情報発信基地

「○○おこし」ということをやる時によく言われる言葉。

もはや秋葉原の「ザ・コン」では新たな伝説を生み出せない

この記事の中にも出て来るのだが、ここでは、

横浜や千葉の店舗でも、あのアキバで売れているおでん缶だと紹介すると売れる。このような、秋葉原が情報発信基地となり得るような商品を見つけることができれば、秋葉原で新しい店舗をスタートする意味がある。

というような文脈。マーケッティングにおいての「情報発信基地」という言葉の意味がよくわかる。「あたりまえだ」と言えば確かにそうだが。

さらっとした普通に使われた文脈ではあるが、こんなに言葉の本質を突いて教えられたのは初めてだ。

引き際を知る力を身につける

第19回 引き際を知る力

興味深い一言。

自分が打ちこんでいる仕事において、引き際を知ることはきわめて難しいことです。感情に頼っていたのでは、絶対に的確な判断はできません。

引くタイミングを見失わないためには、最初の目標と、今いる場所、この2つを常に比較しておくことです。2つの間にどのくらいのズレが生じているかを把握しておきましょう。

言われりゃもっともだが、案外気がつかないこと。実行も難しいしなぁ。

ろうそくは消える直前が一番燃え上がる

だんだんに火を大きくして、その結果に大きく燃えるのであれば、それは成功だ。

消えてしまう直前に大きく燃える炎も、うまく他のものに火を移して大きく燃やせば、それは大成功だ。

一番タチの悪いのは、大きく燃えていることに油断して、あるいはそれを消すかも知れないリスクを恐れて、「次」のための手を打たないこと。

大きく燃えた時が、実は一番注意が必要なのだ。

ビッグイシューを買ってみた

前々から気になっていたのだが、ちょっと前に「ビッグイシュー」を買ってみた。

何しろこの辺では「販売員」には困らない。御徒町の駅周辺でもどれだけいるか。しかし、今時「R25」みたいな本がタダであるんだから、何も好き好んでホームレスから200円(買った号は300円)で買うこともねーだろーとも思ってた。

それに「ホームレス支援」なんつーのも、胡散臭い。その辺の胡散臭さは「真性引き籠り」のblogにまとめられているのだが、私もだいたい同じようなことを感じている。
続きを読む

「匿名ブログ」論議で抜け落ちていること

小倉先生やら池田信夫やらotsuneさんやらあたりの議論を見て思ったこと。

この議論はなぜか以下のことについてすっぽり抜け落ちているような気がする。

  • ネットワークリテラシはしょせんリテラシに過ぎないこと
  • 議論には匿名で十分なことと、そうでないことがあること
  • 議論すべきは「夢」じゃなくて「現実」ではないかということ

いわゆる「先進的ぶろがー」達は、スルー力やら何やらを鍛えれば、コメントスクラムは気にならない。だから匿名でコメントするのは「保身」のためとして有効だと解く。それに対して、小倉先生やら池田信夫やらは、一貫して「匿名コメントの類は卑怯」という立場を取る。
続きを読む

消極的支持

私は例の「光市母子殺人事件」の弁護団については、「消極的支持」だ。つまり、「彼等のために」みたいな行動を起こす気はないが、あれを叩くための運動に与しないということ。

もちろん、件の被告人について支持する気は全くないし、弁護団もかなり香ばしいなと思っている。被害者のためには、とっとと死刑で結審すりゃいいなと思っている。

とは言え、その被告弁護団を叩く運動を支持するかと言えばそうじゃない。
続きを読む

「24時間テレビ」

24時間テレビをやってたらしい。

テレビ見ないし、いわゆる福祉な世界から離れて久しいんで、「らしい」としか言えないところがアレだけど。

で、この時期になると、24時間テレビにどーだこーだと「にわか評論家」達があれこれ言う。まぁそれは今に始まったことじゃなくて、始まった時からそうだった。
続きを読む