上野公園方面

せっかく天気のいい休日なので、昼寝をしないで出掛ける。

国立博物館(科学博物館じゃない方)へ行く途中の噴水のあたりで、なんか「昭和の香りのする人達」がいた。

「昭和の香り」と言っても、「三丁目の夕日」くらいの古いのではなく、私が学生時代くらいの「つっぱり」な人達。リーゼントきめてる人やら、「竹の子」風味の人やら。一言で言えば、「横浜銀蝿」とかそんなのを想像すると良い。いわゆる「ロックンロール野郎」という感じ。

それがなんと、

高齢化

している。要するに、あの当時リアルタイムだった我々と同世代なのだ。つまり、おっさんおばさん。集まって踊っているところの近くで、ガキが「おかーちゃーん」とかやってるのだ。とてもシュールな一角だった。

この他にも、動物園の前のあたりの広場には、裸に腰布だけで全身白く塗った男がわけのわからんパフォーマンスをしていた。それを、耶蘇の糞婆(普通はシスターと呼ばれる)の一段が、ジロジロ見ている。耶蘇の糞婆は結構な一団だった。博物館ではダビンチ展をやっていたようなので(そこらじゅうに看板がある)、おそらくそれを見に行くのだろう。ほとんど裸の男をジロジロ見てる姿に、微妙な微笑ましさと感じる。

交番の近くにはマリオネットを見せている人がいた。

どうやら休日の上野公園はシュールなパフォーマンスが行われる場所らしい。暇な時は行くと楽しそうなのだが、上野駅前の混雑でたいていメゲるんだよなぁ。

選挙行かなかった

予告通り選挙には行きませんでした。

投票所はごく近くだし、投票所の近くを散歩したので、行こうと思えば行けたのだけど、結局行きませんでした。いつもは忘れて行かないのだけど、今回は意識して行かない選択。支持に値する人がいないところに、リスクを負って新人を入れる気は起きない。石原はいらん。だが、今回の野党はもっといらん。
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コスプレテーマパーク

さだおコミュのお花見に豊島園に。

咲き始めではあったけど、我々の席の上には一見満開風の桜(左)。まぁ咲いてるのは我々の頭上だけで、他のところではあまり咲いてないのだが。西輪キングの日頃の行いのお陰で、我々だけはお花見だった。まぁ頭上の桜なんて見ないわけだが、気分はよろしい。
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ダイアモンドダスト

昼間に外に出たら、ダイアモンドダストが舞ってました。

寒いってレベルじゃねーよというくらい寒いはずなんですが、日差しも強いので、昼間はそんなに寒くないです。と言っても、しばらく外にいると冷えるんですが。

外国に行くというのは、不思議なものを見たり経験したりするもので、行かずして低い想像力で勝手なことを妄想しちゃいかんなーと思う。

税務所、根津方面

確定申告に税務所に行く。

申告は紙を出すだけなので、一瞬で終わる。ついでなので、花粉に負けずに散歩をする。だいたいが、確定申告は花粉にまみれながら行くものだから、今日はそんなものと諦めているのだ。

「根津のたいやき」は早過ぎてまだ開いてなかった。10:30からなのだが、前に来たのは9:15。待つ程のものでもないので、そのまま根津神社に行く。別に深い意味もなく、わいせつ目的でもなく(ぉ

根津神社

予備知識もあるわけじゃないので、ちょっと中をうろつくと、やたらにお稲荷さんがあることに気がつく。調べると根津神社は「権現」らしいので、そのあたりに関係があるのだろう。その一つの鳥居を見ると、「乙女稲荷神社」と書いてあった。

乙女稲荷

中に入ってみるが、何が乙女なのかわからじ。ぐぐってもわからじ。たいてい神社には「由来書」なんてものがあるのだが、それもなし。

ぐるっと一回りして帰路につく。

途中マクドで朝食を食って戻る。

駒込

医師会館で会議があったので駒込に行く。

前に「キョリ測」で見た時に、駒込は片道1時間くらいだとわかっていたので、帰りは徒歩にした。

駒込からうちまでは大きく2つのルートがある。「本郷通り」を通るコースと、「不忍通り」を通るコースだ。この2つの通りは、駒込とお茶の水で交差している(厳密にはちょっと違うが)。だから、どっちを行ってもほぼ同じであるが、本郷通りの方がちょっとだけ近いような気がしたので、本郷通りを通ることにした。

本郷通りには都営バスが通っている。他の路線のことはよく知らないが、この通りのバスは「老人バス」だ。JR駒込駅からバスに乗ると、途中でどんどん老人が増えて行く。それもそのはずで、本郷通りには、「寺社」と「病院」がいくつもある。老人御用達な通りなのだ。特に駒込付近はその傾向が強い 。この吉祥寺と、京王線の果ての吉祥寺は何か関係があるのかしらん。

吉祥寺

寺社に飽きたあたりから今度は東大になる。不思議なのは営団南北線の「東大前」には東大はなく、あるのは文京学院であるということ。そのことにつっこんでいるうちに、東大農学部のキャンパスとなり、これから延々と東大だ。この延々具合は、松江<->東京間の高速道路が、延々と静岡県であるということに似ている。

このあたりは、いかにも東大の前といった感じで、通りには本屋とか予備校とか並んでいる。その本屋の中に「慶應書房」なる看板を見つける。何も東大の前に進出しなくても、大人しく慶應の前あたりにいればいいのにと、よけいなツッコミをしてしまう。

慶應書房

そのまま東大の前を行くと「赤門」がある。

赤門

今は赤門は東大の門の一つであるが、別に東大のために作られた門ではない。この「門」は不動尊のように、赤とか黒とか色とりどりだ。「黒門」は上野末広亭のあるあたりのようだ(あのあたりを「上野黒門町」と呼んでいたらしい)。と言えば、本郷通りの途中に「目赤不動尊」というのがある。写真は撮らなかったが。不動尊には「目黒」「目白」「目青」「目赤」があるんだったかな。

赤門の前には、「日立の樹」のミニチュアのような樹がある。似たような樹は、富士通川崎工場の中にもある。撮影でハワイに行く金がない時には、これらの樹を代用にするらしい(嘘)。

赤門を過ぎて、「春日通り」の交差点を過ぎると、いきなり東大っぽさがなくなり、普通のオフィス街になる。ここから先はもう何度も歩いている道なので、特に説明することはない。

鴬谷谷中方面

上野駅の前を逸れないで、そのまま線路沿いの道を行くと、「鴬谷」になる。

鴬谷は年に一度、健康診断に行くところ… でしかない。他に何の用もないところだ。駅前は猥雑でいかにも怪しい。つーか、駅前にあんなにラブホがあったら、そこが生活圏の人でない限り行く気はしないだろう。昔、何かの用(多分健康診断)で行った時、ラブホの間を抜けようとしたら、白塗りのおばさん(推定64歳)に「遊ばない」と声かけられてから、あの辺はトラウマになった。今日も鴬谷駅前を抜ける時には、ちょっと遠回りになるがラブホ街を通らずに「言問通り」の方を抜けることにした。

鴬谷の言問通りには、本当に何もない。抜けるだけだ。

言問通りをそのまま行き、陸橋を渡る。

言問通りの陸橋

このあたりには高層マンションが少なくない。

陸橋を渡り切ったあたりから、墓ばかりの陰気な土地になる。まずはお地蔵さんだ。

お地蔵さん

いわれについては何の説明もないので、わからじ。創価学会の連中に言わせれば、お地蔵さんは「迷いの姿」らしい。確かに道に迷いそうなところとか、親が迷ってそうな子供を祀ったものとかに多い。

陸橋は「寛永寺陸橋」という名で、左手には寛永寺という寺がある。ここは徳川家の墓地らしい。鴬谷の駅から見える墓場はここだ。「谷中霊園」は鴬谷と言うよりは、日暮里との間に位置する。

そのまま言問通りを行き、適当なところで折れて「都立上野高校」の方に行く。別に上野高校に用があるわけではないが、この辺で帰り道にしなければならない。本当はそのまま根津方面に行って鯛焼を買いたいところなのだが、ちょっと無理。

そのまま上野公園の外側を回る道を通り帰る。途中に見事な廃虚っぽい建物があるのだが、これが何であるかは不明。

謎

白金高輪

日経BPにタダ働きしに電車賃使って白金高輪へ。

毎度思うのは、白金高輪なる土地には何もない。もちろん都心には違いないから野原なわけはないが、オフィスとマンションばかりなので、街が箱ばかりだ。元々の繁華街でもないから、店舗の類も何もない。
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上野の向こう

そろそろ道のネタも尽きて来た。

今日はひたすら昭和通りを北に進む。だいたい、上野駅の北側というのはあまり用のない地域なので、そこを目的地として行くことはない。車や電車で通過するくらいがせいぜいである。あのあたりは「入谷」になるのだが、入谷にはこれと言ったものがない。お墓と鬼子母神くらいで、普段ちょこちょこ行くようなもんじゃない。
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