実は先週昼飯を食った店。味はそう悪くはなかった。棚に各種化学調味料が並んでいるのは萎えたが、あまりそんな感じでもない。
気になったのはメニュー。いろんなものがあってその多くに「こだわりの」がついていること。
こだわりは結構だが、そんなにいろいろこだわってはいられないだろうと思うのだけど。
中村氏の犯した大罪を挙げて説明しよう。
まず一番の大罪は日本の技術者の「スカンクワークを困難にしてしまったかも知れない」ということである。
続きを読む
http://www.zakzak.co.jp/top/2005_01/t2005011119.html
こんなの中村教授敗訴でいい… 本当はそこまで徹底的にやって欲しかった。
彼が苦労したのは理解する。しかし、その苦労を「全部俺様がやった」という態度は不愉快の極み。「社命に従わずにやった」と言うけど、機材は会社 のものだし、資料は会社にあるのだし、そもそもそれをやっている間に収入がなくなったわけでもない。その成果を実際に金にしたのも彼ではない。
この風潮が進めば、いずれ日本から「技術」は滅んで行くだろうし、プロプライエタリな技術者はより厳しく管理されるようになるだろう。彼は金を手にしたかも知れないが、それは他の技術者がこれから手にするであろう金を彼が奪い取ったようなものだ。
またマイミクが減りそうなネタ。
私はオタクが嫌いだ。特にアニオタが嫌いだ。
以前日記に書いたけど、もう本当にどうしようもなく嫌いで、生理的な嫌悪感を感じるくらい嫌いなのだ。会社が秋葉にあるから秋葉で生活しているけれど、こいつらの姿を見るのが嫌なものだから、なるべく電気街の方には行こうとしない。
続きを読む
チーズのようなものを作ろうとしてやってみたことは前に書いた。今日はそれを試食してみた。 はっきり言って大成功。かなりうまいチーズができた。
元がヨーグルトなので、脱脂されていて、脂肪分のあるチーズではないのだが、それでもチーズの風味のするおいしい固形物ができた。脂肪分がないので旨味にはちょっと欠けるが、ヘルシーだ。世の中そんなナチュラルチーズもあるから、これはこれで立派にチーズだ。
こうなると、いろいろ工夫がしたくなる。熟成の期間を延ばすとか、温度を工夫してみるとか。あるいはクリームを増強してみるのもいい。
ハムに続く遊戯ができた。
私は普段テレビを見ない(家にあったのは、とうとう人にやった)。ラジオもまだ完成してないので聞かない。新聞も取ってない。ニュースはどうするかと言えば、もっぱらネットだ。必要な情報はとりあえず入って来る。
ところがネットと言うのは、情報を見る前から情報の選択をしている。つまり、自分が必要と思う情報しか得ようとしない。だから、自分の興味がある ことについては不自由はないが、自分があまり興味を持ってない、積極的に情報収集しようと思ってないことには疎くなってしまう。そんなわけで私は世事に疎 い。
以前はそこまでは疎くなかった。テレビを見ることは以前からもそうなかったので、そんなに変わらない。それ以外の部分が違う。
昨日電車に乗っていたら、それが何か気がついた。渋谷に住んでいた頃は、渋谷秋葉間でいろんなものを見たし、電車の中の吊り広告も見ていた。その辺が根本的に違う。
週刊誌の吊り広告は電車の中での格好の暇潰しだ。書いてあることはどうってことはないが、どうせそこで興味を持ったところで週刊誌の方に書いてあ ることは、吊り広告以上のことはない。だから、吊り広告で十分情報を得ることができる。私は、吊り広告を見ることで世の中の動きを知っていたのだ。
また、外を歩くと、いろんな物や人を見る。そこから得ていたものはどうも少なくない。その証拠に、外を歩いた昨日は日記のネタが多い。ぼーっと電車の外をながめたり、人々の姿を見ながら、考えたり妄想したりするということは、いろいろ思考を活性化させる。
とか考えると、普段の私の生活は外の情報に触れず、また外の空気の中で考えないという、ひきこもりそのものであったと反省した。もうちょっと街をぶらぶらしないといけないな。
と同時に、「ひきこもり」というものの未来に控えている、いろいろな恐しいことに思いが及ぶ。
まぁ「斬る」ったって、要するに「興味ないよ」ってことなんだけど。
この中に、
新しいこと、変わったことがしたいという理由で、ゼロから新しいもの、変わったものを作ろうとするのは、私にいわせれば愚の骨頂であり、思い上がりです。Linuxが目覚ましい成果を上げているのは、細事にこだわり大事を逸する愚を犯していないからです。しかし、この穴に陥るプロジェクトのいかに多いことか。NIHシンドロームは病です(編集部注:NIHはNot Invented Hereの略。NIHシンドロームとは他所で開発された技術を嫌い、自社の研究成果にこだわる考え方のこと)。
というのがある。ちょうど昨日、会社の連中と昼飯を食っている時にこんな話をしたところだった。
続きを読む
今日は帝京大学まで診察に行った。その途中でふと思ったこと。
処女の「あそこ」は汚ないものである。「そんなことないよー」という声もあるだろうけど、それはそーゆー心掛けをしている人がいたというだけで、一般的にはそう綺麗なものじゃない。むしろ「綺麗だったらニセ処女」だと言っても良いくらいだ。
ところが男を知り、経験を積み、セックスって良いものだと思うようになると、綺麗にするようになる。
続きを読む
部下Hのマシンは2GBもメモリを積むこととなった。
こいつのマシンは入社した時に買って来たP4 2.4GHzで、弊社の普通の人が普通に使っているマシンと同じ。まー細かい差異はあるのだろうけど、だいたい同じ頃に入社した人達は、同じようなスペックで使っている。
私はそれとは別にある日ぷらっとで安かったので衝動買いをした、P4 Xeon 2.4GHz x 2である。ハイパースレッドでCPUは4つあることになっている。メモリは1GBで、今朝までは社内最強マシンだった。とは言え、メモリがあるのをいいこ とにいろいろ重いことをしてしまっているので、かなり重い。
Hのマシンは再インストールということで、私の作ったミドルウェアも再コンパイルすることになった。もちろんソースから入れるしかないのでmakeをする。
これが速いのだ。とんでもなく速い。見ているとCPUを完全に使い切って動いている感じである。まぁミドルウェアと言っても私が書いたものだか ら、そんなにデカいわけじゃない。つまりメモリの中にソースから何からみんな入っているわけだ。そうなると、メモリがデカいシステムだと、swapもしな けりゃバッファのお陰でI/Oすらほとんどない。つまりCPUは待つことがない。
そうなると、いかにCPUの利用効率やらスケジューリングやら工夫されていようと、若干メモリが不足して待ちの発生しているマシンでは、メモリがいっぱいあるマシンに負けてしまう。せっかくの「CPU 4つ」が意味がない。
そりゃもちろんスケジューリングの効いて来るような、生きてるプロセスがいっぱいあるような状態になれば、多少メモリが不足していても全体の処理 効率は私のマシンの方が速いだろう。しかし、「コンパイルの速度」みたいなものの比較だと、メモリ潤沢な方が圧倒的と言えるくらい速い。
今時だと、CPUにかける金はメモリにかけた方がお得だと言うことですな。あたり前っちゃーあたり前なんだけど、今日は思い知らされた。