給与算出シート

Twitterで「生活保護と最低賃金」とゆー話が流れていて、その流れで「生活保護は22万円」という話が出て来た。これはまぁ上限の金額と言って良いのだけど、「じゃあそれだけの手取りをもらうにはいくら支給されていればいいんだろうか?」ということを考えてみた。

とは別に、給料やら社会保険料やらが変わる時期になると、いつも間違えてしまって数ヶ月後に気がついて修正みたいなことをやってたので、マトモに給料を計算しなきゃなーということがあった。

そういった背景もあって、みんなの大好きなExcelで給料を計算するシートを作ってみた。

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私が高校の「情報Ⅰ」でPythonを使うことに否定的なわけ

Twitterで断片的なことを書いて、補足補足になって面倒なことになっているので、まとめておく。

話の発端はこれ。

高校「情報Ⅰ」で研修教材 新指導要領の高度化に対応

どんなカリキュラムかは、

高等学校情報科(各学科に共通する教科)

を見て欲しい。また、このタイトルでわかることは、これは「各学科に共通」ということで、高校生全般の必修科目だということがわかる。「職業科」でもなければ、「副読本」でもない。

私はここで、「Python」が出て来ることに否定的である。理由は、

である。これについて、もうちょっと詳しく書く。

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Project ‘ChaosNote’ (5)

さらにいろいろ頑張って、かなりマトモなものになった。

本家にない機能として、マルチユーザ機能が動くようになった。つまり、サーバに1つ動いていれば、分離されたユーザ環境が用意される。つまり、一々自分の環境にインストールしなくても、サーバがあれば良いことになる。

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COBOL技術者を絶滅させても何も問題は解決しない

最初はもっとキャッチーなタイトルにしようと思ったんだが、そんなしょうもないことしてもしょうもないんで。

そろそろCOBOL絶滅のシナリオを考えようか

「語るに落ちる」とはこのことである。この人はCOBOLに親でも殺されたのだろうか? こんな炎上芸で問題が解決したら、何の苦労もない。

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Project ‘ChaosNote’ (4)

さらにテストを続けて、ほぼJupyterと同等なところまで動くようになった。

IPython kernelを起動出来るようになったので、Pythonも動くしマジックコマンドも使える。私が使う範囲では、本家Jupyterの代わりに使うことも可能なレベルである。と言うか、なんか手元にインストールした本家Jupyterは

何もしないのに動かなくなってしまった

ので、そろそろこっちを実用に使うことにしようと思っている。

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Project ‘ChaosNote’ (2)

ちょっと前に、JupyterをNode.jsで書き直しているという話を書いた。

Project ‘ChaosNote’

いろいろあって手のつけられない日もあったのだが、とりあえず第一段階と考えている、

Jupyterのノートを読み込んでkernelを起動して、
そこで実行したものをノートに表示する

というところまで動くようになった。

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「最低でも1年以上はこの会社でがんばらないと、どの企業も採用してくれないんじゃないかと思いました。」

表題は、

営業職の新人だった私に白昼のコンビニで起きたことと、それから

から持って来たんだが、新卒でパワハラセクハラの類で悩んだ人がしばしば思うことのようだ。

だが断言しよう。そんなことは気にする必要はないと。

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レガシー化するということ

またぞろCOBOLの悪口が始まったようだ。

勤労統計問題の原因は「COBOLプログラムのバグ」

また池田信夫かよ… と思ったんだけど、どうやら氏の妄想の類ではなくて元ネタは厚労省のリリースらしい。

毎月勤労統計調査を巡る不適切な取扱いに係る事実関係とその評価等に関する報告書について

それでまぁいろんなCOBOLに対するネガティブ話も流れて来たのだが、MSの澤さんが、いい感じで言語化してくれている。

元COBOLプログラマから見た、最近の「COBOL狂騒曲」に関する考察【連載:澤円】

まぁだいたいいつも言ってることなんだけど。

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