要旨不明…

カブドットコム證券のシステム説明

http://kabu.com/feature/system/

なのだけど、この中に、

旧態依然としたホスト中心のクローズドなアーキテクチャでは、急拡大し常に変化が要求されるネット証券のシステム基盤としてハンディキャップとなり、 システム投資費用も膨らみます。

とか書いてある。

「ホスト中心のクローズドなアーキテクチャ」が問題なら、「Windows中心のクローズドなアーキテクチャ」も問題じゃないの?

真に「オープン」を求めるならオープンソースにするしかないのではないの?

システムの柔軟性を云々したければ、自分(と開発部隊)がソースを持っていれば済むから、たいていの業務システムは問題なくって、問題があるとすれば、「それが扱えるかどうか」だけだと思う。

システム投資費用云々については、レガシーだろうがオープンだろうが、「投資」は大差なかろう。システム開発にかかる人数と期間だけの問題。今時、いわゆるオープンシステムとレガシーシステムで、使えるツール類が極端に違うわけじゃないのだし。

自分ところのシステムの内容を公開して信頼を得るようにしようという意図は理解するけど、メーカのセールストークにありがちな「わけのわからんテクニカルターム並べて素人を感心させる」の域を出ていない。素人は騙せるかも知れないが、玄人はいろいろツッコミたくなるだろうし、ヲタクはヲタクでいろいろ言うだろう。

もうちょっと内容を考えた方がいいと思うが。

魚焼き器

世の中のたいていのガスレンジには、「魚焼き器」なるものがついている。うちのにもついている。とは言え、一人暮しに魚というのはあまり都合の良い食材ではない(保存とゴミを考えると頭痛い)ので、家ではまず魚は食わない。そんなわけで、「よけいなメカ」である。

ところがふと思い立って、ここをオーブンの代用として使ってみることにした。もちろん温度調整なんぞはないので、グリルとして使うということになる。
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XMDF形式

まぐまぐのダウンロード書籍が好きで、時々買っている。たまに重複して買ったりするが。

たいていはpdfなのであるが、最近になってXMDFという形式も入った。これはZaurusの「文庫ビュアー」の形式であるが、画面のサイズ変更に耐える優れた形式らしい。

ところがいけないのは、この形式はオープンになっていない。そのため、シャープが出しているプログラム(もちろんバイナリ)でしか読めない。
Zaurusならそれで良いのだが、席で読もうと思うとWindowsが必要となる。困ったものである。何もオープンソースで出せとは言わないから、

  • Linux用バイナリを出す
  • ファイル形式を公開する
  • 他のオープンな形式への変換サービスをする

といったことをやってくれないものか…

ビーフシチューリベンジ

またビーフシチューを作ってみた。今回は市販のデミソースを使わないで、full scratchだ。

元々はビーフシチューなんて作るつもりはなくて、最初はステーキ焼いた後に作ったグレービーソースだった。ステーキの手順は前にも書いたように、肉に塩胡椒をして焼くだけ。今回は玉葱とニンニクスライスと一緒に漬け込んだ。ステーキは適当に焼き、そのフライパンを洗わずに、味つけの時に作った玉葱(+諸々)を入れ、赤ワインと共に炒める。それを塩とか胡椒とか醤油とかで味を整えてやる。特に醤油は「牛なもの」全般何でも合うので、「ステーキに醤油なんて」と言わないで入れてみるといい。このソースをステーキにかけると、うまい。まぁこれは当然。
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ポーラーエクスプレス

ある日突然鰻が食いたくなったので、鰻を食いに。と共に映画も見ることに。

いくつか見たい映画もあったのだが、連れの希望で「ポーラーエクスプレス」を見る。内容はまぁ「お子様向けファンタジー」である。全編CGで、実写は0だと思う。少なくとも目立つ部分に実写はない。
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OSSのロードマップ

吉岡さんのCNETでゲストで書いてるblog(http://blog.japan.cnet.com/umeda/archives/001904.html)を見て思ったこと。

吉岡さんは、「舌禍事件」はたまに起こしつつも、それなりに業界ではマトモなことを言う人だと思っているし、誠実な人だと思うのだけど、どうももの足りない。と言うか、件のblogを読んで思ったのは「私が随分昔に言ってたことを言い直してるだけだなぁ」ということ。多分、私が件の吉岡さんの文章を読んで思ったような感想を持たなければ、きっと今でも似たようなことを書いただろう。
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朝起き

夜書いてて朝起きもないもんだが…

土曜日に徹夜して、日曜日はちゃんと普通の人の寝る時間に寝た。お陰で月曜はちゃんと朝起きれた。その勢いをかって、今朝もちゃんと起きた。いろいろ考えて、これは続けようと考えている。
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最期の時

ネガティブ話として書くわけではないが…

現在、私は一人暮しで同居人はいない。このような人は少なくない。また、昨今の結婚率の低下を見るなら、独居青年は独居中年に進化し、独居中年は独居老人に進化して行くというのは、ある種の必然であろう。職場や学校では一人になることは少なくても、家に帰れば一人という人はかなりいる。
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デキる奴の笑顔の法則

うちの会社でもデキる奴とそうでない奴がいる。年によって多少はあるが、毎年のように新人を採っている。もちろん中途も採る。中途は経験者しか来ないが、新卒はいろんな学部学科からで、特別に情報工学が専門とかに限らない。一応大卒以上ということにしているが、採る時はいろいろだったりする。
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思い描けば、現実にできる。だから、開発者をやめられない。

Visual Studioの宣伝のキャッチ。

いい言葉じゃん。

「大人」になると、「開発ってなぁプロダクト作るだけじゃないんだよ」みたいな言葉を吐く奴も出て来るけど、ものを右から左に動かして儲けるってのは、なんだかんだ言ってもバブルの元でしかない。動かなくなった時に終わりが来る。

「大人」がわかってやってりゃそれも悪くないだろう。しかし、その間に技術力は確実に落ちる。会社なら技術者が流出して行く。身につく技術は経済的政治的技術だけだ。

経済にとっては経済的政治的技術も必要であるが、それらは結局のところ「動かすべき物」が存在することを前提としている。「動かすべき物」がどれだけ作れるかが、「開発者」の価値だろう。

だから、経営者になった今であっても、本来の意味での「開発者」はやめられないのだ。