包丁で指切った…

実に30年以上ぶりだと思う。

やはり包丁はよく砥いでおかないと危ないということだね。横着しちゃいけない。

今回やらかしたのは、タマネギのくし切り。切れ味が悪いから、刃が入らないで滑ったとゆーこと。まぁありがちっちゃーありがち。

まだ画像認識

最大の課題は数字や記号を正しく読み取れること。

カメラで撮ったものを認識させる関係上、多少の傾きでも平気なアルゴリズムを使う必要がある。なので、認識ベクトルに「認識対象の外周の法線の方向のフーリエ係数」を使うアプローチを使う。これなら、傾いていても同じ方向のベクトルになる。

ところが問題があって、この方法だと「6」と「9」がうまく認識できない。また「2」と「5」も誤認識しやすい。「|」と「ー」もダメ。向きが重要なものって少なくないのだ。

まぁいろいろな工夫を使えば出来る見通しはたっているのだけど、あんまりアドホックなものを並べるのもなぁ。

と言えば、「クサ」の報告によれば、某所でのQRコードの認識のデモはコケたらしい。資料とか見るといろいろ言い訳があったようだが、資料見る限り、「そりゃーダメでしょ」だな。いや、頑張ってるとは思うけどさ。どこが根本的な問題かってのは、きっとやってる奴等わかってないんだろな。

画像処理は大昔にもやってたし、今回は認識までやったのだけど、それでわかったことは「ロバストにやらせるには、プログラムの見通しが大事」ってことだな。最近は良質のライブラリが多いんだけど、まだまだブラックボックスだと思って使えるものじゃない。アルゴリズムとコードを理解しつつ、一歩一歩作って行くのがロバストへの近道のようだ。もちろん速度の点ではライブラリの方が一日の長があるのだけど、そこに至るまでは理解しつつやらないといけないようだ。

形容

あるblogから。

女性を「子供を生む機械」と言って「機械扱いするな」と怒られた大臣がいた。

でも、人間を「考える葦」だと言って「葦と一緒にするな」と怒られたという話は聞かない。

新卒の就職

マイミクの姪御さんがそれなりに良い学歴でありながら、とてもブラックな会社にとてもブラックな身分で雇用されているとのこと。ブラックと言えど上場企業ではあるのだけど。

私に言わせりゃ「同情の余地なしの自業自得」である。そんなブラック企業に就職しようとしないで、上場してない中小企業でも優良企業はいくらでもある。もちろん中小にもブラックは少なくないわけで(むしろ多いくらい)、中小を選んだところでブラック企業に捕まらないという保証はないが、選択肢を拡げれば優良企業に当たる可能性も拡がるはずである。そういった選択をしないで「上場ブラック企業」に就職なんてのは、同情の余地はない。
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USBカメラを試す

UVCで画像認識するプログラムができたので、いろいろカメラを試してみた。

カメラ評価そのものが仕事ではないので、細かいことは書かないが、そこまでしなくてもはっきり「使える」「使えない」ということがあるので、確認した範囲で。

買って来たのは、

maxell pm10, Microsoft LifeCam NX-6000, NET cowboy DC-NCP130, BUFFALO BWC-130MS03A/SV, Logicool QVX-13NS, Net cowboy BBCAM 130 NightVision2

いずれも「true 130万画素」のもの
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手抜きの煮しめ

私の主食は野菜スープである。

前にも書いたように、家では飯を炊かない。刀削麺やウドンの日々だったこともあるが、やはり炭水化物はいけないだろうと思い、また野菜スープの生活に戻った。

この野菜スープは主食にするために味が薄めなので、アクセントに欠ける。野菜以外のものが入っていてもいなくても、そんなに味の強いものがあるわけじゃない。と言うか、塩気の薄いスープに入れて煮れば、何だってそうなる。
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上野公園方面

せっかく天気のいい休日なので、昼寝をしないで出掛ける。

国立博物館(科学博物館じゃない方)へ行く途中の噴水のあたりで、なんか「昭和の香りのする人達」がいた。

「昭和の香り」と言っても、「三丁目の夕日」くらいの古いのではなく、私が学生時代くらいの「つっぱり」な人達。リーゼントきめてる人やら、「竹の子」風味の人やら。一言で言えば、「横浜銀蝿」とかそんなのを想像すると良い。いわゆる「ロックンロール野郎」という感じ。

それがなんと、

高齢化

している。要するに、あの当時リアルタイムだった我々と同世代なのだ。つまり、おっさんおばさん。集まって踊っているところの近くで、ガキが「おかーちゃーん」とかやってるのだ。とてもシュールな一角だった。

この他にも、動物園の前のあたりの広場には、裸に腰布だけで全身白く塗った男がわけのわからんパフォーマンスをしていた。それを、耶蘇の糞婆(普通はシスターと呼ばれる)の一段が、ジロジロ見ている。耶蘇の糞婆は結構な一団だった。博物館ではダビンチ展をやっていたようなので(そこらじゅうに看板がある)、おそらくそれを見に行くのだろう。ほとんど裸の男をジロジロ見てる姿に、微妙な微笑ましさと感じる。

交番の近くにはマリオネットを見せている人がいた。

どうやら休日の上野公園はシュールなパフォーマンスが行われる場所らしい。暇な時は行くと楽しそうなのだが、上野駅前の混雑でたいていメゲるんだよなぁ。

結局一番好きなことは…

プログラミングだと納得した次第。

ここのところ、とある画像認識システム(大袈裟)を実験しつつ書いている。先日のUVCのプログラムは、その一部なわけだ。書いたことのない分野のプログラムなのだけど、数式に悩みつつスクラッチからプログラムを書くのは楽しい。1日1ステップ(って行じゃないよ)づつ出来て行くのは、「何かを作っている」という実感がある。

ここのところ日記はあまり書いてないのは、そんな事情。

駄文書くのは好きだし、ニュースやらblogやら見るのも好きだし、エロ画像も好きだし、雑談メールも好きだし、散歩や料理も好きなのだけど、ひたすらガリガリとプログラムを書くのが、どうやら一番好きらしい。

まぁこれは仕事なので、没頭していても「仕事してる」という「言い訳」ができるという点でもいい。いや、本当はもっといっぱいやるべきことはあるんだけどさ。

歯磨き筋

歯磨きをする手を、左にしてみた。

私は少なくとも今は右利きだし、歯磨きは右手でやっていた。ただ、ある時、口の右側と左側の歯の磨け方が違うのに気がつき、「片手で磨くからアンバランスになるんだ」と考えて、左手でも磨いてみることにした。

やってみると、なかなかうまく行かない。むしろ、左手で文字を書く方が違和感としては少ないかも知れない。

私は幼少の時は左利きだったらしく、とっさに右と左の区別がつかない。また、やったことのない新しいことをする時には、左手の方が習熟が早い。だから、多分本質は左利きなんだろうと思う。普段はキーボードなんて使ってるわけだから、使うことにおいて右とか左とかの違いはそうそうないような気がしていた。ところが、永年左手は使ってないものだから、「右の方が慣れているもの」はやはり左ではダメだ。

それ以外に、磨いていると左腕の筋肉が痛くなる。どうも歯磨きには普段使わない筋肉を使うらしい。しばらくやっていると、それでイライラして来る。歯磨きなんてそうそう長時間やるものじゃないから、その筋肉は私にとっては事実上「歯磨きの時にしか使わない」筋肉だということになる。私が「左手で歯を磨く」ということを思いつかなかったら、何のために存在していたんだろうね。

素朴な疑問「スクラッチ」

レコードの頭出しをする時に、板に針を載せた状態で強制的に手でターンテーブルを動かす行為を「スクラッチ」と呼ぶ。

そういったものを扱う人達にしてみれば、ごく日常の作業でしかない。昔は私もいっぱいやったもんだ。今ならデジタル素材の頭出しなんてどうとでもなると思うのだが、アナログ素材の時にはこうするしかない。テープの時も似たような方法で頭出しをする。

もちろん今時はそんなことをしなくても頭は出るし、そうやって苦労しなくても曲はつなげる。でもなぜか世間ではあれは、「かっこういいこと」とされている。

放送屋のセンスで言えば、あの「ぎこぎこ」って音を出してしまうのは、とってもダサい行為だ。あの音は「舞台裏」のことであって、皆様にお聞かせするものは、「ぴったり頭の出た音」であって、そのための「準備」をバラしてしまうような行為は、ダサいのだ。

正しくはピッタリと音頭に合わせるのではなく、回転が安定するまでの時間を考慮していくらか前に戻しておく。まぁピッタリ合わせてから、「だいたいこんなもの」だけ前に戻すだけなんだけど。だから「ぎこぎこ」という音も、回転が安定するまでの「うぉ〜ん」も外には聞こえない。それが「普通」だった。

なんであんなものが「かっこういいこと」になっているのだろう。しかも、わざわざCDでああいった頭出しをするようなメカがあったりする。私の目には「お化粧途中で出掛けた」ようにしか見えないんで、「かっこういいこと」とは程遠いように見えるんだけど。