珈琲と煙草と僕---LOG

20071003

1ヶ月の地獄の日々は終わった。今思えば2年前の地獄に比べるとなんてことは無い、胃を痛めることも無かった。少し憂鬱になっただけ。後は給料が入るのを待つだけだ。卒論中間発表は何かとオロオロしたが、何とか乗り切った、のか？課題は山積み。助けて教授。僕は12月までには完成させたいんです！余計な注文はしないでおくれ。
内定式に参加。内定通知書？みたいなやつスーツケースにそのまま入れたらぐっちゃらなったんだが、大丈夫か？とりあえず今のところ会社に対して不信感は芽生えていない。2次会は大騒ぎ。矢張りお酒が入ると絡む子も出てきて、妙に恋愛の話をしたがる、若しくは聞きたがる人はいて、最初はもの凄く不思議で仕方が無かった。しかしよく考えてみたら、やっぱそうだろうなぁみたいに思えてきた。女の子にとっては新しい地で新しい男を!!的な考えを持っている人だっているだろうし、更には結婚相手をば！までいくかもしれない。男の子は無駄に興奮していて端から見ていると非常に興味深かった。僕は異性というよりも寧ろ同期という意味の分からない一体感？連帯感が勝って一緒に騒ぐだけでなんか面白かった。甘酸っぱい恋愛の匂いが全くしない辺境地から、貪欲なサルを眺めながら侮蔑と羨望の感情を消したり浮かばせたりした。 ▲

20071005

>>京さん//飲み会での恋愛話は嫌いじゃないんですが、知り合って間もないのに恋愛話かよ！って思ったわけなんですよ。お気遣い有難う御座います。僕は元気です。

バイト先にて久しぶりにポールさんを見る。あまりに久しぶりで興奮してしまい、目で追ってついていこうと思ったらお手洗い直行だったので断念。帽子が似合うなぁ。付き合ってくれないかなー。随分と恋人がいない所為か欲求不満なんだろうか、妙にリアルでエロい夢を見るのですが。何故？舌触りの感触まで覚えてるのは異常だ。きっと僕が寝ている間に誰かが夜這いにきているに違いない。若しくは幽霊とか。ありえない。一体何なんだ。
バイト先では他のフロアの後輩が色々問題を起こしたようで大変そうだ。新人大量追加してから環境というか雰囲気というか宜しくない。一年前はあの人もいて仲の良い先輩もいてものすごく雰囲気は良かった。あの頃は良かったなんて過去を羨むような行為はしたくなかったけれど、現状がコレならしてしまう。正直僕の意識は既に来春の就職にシフトしている。だから現状がどうであれ僕には関係が無いし、現状改善を図ろうだなんて思っちゃいない。行き場の無いこのもやもやな感じをどうにかする為に、過去を羨んでいるのだろうと僕は解釈することにした。僕はいつだって目の前の問題に向き合うことをしない。ずっと前からそうだし、今後もずっとそうに違いない。 ▲

20071015

更新をしないと日にちの感覚が無くなる。バイトに精を出しすぎて卒論を怠り気味。今日は午後からするつもりだったのに、昼食後爆睡。起きたら夕方だったし。なんて堕落した生活だ。夜からまたバイト。明日も夜から。朝からゼミだから、バイトから帰ってきてからゼミ課題取り組むか。できるだろうか。絶対寝そうだけど。レジュメだけは作っていこう。
しなくてはいけないことは沢山あるのに、まだ大丈夫なんて思ってしまい動こうとしない自分がいる。これまで何かと問題が起きても何とかなってきているから、こういうふやけた思考が定着してきているのだろう。始動しないとやばいかもしれない。何かこう、きっかけが欲しい。
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20071016

今日はゼミの先生の態度に苛々し、バイト先の後輩の不手際に苛々し、人の話を聞かない自己中心的な客に苛々し、頭の悪い社員に苛々し、非常に不愉快だった。こんなに苛々したのはかなり久しぶりな気がする。疲れてるだけだ。多分僕は疲れているんだ。睡眠時間が不規則。ゼミはデータを持っていくのを忘れて逃走。別のゼミ生につきっきりだったから、僕がいなくなったってわからないだろうし、どうでもいいはずに違いない。明日からゼミの先生は出張だから、ゼミ室に行く必要も無い。家でまったり課題を進めて行こうと思う。何もかもが面倒くさい。何かに取り組むことも人と交流することも、自分が不快になるのならばしたくない。ベッドの上で好きな音楽を聴きながら死ねたら、なんて甘美な誘惑に負けそうになる。実際自殺なんて考えてないけれど、全ての煩わしさを一掃出来るのならばそれもアリだと思える。
所謂「かまってちゃん」なのだな、としみじみ思う。あの人にはあの人なりの考えやポリシーがあるのだろうけど、これだけうざったいと目障りだ。語りたがりのあの人は年をくったコドモでしかなかった。雑誌やテレビの情報をそのまま吸収放出、あの人本来の考えは何処にも無い。あの考え方も理論も全て君の好きなアーティストの真似だろう？偏った情報も間違った情報も、偉そうに喋る情報箱でしかない。僕はあの人を媒体にして情報と会話していただけに過ぎない。コピペで会話を成立させようとするあの人の思考が理解出来ない。虚像の情報を取り去ってしまえばあの人には空虚しか残らないことに、僕はもっと早く気づくべきだったんだ。 ▲

20071024

イライラが亢進する。あの馬鹿どもをどうにかしてくれよ。自分のフヤケ具合にも苛々する。この僕をどうにかしてくれ。
「魍魎の匣」の映画化に物申す！キャストがひどい。椎名桔平が久保竣公だと思ったら関口か。猿なのに男前じゃないですか。見た目久保じゃねぃか！意味が分からないですよ。もっと意味が分からないのが、何故久保竣公が宮藤官九郎なんだよ。絶望した!! 美波絹子は黒木瞳でおけ。あってるあってる。鳥ちゃん青木刑事増岡弁護士微妙すぎる。あってない。柄本明が美馬坂か…。良い俳優なんだけどイメージと違う。加菜子と頼子は別にいいのでは。ストーリーも榎木津が久保と戦時中に会ってるし。原作通りか？最近読んでないから覚えてないが、色々端折られそうだ。悲しいな。あやふやだけど「せいぜい月の光を浴びるがいいよ」の台詞は是非お願いします。あれ、伊佐間屋は誰だ!!?あと音楽が東京事変の「金魚の箱」。合うか～!? 「ハコ」で合わせたつもりなんだろうけど意味違うし。作詞作曲は林檎じゃなくて伊澤氏だからなぁ。この曲が好きなだけに釈然としない。前売りを買うとルービックキューブがもらえるらしいんだが、コレは欲しい！
syrup16gのDVDは買いですか、あれは。値段的には買っておけなんだが、内容が微妙すぎる。セットリストと収録曲順が違うんだけどタワレコあってるのかな。「正常」が最後でいいのか。バイト先には入荷しないだろうから早めに発注しないとなんだが、どうしよう。買うべきか…。惰性DVDを買うか買うまいか悩んでいる事実が癪に障る。 ▲

20071028

金木犀の匂いで秋が来たなーと思う。高校時に付き合っていた人と一緒に朝補習の為に早く登校していた時のことを思い出す。相手の顔はもう忘れたけれど、金木犀の香りを嗅ぐ度に相手の存在だけは思い出すだろう。とにかく早く寒くなって欲しい。煙草が美味しくなる。最近煙草摂取が酷くなってきた。出来るだけ苛々したときには煙草を吸わないようにしないと変な癖が出来ると依存してしまう。気をつけよう。
久しぶりにポールさんを見る。髪が！髪がのびている！セクシーすぎたので直視していたら別の客に変な目で見られた。ガッデム！矢張り黒髪に戻そうかなぁ。 ▲

20071102

飲み会に行きたくない。今からなんだが、どうにも幹事が気が利かない奴で汚い店ばかりを選ぶ。僕は少しくらい高くても綺麗で美味しい店にしか行きたくないのに、いつも思うようにいかない。幹事させてもくれないし。面倒だ。酒だけ飲んですぐに帰ろう。帰れるといいんだけど。馬鹿騒ぎする大学生特有の飲み方は大嫌いだ。下品で不潔で不愉快。久しぶりにあの人と飲みに行きたいと思ったが、あの人は今それどころじゃないらしい。助けたいと思うけれど、あの人が僕に助けを求めてくれなければ僕は何も出来ない。僕を頼ってくれなんてガラじゃないし、貴方の助けはいらないなんて言われてしまったらどうしようもない。 ▲

20071103

うへえ、何だこの寒さ。毛布が無いと動けません。早く耳が取れるほど寒くならないかな。昨日の飲み会は何故か店に日本酒が無くて、ビールばかりずっと飲んでいたら悪酔いしたみたいで、かなり気持ちの悪い思いをした。そんなことより無計画な人間は一生を棒に振る。僕も気をつけよう。まあ今のところは大丈夫なんだが。
とんとんと1日が始まって終わる繰り返しで、感情のブレが少なくなってきたような気がする。興味の無い人間は本当に顔の判別が出来ない。マネキンの顔に名前の紙が貼っているだけみたいだ。もっと人と関わらないとマズイような気がしてきた。リアルに危機感。 ▲

20071104

やっと念願の「アメリ」を観る。最後のキスシーンがものすごく好きだ。目にキスはするのもされるのも好き。何かの本でも同じようなことを読んだ覚えがあるのだが、タイトルを失念した。そして僕が目にキスをしていた相手が誰か思い出せない。あー駄目だ、本当に思い出せない。ここ最近急激に記憶がなくなってきているようだ。耄碌してきてますか、これは。
瞬きしたら春になっていればいいのに。早く大学卒業して就職して一人暮らしがしたい。日々少しずつ蓄積される不快感。煩わしさにうんざりする。僕と安らかな時間を一緒に過ごしてくれる人はいつからいないのだろう。 ▲

20071109

肩凝りで死ねる。バイトとゼミ室と家の往復は前とそんなに変わらないが、ゼミ室で過ごす時間が圧倒的に多くなった。僕の研究内容はぱっとしない面白くも何とも無いのだけれど、チマチマと値を抽出してグラフを作ったり比較したりする作業で、（むしろ初期段階。つまり全然間に合いそうに無い）地味で下らないが量が多すぎて時間が足りない。そして人生最大の肩凝り。僕の肩は滅多に（というかほとんど）凝らない為に、この肩凝りの苦痛は異常だ。バイトもバイトで何かと負担が多くなっていて、勤務後どっと疲れが出る。その後卒論課題。身体的にも精神的にも辛いが、まあ兎に角、生活にメリハリがでて良い。下らないことをグダグダと考えて時間を過ごすことも減ったわけで、変な夢をみることも無くなった。
Syrup16gやっと新譜か。もう敢えて作品出さずに解散してしまえば伝説になれたのに。無理だな。作品の出来が相当良くないとかなり格好悪いな。それがSyrup16gなのか。 APOGEEの「アヒル」のPVが好きすぎる。九州でライブしないだろうか。観た過ぎる。北の方じゃSleepy.abとタイバンとか羨まし過ぎる。アルバム買うんでホント来て下さい。
何も考えて無いような人が何気無く放った言葉に救われた。感謝する。 ▲

20071115

自分が嫌な人間になっていくのが分かる。疲れたとかきついとか言う人間が嫌いな僕は、常日頃口に出さないように心がけているが、どうも駄目だ。仕事をもっさり残していくパートの人間に辟易し、その仕事を上手く捌けない自分に苛々し、満足に仕事をこなせない新人に苛々して今日もバイトを終えた。人が足りないのは分かっているけれど、愚痴や泣き言を他人に吐いたって相手の気分を害するだけなのに、「大変だね」「頑張ったね」の言葉を期待している自分に吐き気がする。最悪だ。卒論も行き詰った。教授に頼りっぱなしで、自分の勉強不足が憎らしくて恥ずかしい。バイトを理由にゼミ室から出奔。最近は逃げ出してばかりだ。勉強からもバイトからも。何かと理由をつけて逃れる癖は早いうちに直しておかないと、今後の生活に支障が出るに決まってる。愚痴は（此処でしか）吐かない。卒論！金を貯める。頼らない。自己解決する。飄々と生きる！
あの人の涙目はもう僕には響かない。あの人はある友人に傷つけられ酷く憤慨していて、そして（多分僕の憶測だけど）悲しんでいた。その友人のあの人にした行為は僕にとっても不愉快になる内容だったし、下品で露骨で気分の悪くなる行為だった。しかしその友人には当たり前のことで、恐らく一般論では常識の範囲内の行為だと思う。しかしあの人には許容出来ずに衝突したそうだ。僕はその友人とは字の如く知人（顔を知っているだけで知り合ってはいない）で、あの人や別の人からの伝聞でしか知らない人間なので、何とも言いようがない。が、相容れない価値観を持つ他人は、自分の領域には存在して欲しくないと思うのが持論だ。だからそのような人間とは手を切ると自分の意見を述べた。価値観が違う人間を知りもせずにバッサリと除外してしまうのは愚かで勿体無い。だから僕は滅多なことが無い限り、人間の食わず嫌いは無い。（人間の厄介なところは全部食べることが出来ないことだ。食べ終えたと思っても本当はまだ一口しか食べていないかもしれない。相手を知るという考えは別の機会に。）自分の価値観の形成を変化させるのは面白いし、何よりたった一つの人間のサンプルなので接触しておかなければ勿体無い。それでもたった20数年しか生きていない僕にでもどんなに理解しようとしても出来ない、受け付けられない価値観を持った人間はいるわけで、そういうサンプルはブラックボックスに封印する。思い出すだけで不愉快になるならば自分の中で存在を消す。そして接触をしない。わざわざ接触して自らを苦しめる行為は僕にとって馬鹿げてるとしか言いようが無い。それをあの人は出来ない。今までにあの人が出会った人間とは稀に見る良縁ばかりで、今回の友人の件で衝突したことで、初めて不愉快になり混乱して狼狽していた。「友人は中身の無い人間なんだ」と罵る様に僕に愚痴を吐くあの人に対して、僕は以前あの人を中身が無いと思ったなと思い出して、乾いた笑いが出た。あの人のことは気に入っているけれど、時々酷く面倒だなと思う時がある。それこそ、やれやれ、と口に出しそうになる時がある。それでもブラックボックスに封印する予定は無い。これは情なのだろうか。
Syrup16gのDVDをバイト先で予約しようと思ったら入荷が遅くなるようだったので、タワレコで予約。その後無印とフランフランで布団カバーを見る。結構な値がするのですね、これは。一人暮らしに必要なものを想像しながら貯蓄の少なさに泣く。 ▲

20071120

僕だって何も考えず煙草を吸いたくなる時がある。大学の喫煙所は中庭しかない。行こうと思う時はいつも面倒な教授がいるので、大学じゃ滅多に吸えない。これが理由ではないけれど、今日は大学に行かずずっと引きこもっていた。ゼミ室からの出奔よりもひどい登校拒否。資料もゼミ室に置いてきてしまっていたから、ずっと就職先から送られてきた教材を弄んでいた。珈琲3杯煙草4本摂取。部屋がヤニ臭くなるのが嫌いなので窓を開けて吸う。少し寒いが仕方が無い。この調子だと本当に卒論間に合わないような気がしてきた。焦燥感はあるのにそれを気づかないようにしている自分がいる。優先順位をつけてさっさと終わらせてしまわなければならないのに。腑抜けた自分自身にうんざりする。
ちょっ、バイト先に大量の緑川光のCDがっ。ﾊﾞﾛｽｗ買取した商品だったようで。 sleepy.abと椿屋同じ発売日かよー。椿屋はもう少し後だと思っていたのに。お金が本気でやばいかもしれない。「不時着」は諦めようかな。もうすぐ椿屋ライブだー。 ▲

20071121

夜空を仰いで息を吐いたら雨が降った所為か白かった。珈琲の匂いの中に僅かな煙草の香り。白いコートの袖から冷気が潜り込む。腕から肩へ、そして首。マフラーを巻いていて良かった。 1～2年前に買ったワインカラーのマフラーは今年も一緒に冬を越す。冬は好きだ。寒さが僕を感傷的にさせる。ぼんやりと人肌が恋しくなって、ぼんやりと誰でもない誰かを夢想する。馬鹿馬鹿しくて可哀想で哀れな行為だと自嘲するけれど、一番穏やかで安定する。生々しくて熱っぽい体温と感情は、多分今の僕には受け止められない。
よーし、卒論の光が見えてきたー！ぼくー頑張っちゃうぞー！ ▲

20071127

京さん//雪良いですね。こちらは滅多に降らないので羨ましいです。体調は大丈夫ですか。僕は長ーいマフラーが欲しいので今年は編もうかな。笑　

椿屋行ってきました。Syrup16gDVDフラゲしました。椿屋に関しては某所で記したので省略。Syrup16gのDVDに関しては椿屋のライブ後で見た所為か、殺伐とした雰囲気が気になって仕方が無かった。比較したってどうにもならないバンド2組なんだけどね。照明は想像以上に綺麗に撮れていて、「BLACKSOUND/BLACKHUMOR」並みの暗さだったら最悪だと思っていたが杞憂に終わる。撮影人が頻繁に映りこんでいたのが目障りだったが、近くで撮っていたから仕方が無い。それよりも五十嵐氏はアレでいいのですか。声出てないしギターはうーん？だったし。これは酷いと感じたのは僕だけですか。CDばかり聴いていたからだろうか。見ていて痛々しさがひしひしと伝わってきた。痛いｗという感じではなくて五十嵐氏の歌い姿とか苦しそうで、こっちまで苦しくなってきそうだった。アルバムに期待、したいけどしないようにしよう。
sleepy.abの「雪中花」を視聴。アルバムまで待てない、iTunesで買いそう。札幌に行きたい。椿屋のアルバムも勿論楽しみなんだけど、sleepy.abのアルバムもかなり楽しみだ。今冬は好きなアーティストが新譜を出してくれて嬉しい。お金無い!
僕は多分あの人にとって空気だ。自分にとって嬉しくない意味で。本当に忘れてしまいたい。記憶を消して何も無かったことのように。あの人じゃない誰かを好きになって触れて温もりを感じたい。ただそれだけのことなのにどうして叶わないのだろう。贅沢な願いなのだろうか。 ▲