年寄の横暴

私がいる所や行く先は公共交通機関の始発になっていることが多いので、公共交通機関を使う時にはたいてい座れる。座れなさそうな時には1便遅らせて乗る。それくらいの時間的余裕は作って乗るし、たいてい終点付近まで乗ることになって乗っている時間が長いので、座っていたのである。

ところが、そんな公共交通機関を使っていると、年寄が乗って来る。まぁそれは当然のこと。「長幼の序」という言葉は既に死語になりつつあるが、年寄をいたわるのは当然のことなので、「席を譲らなきゃ」という気になる。こういった時に見掛けが若い(真性おさーんや年寄から見りゃ私は20代に見えるよ)のは不利だ。
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「たかだか数1000億」で騒ぐな

ちまたでは、年金関係の役人やら、機構やらが数1000億の無駄使いをしているとかと騒いでいる。確かに数1000億は大金だし、一種の目的外使用なのだから許せるものではない。

とか言え、年金の問題で言えば数1000億は、「たった」なのだ。このあたりの問題で騒いでいるのは、問題を矮小化するためでしかない。
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マイナス評価しますよ?

http://www.asahi.com/national/update/0703/014.html
「フリーター経験、マイナス評価の企業が3割」だそうな。私に言わせると、「え? それだけ?」だな。私にしてみりゃして当然。しないところは、まぁ何か理由があるんだろうと思う。だいたい、
> 就職難でフリーター生活を余儀なくされ

なんて、甘っちょろい。そりゃ本当に就職口のない中高年なら「余儀なくされ」もしょうがないんだが(養うべき家族があれば収入も必要だから、選択肢があまりない)、若い奴が本当に就職がないかと言えばそんなことはない。
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心が病んでいる

http://www.zakzak.co.jp/top/2004_06/t2004062601.html
これによると、先日の5歳児投げ落としの娘は、心が病んでいたそうだ。

何にせよ病というのは不幸なことで、特に精神的な病というのは、一見マトモそうに見えているという点で、また内容によっては周囲に理解されにくいため、不幸の度はかなり大きい。怪我や身体障害(私は「障碍」という字は使わない。このことは「電脳騒乱節」にちょっと触れられている。そこに出て来る「Oさん」とは私)の類は見た目もそれっぽいので理解されやすい。先日私が入院した時は、髭も剃らず髪もとかさずだったのだが、これも「点滴がないと病人らしくない」ということから、病人らしさの演出だったのだ。「らしさ」というのは理解を受ける上で重要である。
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「売国奴」

「北朝鮮拉致家族」が政府に求めることと、「イラク人質家族」が政府に求めることとの意味の違いがわからん。

国家が「最大多数の最大幸福」を追及する組織であるなら、たかだか数人(数10人でも数100人でもいい)のために、国の諸々を左右するのはおか しい。「自分で何とかしろ」とまでは言わなくても、「首相だの国だのが出て来ることじゃないだろ」と言ってもおかしくはないように思う。片方は一方的な被 害者であり、片方はある程度自己責任があるとは言え、「最大多数の最大幸福」には関係ないだろう。「イラク人質家族」が「自衛隊撤退」と言うことと、「拉 致家族」が「首相訪朝」と言うことに大差はない。

逆に「国家は国民ののため」の組織であるなら、求められていることに応えるのは当然の義務である。高々この程度の国でしかないのだから、それくらいのことはしても良かろう。

どっちが正しいと言うことはない。どっちの方針でやるかだけの話である。どっちを取ろうが、「それはちょっと」と思う人はいるだろうから、方針の話に過ぎない。

ところが、「拉致家族」の言うことは支持され、「人質家族」は「自己責任」としてこきおろされる。一般大衆の客観としては大差ないことのはずなんだがな。おかしくないか?

冷める

ネット上の発言、特に掲示板あたりの発言や、日記系のページを見ていると、どうも物事を斜に見ているというか、冷たく見ているような発言を良く見る。と言うより、ネット上で「熱い」メッセージを見ることの方が少ない。なんかこう、妙に冷静で、冷めている。大衆が喜びそうなとおであればある程、「裏がある」的な論調の文章が多い。
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警察

私の家は渋谷区円山町。簡単に言えば、ここは渋谷のラブホ街の真中である。回りはもちろんラブホが立ち並んでいる。

ラブホのあるところには、ホテトルのチラシがあるのは、東京の常識である。いや、東京に限らず、多分日本の程々の都市ならあるだろう。この是非については、論じるつもりはない。
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引退宣言

あと1ヶ月程で、私の日本Linux協会 会長という役が終わる。これを機会に当分この手の活動はお休みしようかなと いう気がしているので、ちょっと寂しいかなとも思っている。

と、同時に、かなり

せいせいしている

のも事実だ。 続きを読む

学生

学生の就職セミナーみたいなのの講師をやった。地元就職のことでやっているせいかも知れないけど、

あまり精気が感じられない

もうちぃと目を血走らせてもいいんだよ。今時の就職状況だと。

その講演の時にも話したんだけど、自分で待ってて夢を叶えてくれるような会社なんてのは、松江のような田舎には

ない

のだよ。いやそれは別に田舎に限った話じゃなくって、日本中探してもそんなにはないだろう。月並な言い方かも知れないけれど、

夢は自分で作るもの

だし、自分で夢を持たなきゃ、誰も夢なんてくれないよ。