「OpenCOBOL活用セミナー」

まぁ私憤なんで、どうってことのない内容。

Q:大阪城を作った人は誰でしょう?

A1:豊臣秀吉

A2:大工さん

当然どっちも正しい。違いは視点であって、どっちがなくても成り立たない。ただし、豊臣秀吉は「作者」とは呼ばれない。「作者」は名もなき大工さん。

まぁそういった意味で、「OpenCOBOL」の「作者」は私ではないのだけど。

お知らせ : 【プレスリリース】OSS COBOL支援プロジェクト立ち上げ

作者じゃないから「仁義」とかいらないけど、「声」くらいはかけて欲しかった。
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「経産省クラウド」のアホさ加減

経産省から、、「クラウドコンピューティングと日本の競争力に関する研究会」報告書が出たらしい。

経産省がクラウド政策、基盤や制度を整備し40兆円市場創出へ、OSS推進フォーラムとも連携

一読してアレだったので、dis disにdisろうと思って全部読んでみたのだが、あまり読むと

馬鹿が伝染る

気がして来た。それでもちゃんと批判しようと思って我慢して読んだのだが、「こんなものdisったところで1円にもならないし、そんなことをしている暇に仕事でもした方がいい」と思ったので、たいしたことを書く気はない。でも黙ってるのもアレなんで、一言だけ書いとく。
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「2億円が820万」

高橋さんの記事がばずってた。

見積もり2億円のIP電話を820万円で構築した秋田県大館市から学べること

これをネタにしたエントリにどんなことが書かれているかは、まぁ読むまでもないなーと感じるのは「この記事に対する読者コメント」を見たらわかる。

わりと冷静に、

1人月(ではなく2人月!)300万〜400万の価値は?

2億円の見積もりされたのを820万でできたのはすばらしいと思う

とかあるけど、ちょっとポイント違うんじゃないかな。
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「Web2.0と同様にOSSの無償経済は消滅するのか」

OSSネタは連載に書けっつー話もあるけど。

ひがさんのエントリ、

Web2.0と同様にOSSの無償経済は消滅するのか

連載の方でしつこく何度も書いてるんだけど、私は「オープンソース」と「フリーソフトウェア」を厳密に区別することにしています。だから「OSSの無償経済」と言われると、「???」と思ってしまいます。まぁその辺はあっちを見てもらうとして。

景気後退で「オープンソース」がどうなるかと言えば、私は「むしろ伸びる」という考えです。
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ライセンス嫁

twitterより。

ext.js のライセンス問題

なんかいろいろあわててるようだけど、

GPLv3 は、従来の GPL の穴だった「Web アプリケーションサービスとして提供されているサービス」についても適用範囲を拡大したものであり、たとえそのアプリケーションそのものを配布しないとしても、アプリケーションサービスを不特定多数に提供している以上、システムのソース公開を義務付けるライセンスなのである。たしかそうだったハズ。間違ってたら指摘してくだせぇ。

それ違うしwww

あわてたり、「指摘してくだせぇ」なんて書く手間があったら、ライセンス読め。そんなことどこにも書いてない。webアプリケーションサービス云々についてはAGPL、正式には「GNU Affero GPL」ね。正確なところは、自分で調べるように。

まぁJavascriptコードの場合、使うことと配布することがイコールになるんでねーのというつっこみはアリだと思うので、それを根拠にあわてるのは正しいと思うけど。

カテゴリー: OSS