたい。かと言って、単にぶーぶー言ってもしょうがないから、忘れてしまう前にちゃんとした文書にまとめておこうと思う。

100の反論よりも1つの事実

が大事だからだ。
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ネット上の主張は主観的に書き続けられるべき

mixiである人がある雑誌の批評のblogをやめるという話をしていた。

理由は、「その雑誌の編集を批評しているつもりが、結果的に筆者の批判に見えてしまい、筆者を傷つけてしまうから」だそうだ。確かに批評批判の類は、油断するとそうなってしまうし、そうなる意図がなくてもそう見えてしまうこともある。

たいていそうならないように、「客観的」に書く努力をするし、批判がある時はなるべく対象となる意見(記事)に対して行われるようにし、人格攻撃を避ける。それが批評の作法だ。
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削除依頼を無視する理由

今でこそ少なくなったが、私の主斎するネットワーク利用技術研究会のサイトは「管理」が甘いこともあって、アングラなサイトがあることが多く、削除依頼のメールがよく来ていた。私は原則的に削除依頼の類は無視することにしていた。そういったこともあるので、

違法情報の削除依頼を無視するプロバイダーの言い分とは

の言い分はよくわかる。
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この発想はなかったわ…

ブログ炎上情報を共有するサイト「炎ジョイ」開始

「炎上しているブログやサイトの情報をみんなで共有し、ボヤを大火事にしてしまうサイトです。また、シャイな人のために炎上サイトの上のレイヤーに攻撃・防御に分かれ罵声を書き込み鬱憤を晴らせます」

凄い。この発想が凄過ぎる… そしてある意味素晴しい。
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