RSSを全文にしてみた

どっかのblogにRSSに全文入れないのはもったいないとか書かれていたので、影響されてみた。

全文入っていると、一々読みに行かなくて済むから楽だとゆー反面、読みたくない記事まで全文読まされそうになるということで、個人的にはあまり好きではない。自分の好まないことは他人にすべきじゃないと思っているから、全文配信しないようにしていた。こーゆー「今夜のおかずから今夜のおかずまで」書いてあるような雑文を全部読まされるなんてねぇ… 私だったら勘弁だなw

とは言え、全文来ると嬉しい人が多いような話が書かれていたので、好む人が多い設定にすりゃいいかなぁということで変更。本当は選択可能にしてありゃいいんだろうけど、なんか面倒臭そうなので放置。つーか、

現在自前エンジン開発中

だから、あんまり手をかけるのもね。

PS.

とか書いて設定したんだけど、どうも全文feedになってないようだ。↑のように追及する気も起きないので、とりあえずそのまま。

良かった、無理やり読まされる読者はいないんだ!

自分の見聞の狭さを自慢する馬鹿

長々と書くべきネタじゃないので「もっと読む」はない方針で。

よく否定的な文脈で、「〜な話は聞いたことがない」というのがある。まぁ統計的に十分無視して良い頻度で起きることは「ない」と言っても間違いではない(むしろ「ある」と言うとミスリードを誘う)から、「〜な話」を聞いたことがなければ、「〜な話は聞いたことがない」と断じても、間違いじゃない気がしてしまう。

でも、生起頻度が十分低いことを「ない」と同じに扱って良いのは、それは統計的に十分な調査がされた時だけ。特にそれが人為的な事象についてのことであれば、「ないところにはほとんどないけど、あるところにはいくらでもある」というのはザラだ。つまり下手すると「聞いたことがないのはあんただけだよ」なことが起こりうる。

だから、否定的な文脈で「〜な話は聞いたことがない」というのを使ってしまうと、下手すると自分の見聞の狭さを自慢してることになってしまう。「あの人が知らないんだからないんだろう」と思ってもらうような「権威」を持たない人、持っていても認識されていないであろう場では使わない方が無難だと思う。

まぁ「〜な話は聞いたことがない」というのを(余談の類でなく)正面から使って何かを否定する人がマトモな評論をしたという話は聞いたことがないけどw

ネット上で完全な顕名も匿名もそれ程求められてない

前のエントリのコメントでチマチマ書くのもナニなので。

実は私はネット上では、完全な匿名や完全な顕名というのは、それ程必要ないんじゃないかと思っている。「トレーサビリティ」で十分じゃないかというのもあるのだが、実用的にそれ程要求することもないんじゃないかと。
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ネット上の個人情報って隠してどれだけ意味があるのだろう

小飼さんのblogのコメントより。

個人ブログを破滅から防ぐ12のtips

このコメントの中に、

必要以上の個人情報を書かないという
基本中の基本が書かれていない。

なんてのがあるのだが、私はネット上の個人情報について、ほとんど隠す努力をしていない。

その気になれば家にも来れるし、電話もかけられるし、もちろん本名も生年月日もわかる。まるっきり隠してないかと言えばそうでもないけれど、たいていの人が知りたいであろう情報は晒している。

とは言え、世の中の「ネットから身を守る方法」の類には、個人情報を制御しなければならないということが書かれている。しかし、それは本当に有効だろうか?
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「迷信」に惑わされないで済む程度で

牧野さんにまたつっこまれているので、あらためてエントリを起こして。

牧野の公開用日誌 2008/2/12

私が思っていたのは、まさしく

結局、査読付き雑誌とかそういうものを、専門家でない人が望む、というのは、「これなら信用できる」という判断を人まかせにする、という思考の節約を望んでいるだけではないかと思う。

というあたり。
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「顕名の卑怯者」について

よく匿名を批判する意見として、いわゆる「犯罪」関係のことは別にすると、「匿名で言うだけ言って消えるのは卑怯だ」という話がある。これは確かにもっともなことだ。

昨日のエントリのこともあって、じゃあそれがなんで「卑怯」なのかということをツラツラと考えてみたんだけど、それは

反撃されることを避けようとする

から「卑怯」なんじゃないかと考えてみた。となると、これは実は「匿名」に限った話じゃないんじゃないかと思ったわけだ。
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