ドンキの火事の放火犯人と思われる人がつかまったらしい。
> 女は11月にも万引で逮捕され、精神鑑定で心神喪失と認定され、起訴猶予になっていた。
ということで、心神喪失で起訴猶余だったのだとか。
精神に問題がある人が社会でリハビリをする。これ自体は条件さえ整えば大いにやるべきことである。その方が社会復帰への力になる。また、こういった責任能力のない人に刑罰を与えないのは、先進国の刑法の精神から言って正しいことである(先進国型の刑法は刑罰は犯罪者の矯正のためということになっている)。
とは言え、このような状態の人が犯罪を犯した時に、起訴猶余だからと言って野放しにして良いものだろうか? 少なくとも事実として犯罪行為を行った者であるから、その時点で社会に不適合だということは確かである。それなら、刑罰ではなくて、治療のために「病院送り」にするのが正しいのではないか?
「気違いは隔離せよ」と言うのではない。責任能力の有無に関係なく、不法行為を行ったものは社会に不適合なのである。それなら、自己認識ができるものは刑罰により、自己認識ができないものは治療により、社会に適合するようするべきではないか?