皆様、明けまして御目出等御座居升。嗚呼、椎名林檎のよう。今年は色々な人と初詣に
繰り出した訳ですが、それぞれ3回御神籤を引いたら全部大吉。あまりにブリリアントだったので、
柄にも無く飛び跳ねてしまった。内定が取れるようにと公務員試験合格、あと世界平和を
願ってきました。今年こそ正念場といった感じ。惰性で過ごす生活を無くして1日1日を
大切に生きていこうと思う。地元に残れないかもしれないので、仲の良い友人や家族との
交流を大切にしていきたい。
あの人といると心地が良い。あの人の友人と一緒にいるのも心地良い。
今度その人たちと少数で飲みに行きます。すごく楽しみだ。
▲
喉が焼けるように痛い。乾燥で痛めた様子。うがいいつもしてたのに。
うだうだな感じな授業にうんざりした。その後に念願のデザート・ブッフェへ。
久しぶりにあんな甘いもの食べた。非常に美味でした。食べすぎで気持ち悪くなりながら
バイトへ。溜息出るくらい暇過ぎて、ぼんやりとゼミの課題について考えてた。
シャツのアイロンをかけたい。アイロン台を出す気が起きない。悪循環。
公務員試験勉強をタラタラやってたら、それじゃ落ちるわ!と脅されて、舐めんなと
思ってたら、結構周りの受験者は落ちていて焦る。冬休み中に過去問1周してしまおうと
意気込んだけど、まだ3分の1だ。今月中に1周してしまわないと。情報の方は半分まで。
悲しみの果てについて。ここ2〜3日このことばかりを考えている。納得のいく考えなんて
思いつくわけないんだけど。そういう日があってもいいような気がする。
▲
本腰入れて勉強をし始めた、ような形をとっている僕です。
今月はバイトも大学も専門も無い日は1日しか無い。何かしらやらなくてはいけないことが
あって、図書館で借りた本も全く読めない。大崎善生の新作借りたのに読めないまま
明日返さなければならなくなってしまった。昨日は睡眠時間を削って小林賢太郎の「○」の方だけ
観た。今日は「ポツネン」を観る予定。ケースが無駄に豪華。ぅわっほい!!企業からどんどんエントリーシートが届く。
3月提出とか2月下旬提出はまだ大丈夫だけど2月上旬は大学の試験とかぶって書く暇が無い!
練習のためにと思ってたのに、全然書けそうに無い。練習にならねー。ものっそい大手企業の
なんだけど。さっさと自分用のスーツを買って証明写真を撮らないとまずい。
今月末は大学の課題が多くてついていけない…。
あの人のことを考える時間が減ってきた。忙しさが忘れさせてくれるかも。一緒になる時間も
減った。
▲
最近更新が滞っているのは勉強に没頭しているわけではない。以前よりは
やってはいるだが、常にというわけではない。もうすぐ大学の試験も間近でそっちの方も
面倒、だけれどテストは少ないし、何とか大丈夫、だと思っている。落としたらどうしよう。ぬあー。
専門に通い出したから、夜だらだらと本を再読することは無くなった。バイトもあるし。
何かというと、僕のまわりで色々な事が起こり過ぎていることが最大の原因で、文字として
打ち込むまでの整理が出来てなかったのである。あの人のこと。学友のこと。好んで通っていた
サイトが閉鎖してたこと。特にあの人のことが僕にとって一番きつい。いまだに完全な状況が
掴めていない。何かあるとは思っていたけれど僕の範疇を予想以上に超えていた。
電話で聞いた事だから、ちゃんと直接聞かないと。僕に何が出来るんだろう、何をしてあげられるんだろう、
そればかりを考えて、案が浮かんでは消えそれの繰り返しだった。あの人を守りたい、と思えば
思うほど、自分の無力さが目の前に立ちはだかる。このことで恋愛感情が吹っ飛んでいった。とにかく
大切なあの人を助けないと僕はどうしようもない後悔をしてしまいそうだ。
京極夏彦の「邪魅の雫」を読んだ。久しぶりにあの理屈っぽくてまわりくどい文章を読んで
他の作品も読みたくなってしまった。最後がやっつけ仕事みたいだったのはあれで良かったのか。
▲
蛇の生殺し、というのはこういうことを言うのだろう。
ちょっとした飲み会であの人がこぼした言葉に囚われてる。付き合うなら誰がいいかという
質問に僕の名を挙げないでくれ。お互い酔っ払っていたら笑い飛ばせたのに、すっかり酔いも
醒めていて、一瞬呆気に取られてしまった。僕も周りも。その後何にも無かったような反応の
あの人は一体何なんですか、僕をおちょくってるんですか、あれは。僕のことを何も思ってない
からこそ言えた言葉だったのだろう。それはそれで辛いなぁ。家に来てくれとか言わないで
欲しい。本当に馬鹿みたいな勘違いをしてしまう。あーあ。
えいやっといきなり寒くなってまた暖かくなった、先週末。オール帰りの早朝はかなり
寒くて、それはもう鼻水が凍るくらいの極寒。イメージだけど。風呂に入っても寒気は
全く引かなくて、村上春樹の小説のように寒気は1日中付き纏っていた。風邪かと思ったけど
寝たら治ったので、睡眠不足が原因だったのだろうか。髪を切らないと。今週中には。
▲
自分の思い通りにいかないと何もかもが嫌になる。
今日の送別会は久しく最悪だった。あの人との飲み会が続いていたから
尚更だろう。店の質の悪さが目に付いた。もっと別のところですればいいのにと
提案しても、遠いから、と一蹴されてしまった結果がこれか。こんな不潔な店で
飲むくらいなら宅飲みの方がマシだった。料理も粗悪。酒も不味い。
ただ騒げば楽しいというわけではないよ。そこのところをわかってない人ばかりで
辟易と落胆の繰り返しだった。安い酒と煙草の匂いが染み付いて吐き気を催したので
すぐに風呂場で洗い流した。本当にうんざりだ。話もしたくない。
不愉快が停滞しているようで、何かと苛々してしまう。
▲
飲み会の後、苛々しながら書いた日記↑。途中で力つきて寝てた。
今思えば楽しいって思ったこともあったが、酔っ払っていた所為で毒舌。
もう二度とあのメンバーで行きたいなんて思わないけれど。
何だかんだESに追われゆっくり休めない。煙草の本数が増えていく。部屋がヤニ臭い!
忙しさが僕をハイにしてる。妙に精神のテンションが高い。こういう時にES書くと
どんどん書けるんだよね。後で見たら笑える内容なんだが。やれることはやってたい。
▲
何だかんだで就職活動に追われ、もう何が何だかわけわかめ状態。
残業代が出て一人暮らしが出来ればいいと思っている僕はずっとこのまま
就職活動を続ける羽目になるんだろうか。公務員勉強しないと。併願きついな。
蟲師の新巻を読みたいのに買えない…。明日バイトの帰り買おうか。いや、ES提出まで
我慢しよう。今は徳澤青弦氏のラーメンズサントラ聴き中。素敵過ぎる。鼻血でそう。
もうすぐsleepy.abのCD発売だ。ぅわっほうー楽しみだ。ライブ…。何でワンマンじゃないんだ。
あの人と会えない日が続いて悲しくも無くて辛くも無い。少し切ない。宇多田の新曲みたい。笑
まあ、ちょっとしたイベント到来ですよ。あの人のいつもと違う表情を見ることが出来るのを
楽しみにしておこう。ささやかな幸せを僕におくれよ。
▲
寂しさを表に出す人、出さない人。僕は寂しさを感じない人。
身近な人を亡くしたら少しは寂しさを感じることが出来るかもしれない。
だけど亡くなった人なんていないし、随分長い間会っていない人に対して
寂しさを感じたことはない、と思う。どうしても会いたいと思う人はいるけれど
寂しさには直結しない。あの人はこの時期になると寂しさを強く感じるらしい。
羨ましくもありうざったくもある。わからない感情を理解しようとしても理解できない。
感情なんてそんなもんだ。
イベント終了。楽しかったよ。楽しかったけどね。夢中になると周りが見えなくなる
あの人にうんざりする気持ちと悲しさを感じた。あの人の残り香が残るベッドに
寝そべりながら、ふと感傷的になった。外界の音が僅かに聞こえる久しぶりの膜の中状態。
ものすごく楽しみにしていた場でこんな状態になるなんて思ってもみなかった。
2年近くあの人と知り合っているのに本当の姿がわからない。
煙草の本数が増える。とうとうニコチン中毒か。もうすぐsleepy.abのライブだ。
その前に会社説明会。長引いたら間に合わないよ。途中で抜けていいものかね。
下旬に最終面接が東京である。初の東京進出。ぬほー!美味しいお店教えてください。
▲
東京は思っていたより普通だった。京都の方が感動はあったな。
1日目:国内飛行機初乗り。昼ごろに東京到着。ホテルがもっそ豪華。ロビーが
素敵。その後次の日面接の本社場所を確認。風が強い!渋谷のアップルストアでsleepy.abの
インストアライブがあるので移動。渋谷!人が多い。まるでテレビのよう。109!センター街!
フラフラと歩いてたら道に迷って交番へ。何か地図まで出して教えてくれた。面白。
ちょっと前にアップルストア覗いたらリハしてたので、それから観ることに。前の方に
いたから帰りまで気づかなかったが、むっちゃ人がいて驚き。福岡ライブよりも多かったし。
倍近くいたぞ。
2日目:朝御飯激食べ!ホテルチェックアウト後、駅のカフェで面接準備。面接後その日泊まる
ホテルへ。狭くて貧相なホテルだった…。夕方までうだうだして夜から新宿へ友人とご飯。
新宿はむちゃ人多くて東京ぽかった。その後ホテルへ帰る途中迷って焦りまくり、如何わしい
感じで泣きそうだったけど普通にホテルあったので良かった。
3日目:チェックアウト後面接へ。遠かったので早めに。地図で調べたら駅から遠かったから
本社を見に行こうかと思ったらもっそいすぐ見つかって時間を持て余す。面接後駅でまったりして
羽田へ。食事したり土産見てたらあっという間に時間が過ぎて飛行機へ。時間が遅れたり
満席でうんざりしたり。家に着いたのは夜11時頃。東京は溢れるほどのお金を持って行きたいなー。
あの人は辛いことにも楽しいことにも向き合ってるから僕はいつも目を追ってしまうのだと思う。
うらやましいんだろう。あの人になりたいと思ってるんだろう。
▲
何だか簡単に内定を取れてしまいまして、腑抜けてしまった僕です。
もう少しレベルを上げてもいいものか。もう行ってもいい企業だし、別の企業の説明会から
行くのも面倒だ。もう公務員試験の本腰を入れてもいいかな。学校も始まるし。
バイトが最近暇過ぎて困る。全然CD売れていないし。最近売れたのってミスチルくらいだ。
少しずつ惰性の生活になりそうな感じ。嫌な前兆だな…。あの人とよく遊びに行くようになった。
二人きりではないんだけど。「誰も好きにならない」と宣言するあの人の過去を少し知る僕としては
悲しいような嬉しいような。恋愛関係にならない曖昧な状態が一番良いような気がする。
来年には僕は別の県に行って、あの人は新しい会社に勤める。関係がどんどん薄れて、連絡が
途絶えてしまうだろう。それを想像して寂しく思うあの人と、寂しく思わずただ悲しい僕。
寂しさを感じる人はそのことに向き合うことが出来るからだと思う。僕はいつだって向き合うことを
しない。過去の恋人にしろ困難な状況にしろ。だから同じような過ちを犯して、人を傷つけて
しまうのだろう。もう嫌だ。
▲
椿屋四重奏は何処へ行くのでしょうか。「Lover」のPV拝見。「螺旋階段」にも
勝るかもしれない変&気持ち悪さ。あれだ、イメチェンしてきた友人が全然似合ってなくて、
変とさえ言えない状況。もうどうしたの、本当に。代表、髪を切ってくれ。メジャーなのに
ついて行けそうに無い。ジャケも変だし…。ヴィジュアル系に行くのでしょうか…。
ニートの如く腑抜けた生活を一週間堪能。睡眠時間が大幅にずれ込んでいる。朝日が昇ったら
寝るよ!来週から学校が始まるというのに。ドリエルで時間を戻すしかない。
就職先は実はあまり何も考えていない。ある程度の金を稼げて、自分の得意分野を主にやれる
仕事内容で、世間的に評判が悪くないマイナーな企業であれば良いと考えていて、実際僕は
そう思えるところから内々定を貰っている。大企業やネームバリューのある企業は敬遠しがちで、
実際入れないという点もあるが就職活動当初から視野に入れていなかった。
正直もう公務員の勉強はしたくなくて、ゼミの卒業論文に取り掛かりたいというのが
本音なのである。しかしながら、家族や地元の知人がうざったい。「公務員が落ちたら本当に
県外にいくのか」なんて内定貰ってから言わないで欲しいんだが。僕はあまのじゃくなので
うだうだいわれると考え放棄したくなる。本音は実家から出たいというのが大きい。
高校も大学も両親が望むところに行ったのだから就職先くらいは自分で決めたい。
周囲が五月蠅過ぎてストレスの最大要素のひとつになっている。口内炎も1週間くらい治らない。
勉強のモチベーションを上げたくても上げられない。しかも公務員になったとして自分がやって
いけるのかという懸念が拭い取れない。精神的にも体力的にも。不安スパイラルだ。
少々抑えないとあの人にうざがられるかもしれない。と一人で悶々としている僕です。
気分の起伏の激しさを周囲に出してしまうのはあの人の良くないところだ。最近目に付き始めて
きた。ほんの些細なことなんだが、あの人を目で追ってしまうので仕方が無い。
二人で遊びに行けるようになったら、僕も信用されたと考えていいだろうか。
お酒を浴びるように飲んでフラフラになりたい。
▲
すっぽりと抜け落ちた3週間はゼミ室とバイトと公務員学校の往復、夜中はどうぶつの森で
時間を費やしていました。黒いチューリップが咲いたよw正直な気持ちを述べると、もう公務員に
なろうという気持ちは殆ど無い。家族の期待の為に受けるだけ、という感じだ。安定志向の公務員は
元々僕の肌に合わないような気がする。定年まで働きたいなんてこれっぽちも思っていない。
ひとつ貰っていた内々定を辞退した。行くつもりなんてなかったし、ついでに取れた内々定だったから、
あっさりと辞退。最終的に行こうと思っている内々定だけキープ。行けたらいいのに。
実家から出たい。もう地元から出たい。誰も知らない土地で細々と暮らしたい。
バイト先にどんどん新人が入ってきて、気づけば僕はもう古株。好きだった先輩たちは卒業やら
就職やらで辞めてしまった。入ってくる新人は気の利かない子ばかりで気が滅入る。
今時の子って皆あんななんだろうか。それとも僕が新人の時もあんなに気が利かなかったのだろうか。
心地良かった僕の逃げ場所が面倒な場所になってしまった。あの人と数少ない友人が
いなくなってしまったら、こんな場所にはもう用は無い。
あの人との考え方が少し違うようだ。好きな人と認識してしまったらもう友達としていることは
出来ない、なんて僕にそんな危ない考え方は出来ない。相手に自分の想いを伝える事無く、
一緒にいることが出来る術は友達でいるしか手段は無いと僕は思う。あの人の友達として
一緒に過ごしている僕はただの友達でしかなく、その事実に頭の遠くが少し悲しくなった。
わかりきっていることを何度も再確認するたびに、ちくちくと痛む場所があるが、そこが胸か頭か心か
僕にはわからない。泣くことができたらいいのに。最近強く思う。感情を露にして、誰かに縋って
助けてくれと伝えることが出来ればいいのにと。誰かじゃなくてあの人に。悩みや苦しみを
他者に伝えて共有する行為は僕にとってかなり困難なことだ。
最近のあの人をみていて誰かに告白されたんだろうな、と感じた。多分誰かはわかる。もやもやして
気分が悪い。誰と付き合おうと僕が口出しすることじゃないけれど、あの人には本当に確実に
幸せになって欲しいよ。
▲
お昼に更新なんてかなり久しぶり。マメに更新しないと駄目だ。日にちの感覚が
全く無くなる。ダラダラと過ごすのが普通になっていたので、もう黄金週間が終わって
しまうことに今日気づく。というより今黄金週間だったのですね。5月中まで
授業も週1のみなので、バイト&公務員学校の繰り返しだ。いかん。
両親から納得してもらうように上手く内定が貰ったところに就職出来る良い案が浮かんだ。
とりあえず公務員の1次の筆記だけはクリアして、2次の面接で落ちればいいという、
なんとも面倒な案です。そうすれば適性がなかったとか向いていないとかで納得してもらえる
ような気がする。筆記で落ちたらワザと!といわれてしまうので、勉強頑張らないと。
あの人への気持ちがどうも薄れてきました。会っていないからだと思うけれど、本当に
どうでもよくなってきた。傍観してみればあの人の悪いところが見えてくる。今が良い時期だと
思うので、離れてみよう。mixiも面倒になってきたなぁ。
▲
YEN TOWN BANDのSwallowtail Butterflyを久しぶりに聴いたら懐かしくて びっくりした。チャラの声とか歌い方とか嫌いなんだが、映画の中で使われている楽曲は 好きだ。映画が好きだからなんだろうけど。「プラダを着た悪魔」を観た。主人公が 通勤中にファッションが変わっていくシーンがお気に入り。話はパッとしない。 ヒールを履くと足が綺麗に見える。あーなんか映画観たいし本読みたい。現実に戻ってこれないくらい つくりものの世界に没頭したい。そろそろ髪を切りに行こう。 ▲
「ゆれる」を観た。芥川龍之介の「藪の中」現代版といった感じ。脚本家が
言いたいこととは異なっているんだろうけど、僕の印象はこれ。こういう繊細な作品の
小説は悉く嫌いなんだが、映画は結構好きなんだよな。うーん、でも1回でいいや。
お金を貯めて勉強してバイトしてルーチンワーク。出来るだけ感情は出さないように、
作り笑いを貼り付けて、自分の意見は絶対に言わない。誰にも好意を持たない。
惰性の生活を更に退屈でくだらない、それでも安定と平穏を保つためには
続けていかないと、と自分に言い聞かせる。口内炎がずっと治らない。爛れて痛いよ。
2年近くの虚像が崩れた。所詮、僕の居場所は此処だけで、あの人のいるところに
僕はいることが出来なかった。最初から分不相応だとは思っていた。分かっていたけれど、
とめられなかった。誰とよりも話が合って、好みも酷似、やっと壁を挟む事無く話が
出来る相手に出会えたことに、僕は高揚を抑え切れなかった。あの人には感謝している。
あの人にとって僕はどういう存在だったのだろう。感謝はされないだろうな。
疎まれるくらいなら記憶から消してもらいたい。一片も残さぬように。
僕が悪いとかあの人が悪いとか、そういう後付けの理由は何の意味も成しそうに無い。
ただ、そういう時期が来ただけと思うしかないのだと思う。失望という確かな実感では
なくて、ピントがずれて音が聞こえなくなる感覚に近い。何も得ていないのに何かが
無くなってしまったような根源不明な痛みは、いつかなくなっていくのでしょうか。
▲
時間が流れるのが速すぎる。もう5月終わりじゃないか。この前黄金週間が終わったと思っていたのに。
時間の感覚を覚えるのが2〜3週間単位。気づいたらもうひと月が終わっている。なんでだろう。
本当に淡々と暮らしている。バイトと学校と家の往復で、あの人のことも勉強のことも何も考えずに
一人で暮らす為の金を貯めている。あと2ヶ月。何も考えずに我慢すればいい。
東京に行ってきました。1日目は大雨で2日目は晴天。傘なくなった。一泊二日じゃ何も出来ないなと
思った。もう一泊すればよかった。全然店回れなかったので次は金が許す限り連泊しよう。
夕方の駅の混雑は凄まじく、山手線に乗りたいのに迷子。なんであんなに歩くのが遅いんだろう。
追い抜きたいのに人が多くて出来なかった。それでも地元にいる時よりも苛々することは無かった。
開放感かな。電車の窓から見える景色を眺めながら、誰も知り合いがいない状況を夢想してみた。
寂しさも苦しさも無くて、穏やかな気持ちだけがそこにはあった。
▲
誰かに助けて欲しいと本気で思った。その誰かの顔が一人も浮かばなかった。 最悪の状況を何度も何度も反芻して、その事態に備える自分の姿はあまりに滑稽だったけれど、 そうしていないと平常心を保てそうに無かった。バイト接客中、電車の中、悔しさと苦しさと 自分の不甲斐なさに吐き気と悔し涙が抑えられなくて、僕はまだ半人前だと自覚する。 居場所のあるあの人は矢張りうらやましくて妬ましい。このどうしようもない状況で あの人の顔を見るのは危険過ぎた。出来るだけ直視しないようにした。そうでもしないと 弱音を吐いてしまいそうだから。もうあの人とは関わらないようにしないと、自分がなくなってしまう。 ▲
Copyright (C) 2005-2007 Hayashi All Rights Reserved.