June 28, 2005
電車さん
電車男を見た。最初は見るつもりはなかったんだけど、どんな感じで映像化されているのか興味があったし、わりと評判がよかったからちょっと期待してみにいってしまった。山田孝之くん大好きだしね！できばえはうーん、どうだろう、「好みはおいといて、思ったよりうまく映像化されてるなあ」といったかんじかな。好み、おいておかなくちゃいけなかったよ…。普通の恋愛話としてインターネットしない人でも、2ちゃんを知らない人でもたのしめる感じになってて、要するにわかりやすくて、ここ笑うところですよ、みたいのもわかりやすくて、それがいけなかったのかな、知ってるわたしはしらけてしまった。しらけたといっても山田くんはかわいいよ。30分もしないうちに髪も切ってシャキーンとなってたしね。オドオドしてるのも母性本能くすぐるって感じだよ。山田くんがかわいい分、中谷エルメスがどうしてもこわい。必死にみえた…。だって中谷エルメスはつっこみどころありすぎるよ。まずその服装！柄オン柄の、その上素材も「授業参観？」みたいな服を着てきたりするんだもん。あんなに美しい中谷美紀が「あせってるいい年の女」にしかみえなかった。「ちゃんとつかんでますから大丈夫」っていう例のあれも「つかんでる」っていうか…なんか急に不自然に引っぱったなーとしかみえなかった。全然キュンとこないんだけど…。ああいうのってやられてる本人だけがかわいくみえるんだなってはっきりした。それにしても中谷美紀かわいそう、としか思えなかった映画、先の話を知ってるからか、疲れてたからか、後半1時間爆睡しちゃったわたくしです。あんな音の大きい、人のいっぱいいるところで寝られる人ってすごいよねえ、って言ってたのはどの口！この口…。ドラマのチビノリダーの電車扮装をみたけど、うーん、キモかった。わたしサルっぽい顔苦手だしなあ。なのでドラマは見なさそう。
February 08, 2005
映画化について
最近ドラマ化とか映画化とか多いですね。そのたびになんだかかなしい気持ちになります。知らせをきいて「わー！たのしみ！」ってなったことがないです。でも実際見てみると案外よかったりもしたりね。下妻物語とか、69sixtynineとか、よかったと思います。ジョゼ〜は原作を読んでいないのでわからないのだけど、映画としてすごく好きでした。
そういうわけで東京タワーも岡田くん見たさに映画館に足を運ぼうかなと思っているのだけど、どう考えても黒木瞳には感情移入できないネンネのわたし（いわんや黒木香をや）、見たところで微妙に疲れてしまって終わりじゃないのかなと思うのです。原作は読んだあとに「汚らわしい！」と思ってブックオフに売りつけた覚えがあります。当時のわたしは年上の女と若い男という組み合わせを異常なくらいに嫌っていたのです。なんだったのでしょう。本を売るなんてわたしには本当にめずらしいことです。
電車男も映画化されると聞いて、なんだか心配です。まずキャスト。エルメスさんは誰でもわりと大丈夫な気がしますが、電車男さんは誰になるのでしょう。ドランクドラゴンの塚地くらいしか思い浮かびません。仔犬のワルツを思い出して少しかなしい気持ちになりました。四番、ピッチャー、ヒロシです…。（ぴったんこカンカンをみています）キターとかどうするんでしょうね。どうでもいいという気持ちでいっぱいになり、今一気にこの文章を消し去りたい衝動と戦っています。みつまJAPANに逃げて終わろうとしている自分とも戦っています。
今日はですます調に逃げてしまいました。0勝2敗です。ケメストリーが正直しんどいに出ると聞いて自宅の2階でバック宙したい気分です。
December 27, 2004
ゆっこ最強伝説
「いま、会いにゆきます」をみた。竹内結子が死んで、生き返るお話だと思っていたのだけど、正確に言うと少し違った。泣いて泣いて大変かもしれない、と思ってタオルを持参、ティッシュは多めに用意していたのだけれど、ポロポロ、という感じでおさまった。泣こうとしすぎか。家庭を持って、子供を産んでからみるとまた違うのかな。
中村獅堂のおどおどとした演技がいつもは笑いを誘うんだけど、今回は「何かが少し足りない人」をちゃんとあらわしていて、可笑しいとかそういう気持ちにはならなかった。ちょっとしか違わないのに、上手だなあ。竹内結子はずっと白っぽい服を着ていて、清楚で可憐で、とてもまぶしかった。どきどきした。かわいいともきれいとも違って、なんだろう…とにかくあのけがれのなさはすごかった。
家族がうちとけていって幸せそうにしているのを見ると、うれしいような、これから来る別れをおもってかなしいような、とても切ない気持ちになった。
周りも豪華で、YOUの先生役も雰囲気があったし、平岡祐太くん（スウィングガールズの男の子）はいい子に育っていて、市川実日子ちゃんもかわいらしかった。高校時代を演じた二人も良かった。特に男の子は顔も獅堂に似ていて、よく見つけてきたなあ、と思ったら新撰組のあの子（浅利陽介くん）だった。
December 04, 2004
ミトン
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December 03, 2004
くりいむレモン
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くりいむレモンをみた。みたい！でも近くではやってないんだろうなあ…って思っていたのだけど、もうレンタルコーナーにDVDが並んでいたのでがしっとつかんでレジへダッシュ！節約しているこの頃にはめずらしい行動。
お兄ちゃんと亜美は義理のきょうだいなの。親の再婚で同居している、血のつながらないきょうだい。ほのかに相手を意識しあっているんだけど、親の旅行中に…っていうマンガなあらすじ！（原作ありだって）
お互いが好きだと口にするシーンがもう胸がきゅんきゅんして、息が苦しくて大変だったよ。その前後はドキドキドキドキ･･･酸欠になっちゃうよ！それは濡れ場のせいもあるかも！みんなも親に隠れて夜中に見たほうがいいよ！この設定がたまらない上に、女の子（村石千春ちゃんだって）は酒井若菜ちゃんみたいな感じで、色が白くて、もちもちしていて、胸が大きくて、ポテっとしたくちびるがエロくて、かわいいの。お兄ちゃんは水橋研二（月光の囁きの人）で、これまた普通にかっこよかったわ。はあ、どきどきした。最後はちょっと切ない。
November 02, 2004
「博士の愛した数式」映画化
「博士の愛した数式」寺尾＆深津で映画化
小川洋子さんはもともととても好きなのだけれど、この本はつい最近読んだばかり。とても良かったので、映画化と聞いてなんだか嫌な気持ちがしたが、キャストを見て俄然楽しみに！伊東美咲とか、米倉涼子とか、そういう人でなかっただけでもうれしいのに、なんと深津ちゃん！いい映画になりますように！
October 05, 2004
花とアリス寫眞舘
花とアリス寫眞舘*を買った。台湾ロケの写真がとてもかわいい。色鮮やかで、毒々しい感じの写真。女の子ふたりっていうのはやっぱり最強。パフィーが巾白妃（漢字が出ない）として、よく台湾香港キャンペーンをやっていたころみたいなの。かわいいなあ。
花とアリスという映画がものすごく気に入ったのは、あの男の子がものすごく好みだったからというのもある。早くDVD欲しい！ああいう男の子完璧だったなあ。電車の中で、立って本を読んでるの。つり皮につかまって、片手で本を持って。長いまつげで、眠そうなとろんとした目をしている男の子。少し弱気で、でもたまに行動的になったりする、何よりやさしいあの男の子。いくらで買えるのかしら。
June 04, 2004
下妻物語
前評判がかなり良かったので「期待し過ぎてガッカリ、だったらどうしよう」と心配していたのだけれど、それはまったくの杞憂でした。全体として良かったし、わたしの好きな感じ。中島哲也監督はサッポロ黒ラベルのあのトヨエツ×山崎努さんののCMを手がけられた方だと聞いてなんか納得。なんていうか、バランスがいい。映像もくどくない程度に凝ってて、お話もちゃんとしてて、野ばらんが原作で言いたかったこともしっかり組み込まれているのだけれど、原作を読んでいない人も意識せずに楽しめる感じです。脇の役者陣もみんな言うまでもなく豪華で芸達者で、主役二人に関して言えば、存在感がすごい。深キョンもかわいければ、土屋アンナもすごい。土屋アンナは演技経験がなかったというけれど、いやはや、どこからどうみてもヤンキーでしたよ。（だけど、深キョンの説明が長いと感じる人がいるかもしれない）
単純なわたしはまず刺繍をしたくなっちゃった。それから髪は縦ロールにしてメイクは猫目がちにしたくなった！ついでに日傘をさして田んぼの中を走りまわってやる、という勢い！とりあえず現実的に考えてああいう格好で外には出られないので、寝るときにああいうのを着たいな･･･とか気持ち悪いことを考えてしまいました。実践できたらそれはそれでしあわせだ。
桃子のセリフで「ああ、わかるなー」って思うのがいくつかあっていろいろ考えはじめたので、また「下妻物語」とか「それいぬ」を読み返したい気分になった。野ばらンモード･･･。違うけど･･･。下妻モード、かなあ。1000円の日にもう1回みたい。音楽も良かったのでサントラもほしいよ。
May 29, 2004
深呼吸の必要
試写会に応募したら当たったので見てきました。goo映画。あらすじとキャスト要するに、さとうきび狩りのお話です。都会でいろいろ問題があった人たちが沖縄に癒されるって感じでしょうか？「延々さとうきびを狩ってるらしいよ」とか「あんまり期待しない方がいいかも」と言われていたので、そんなにも期待していなかった（むしろみるのが面倒くさかった）のですが、谷原章介と成宮くん目当てでがんばって見ました。実は、篠原哲雄監督っていうことでちょっと期待してたのもあるし。（わたしはこの監督の「はつ恋」がとても好きです。「洗濯機は俺にまかせろ」もいいですね。JamFilmsでの「けん玉」も良かったし）
以下、たいしたネタバレはないですが、内容。
香里奈主演ってことになるのかな？でも一番印象に残るのは、大森南朋さんのような気もします。お話としては、全員の抱えている悩みや問題が順にわかりやすく解決していって、めでたし、めでたし、という感じではなかったのが好感もてました。解決しないわけでもないのだけれど、あんまり説明的な、わかりやすい描写、せりふがないあたりが。
それから、沖縄の言葉、空気みたいなものがすごく気持ち良かったです。おばあのやさしさに心を開いていく長澤まさみとか･･･。
でも大体の人がみたら、この映画は退屈な映画なんじゃないかなって思います。淡々としたのが好きなわたしでさえ、可もなく、不可もなく、だったので、人におすすめはできないかも、です。谷原章介も成宮くんもこれといっていいところもなかったしなあ。金子さやかの水着シーンはいいかも。香里奈は露出度低めでした。
May 22, 2004
高校ン時〜69〜
69プロダクションノートに今度は安藤政信くんがコメントしているんだけど、引用体であるイタリックなのね。ということは妻夫木くんは？例の「高校ン時」は直接入力したのかしら（メールで送ったとかね）。安藤くんは手書きだったとか？気になります。たのしみにしすぎててがっかりしちゃうんじゃないかってこわいくらいよ。
May 21, 2004
リリイシュシュのすべて
えーと、花とアリスの郭智博くんね、まだ名前も覚えられないけど花とアリスではヤられちゃったのだ、この子の経歴にリリイシュシュって書いてあるけどどこに出てたのかな、と気になって見直した。いやしかし映画に関する印象がこの映画を1回目にみたときと印象がけっこう違った。
そのときは忍成くんが好きで「忍成くんが岩井監督の映画に出るなんて！」とウキウキわくわくだったので、「忍成くんどんな風に撮れてるかしらー？どんな役かしらー？ちゃんと演技できてんのかしらー？今の表情いけてんのかしらー？」という忍成修吾ビジョンで見ていたので、映画に関しては「暗い･･･しかも忍成くんがいじめ役で、むなくそわるいな･･･ていうかあの主役の子誰。あの子の方が断然おいしいやん」という、岩井作品ではあんまり好きじゃないなあ、っていう感想だった。
今となってはもうその主役の子（市原隼人）のほうが断然売れっ子なわけだけれども。小津先生のときだってEITAも森山未來も差し置いていいともの番宣に出たのは忍成くんだったのに･･･うううう！忍成くんがんばって！
あのときよりも市原くん、蒼井優ちゃんに対する愛情が深い分、興味があったっていうのはある。けっこう入り込んでみちゃったなあ。音楽とかもぐっときたりして。あと田舎住まいなので、がらがらの電車とかあの田んぼの稲の感じとかがたまらない。色とか。しつこいと思いつつもたんぼの真ん中でCD聴いてる図はどうしてあんなに絵になるんだろう。個人的にツボなのかな？（今わたしのデスクトップ壁紙は「世界の中心〜」の森山未來くんがウォークマン聴いてるヤツ）
郭智博くんに関して言えば、「ええ！この子だったの！？」っていう。万引き仲間の少年ね。見たくなかったかもなコドモな感じでした。少年とも言うか。とにかく綺麗に育ってくれてありがとう、と感謝でございます。
市原くんはまつげ長くてなきぼくろがタッキーに似ていて、でもタッキーよりも親しみやすい感じでかわいいなあ･･･、蒼井優ちゃんは脚がまっすぐだなあ、かわいいなあ、とぼーっと思いながら。1回目よりは良かった、と思う。
May 14, 2004
69sixtynineにわくわく汁の巻
69プロダクションノートに妻夫木くん登場ー。なんか素直でいいな。高校ン時（ちょっとツボ）の考えとか「ああ、わかるなあ」って感じで、やっぱ今どきの若者なんだなあ、と。「短いですが、また。」と書いてあるけど、またっていつでしょう。期待してもいいんですか。
もっといろいろ読みたいね。no life!no boys!もあわせてやっぱり期待しちゃってるのだー。きらきらしてるんだろうなー。（もう目を細めちゃってる）
May 10, 2004
世界の中心で、愛をさけぶ
「世界の中心で、愛をさけぶ」をみた。予告の出来がかなり良かったし（予告の段階で半泣き）わりと期待してみたのだけれど、実際ものすごい泣かせる映画だった。好きか嫌いかなんてわからない。良い映画か悪い映画かもわからない。とにかく涙腺を刺激するのです。そしてキャスティングの勝利。
というかね、大沢たかお主演って時点でみること決定してるんだけど、それに加えて森山未來、長澤まさみだよ？もうそれ聞いただけで大洪水だっちゅうの！とテンションあがりまくりのわたしは、脳内でキラキラした青春時代を演じる森山未來くんと長澤まさみちゃんを思い浮かべ、若い二人に訪れる悲劇にあな悲しやと原作でさえボロボロ泣いていたんだよ（屈辱）。
でもそれ以上に実際の二人はすごかった。キラキラキラキラ、眩しすぎ！長澤まさみにとって、この映画はすごい重要なものになるんだろうな。孫の代まで残さないと。ロボコンも残すけど。積極的に残して行こう！あのかすれた声がねー、やばい。頭も良くて、運動も出来て、かわいくって、ちょっと茶目っ気があって（茶目っ気て）、完璧なヒロインなんだよねえ。そんな女の子が普通のみーたんを好きになるんだよ？男子も感情移入しちゃうよ、これは。みーたんがまた最高なの。みーたんて森山未來くんね。そう呼ぶことにしたから。これからは「普通の男の子」の役は全部みーたんにやってもらうことにしよう。妻夫木くんは悪夫木方向にシフトしてよし。ああ、みーたんみーたんみーたん！まさみちゃんにときめいてるところとか照れてるところとか泣いてるのをこらえてるところとか、全部最高。この子は整った顔立ちとかそういうわけでもないのに（やわらかく表現）なぜにあんなにかわいらしいんだろうねえ、まいった、ホント。原チャ二人乗りのシーンなんてわたしは軽く勃起したもん。ウォーターボーイズとかGOとか、男子高校生モノ、青春モノに弱いわたしには制服の二人は軽く容量オーバーだったわ。
悪いこと言わないからまさみちゃん（スタイルX-GUN）とみーたんにちょっとでも興味がある人はみに行ったほうがいいと思うよ。柴咲コウ（かわいいんだけど）やお話の展開、オチにボヘーとなるかもしれないけど、それを差し引いても1000円は惜しくないんじゃないかなあ。わたしは平井堅たまの主題歌もかなり良い曲に思えてきて、CDとか借りてきそうな勢いです。いま「長澤まさみ」って文字を見るだけで目がうるむ。
以下ネタバレ含む。
原作ファンの柴咲コウはああいう役やらされてどう思ってるのかしら。本当にかわいそうだわ。ひとりでぶちこわし…とかみんなに思われるんだよ？たしかにあの原作をそのまま映画化したってダメかもしれないけど、あんな繋がりはいらないと思った。東宝さんはまさみちゃん主演だったらあんまりお客さんが来ないと思ったのかなあ。骨まくときにおまえも一緒かよ！ってゲンナリしちゃった。「わたしのせいで」とか「遅くなってごめんね」とか「ハア？」なこと言わされてるし、ホントかわいそうだった。大人な事情を差し引いても要らないとか思っちゃうよ。聴覚障害に加えて脚が悪いっていうのもどうなの？って思った。（オレンジデイズ見てるからしゃべるたびにびっくりしたってば）
あとまさみちゃんは本当に剃髪したらしく（びっくり！すごいわ）、その決意に拍手。でも今の若くてピチピチ輝いているときに、行定監督にあんな風に撮ってもらえて（ああいうPVみたいのを作ってもらえて）、それがずっと残るんだから彼女は得しかしてないから大丈夫だと思った。何が大丈夫なのか。またひとつ伝説がうまれたよ。イメージがついてない彼女がやったことが良いのであって、他の清純派アイドルがやったとしても、例えばこれが昔のヒロスエとかだったりしても、鼻につくところが多くてだめだったろうな、とかね。そういうことを考えながらハンカチを濡らしてました。
（わたしは最近何でも泣けるので、わたしの涙腺が異常なのだろうな。昔は「これは泣くよー」って言われても絶対に泣けなかった。何かのきっかけで、どんなベタなものでも泣く人になっていました。でもこれはうれしい変化。）
キルビル2
「キルビル2」をみた。といっても1週間以上前にみたのでほとんど忘れてしまっているのだけど、残っている感想は「1のハチャメチャ具合がとても好きだったわたしには少し物足りないカモ。ていうかビルの話が長い。」って感じかしら。悪くはないんです、うまくまとまってると思うんです、でも予告とかポスターとかみてけっこう期待してたので、アレ？って感じだったみたい。でもエンディングで1の名場面を再びみると、「あーわたしはこの映画好きだわ。」なんてわりと満足な気分になったりして…うまいな、と。あのパオ先生の特訓のところが好きだった、とかそれくらいしか思い出せない。感想は早いうちに書いておくものですね。
April 07, 2004
花とアリス
花とアリスを観た。わたしは「四月物語」「LoveLetter」「打ち上げ花火、〜」系列の岩井俊二モノがすごい好きなので、これも好きなんだろうなー、わかりやすくてすいません、という気持ちで観た。そして思ったとおりやっぱりすごく好きだった。もうあの雰囲気が好き。光の感じとか…。綺麗な映像、音楽。どうしてこんなに女の子をこんなにはかなく、美しく、甘酸っぱく撮ってしまうんだろう。蒼井優ちゃんは棺桶にこの映画のフィルムを入れるべきだね！あの息をのむバレエシーン。（そしてそれに驚き見入る大沢たかおの素敵なこと！）わたしのPVはぜひこの方岩井俊二にお願いしたい！桜の花びら食べちゃうよ！
ちゅうかちゅうか！あの男の子誰？！すっごい良かった…。顔は生田斗真くんみたいな感じで、ぼーっとしてて、テンションが低くていかにも低血圧です、って感じ。執着心がなさそうっていうか…。でもちゃんと自分の考えはあるよってとこ。花に帯をしめながら言ってたあのせりふはやさしさなのだろうか、本心なのだろうか、わからなかったけれど、あの瞬間完全に恋に落ちてしまった。郭智博くん、リリイシュシュとかハンドク!!!それからSTANDUP!!に出てたみたいだけど、全然覚えにない。んー。かなり好きかも。役柄かな？とにかく宮本先輩はわたしの好みなのだあ。カッシーだっていまだにわたしの中ではLoveLetterがベストアクトだしね。（いやあのキョンキョンとのドラマもよかったけれど。恋愛結婚の法則とかいうやつ。）
弥次さん喜多さん
しりあがり先生の弥次さん喜多さんクドカン監督で映画化だってー！ほえ。働きますなあ。
この七之助さんっていうのはラストサムライで天皇だった人？ハニカミで乙葉ちゃんとデートしてた人？あってる？だとしたらかなり見たイー！
April 06, 2004
恋愛適齢期
恋愛適齢期を観た。50代、60代の恋愛観はこんな感じなのかな、「恋愛適齢期」と題してはいるけれど、恋愛するのに年齢なんて関係ない、というお話。なかなか満足だった。笑って、泣けて、あたたかい気持ちになる映画で、女性はみんな好きなんじゃないかな。63歳で若い女の子が大好きな独身お金もちを演じるジャックニコルソンもすごいんだけど、バツイチ劇作家役のダイアナキートンが本当に自然で、キアヌリーブスはかなりかすんでた。彼女の涙にわたしももらい泣き。恋をしてしまった気持ちがすごい伝わってきて胸が痛くなった。
かすんでた、とは言えこの映画の目の保養はキアヌなわけで、甘い言葉をささやくキアヌにうっとり。腰砕けでへろへろになっちゃったわ。まあ、例によってヒゲのあとが青いんだけど。でもやっぱりキアヌの役が弱いー。おしい！
April 05, 2004
アイデン＆ティティ
わたしがバンドブームの最中を経験していたなら、ロックというものに熱中していたなら、もっと染みただろうな。青くさい青春というもの、ディランの歌詞、いろいろ思いあたったり、考えることがあって目頭が熱くなった。見る人が見たらものすごい胸が痛いんだろうな、って。
噂どおり麻生久美子はほんと菩薩だった。「キミ」っていうのとか全部がわざとらしくて、いやわざとやっているんだろうけど、すごく下手な人に見えて気になった。大森南朋さんが相変わらず良かった。何と言っても峯田くんがものすごい良い！とても好みだった！
それにしてもクドカンは原作のあるものを脚本化するのがうまい人だと思う。少なくともわたしはGOにしろアイデン＆ティティにしろ、池袋〜にしろ、クドカンが制限ある中で料理したもののほうがおもしろいし、意味も伝わりやすくなっていると思う。（そういう意味でも69は期待してる！）