- 木 (tree)
- 木が林立している場所を林といい、木がみっしりと生えている場所を森という。
ところが、岩波情報科学辞典
によれば
「閉路を含まない単純な無向グラフを森とよび、連結な森を木という」
れんけつな森って、なんだか恐い。
- キーボード (keyboard)
- 「近頃は101鍵、106鍵、124鍵などといふ鍵盤が
賣られているさうだが、購はれてから棄てらるるまで唯の一度も押されぬ鍵も
あるかも知れぬ。嘆かはしき風潮ではないだらうか」(88歳・音楽評論家)
- 記憶管理 (memory management)
- メモをなくさないように管理すること。
- 記憶装置 (storage unit)
- 電話。
「もしもし淀川さん? 夜分すみません。ちょっとお聞きしたいんですけど、
恐竜百万年とかいう映画がありましたよね。それで、その映画に出てくる
トリケラトプスっていう恐竜なんですが。
あれはジュラシックパークに出たトリケラトプスとは、どういう関係なんでしょう。
まあ親子ってこともないんでしょうけどね、なんだか、気になりはじめたら
どうも眠れなくて。ははは。もしもし。淀川さん? もしもし?」
- ギガ (giga-)
- 今から10億年前というと、先カンブリア時代の原生代まっただなか。
鳥獣はおろか、化石が残るような外骨格を持つ多細胞生物すら、ろくに存在して
いなかったらしい。
- 機械語 (machine language)
- あなたのお使いになった命令は、
現在まで一度も使用されておりません。
処理系をお確かめになってから、
もう一度ビルドしてください。
- 機能 (function)
- あなたがお呼び出しになった機能は、
現在まで仕様が公開されたことはありません。
どこでお聞きになったのか知りませんが、当社の技術部にもそれを使ったことが
あるという者は一人もおりません。寝た子を起こすようなことはしないで
もらいたいと言っていますが、それにもかかわらず続行しますか?
- 揮発的記憶装置 (volatile storage)
- 封筒の裏。
- 機密保護 (security)
- 経営者のトラウマなどを外部に公開しないこと。
- 逆アセンブル (disassemble)
- つまらぬコードを見てしまうこと。
おもしろいコードは、すでに公開されているのだ。
- 逆行列 (inverse matrix)
- 職にあぶれた料理人がレストランの裏口に作る
待ち行列。
- 逆コンパイル (dis-compile)
- 熱力学の法則に反して混沌から秩序を産み出そうとする試み。
- 逆伝播法 (back propagation)
- 伝言ゲームを応用した
ニューロコンピュータのこと。
(本当に理解したうえでしゃれのめしているとは限りませんので、
そこんとこよろしく)
- 逆ポーランド記法 (reverse Polish notation)
- ボーランドの逆コンパイラで使用されている記法。ボーランドの
コンパイラで使用されているのは、
もちろんボーランド記法である。
- 逆理 (paradox)
- ボーランドが開発した
データベース検索手法。
逆ポーランド記法はもとより、逆ボーランド記法による検索も可能である。
- キャスト演算子 (cast operator)
- 型変換の
WARNING
を潰すために存在するわけではない、と思う。
- キャッシュ記憶 (cache memory)
- 短期記憶
バッファ。
相手の言うことを聞いているふりをするのに便利な機構である。
- キャプチャ (capture)
- 通信中にスクリーンに出てくるテキストを保存すること。また、それを保存した
ファイル。俗にログとも呼ばれているっちゃ。
- スクリーンの一部を切り取って画像ファイルに保存するのもキャプチャ。
- マウスを捕まえて放さないネコのような奴だっちゃ。
→モーダル
- キャプテン (CAPTAIN)
-
宇宙の種蒔き男。本名はJames Tiberius Kirk。
兵役番号SC937-0176CEC。アイオワ州に生まれ、U.S.S.Enterprise(NCC1701)の
第二代司令官となる。
- キャラクタ (character)
- 文字。
- 人物。
- 文字で描いた人物。
ヽ(^o^)丿 (^_^)
\(^o^)/ (^_^;)
\(^O^)/ (・.・;)
〆(^ふ^)ゞ
圉
§ゝ _(゚.゚)_
〆(^ん^)ゞ
圉
/ゝ _(゚o゚)_
- キャリア (carrier)
- 主にカスピ海などで採れる、チョウザメの卵。また、それを缶詰にした
ハードディスクのこと... あ、違いました。すみません、いま鼻が詰まってて...
ところで、チョウザメの仲間で「ヘラチョウザメ」というのがいて、
この名前を言ったときの相手の反応を見るのが面白い、というようなことを
内田春菊さんが書いていました。
- キャリー (carry)
- 自己の処理能力を越えた仕事を与えられた者が頭の上に掲げる
フラグ。
「ハタ坊」の場合、常にキャリーが立っている。
- 行エディタ (line editor)
- 1行単位でしか編集できない編集者。
→エディタ
- 競合する (competitive)
- 小さなパイを奪いあう。
- 筐体 (flame)
- 「きょうたい」と読みます。
- 筐体実装技術 (flame level packaging technology)
- 箱根細工。
- 共用資源 (shared resource)
- 「おまえ、おれの靴を勝手に履いていっただろう」
「おまえこそ俺の靴下を勝手に履きやがって」
「あ、おまえの水虫か」
- 強連結性 (strong connectedness)
- 「おまえ、おれの口で物を食うな」
「おまえこそおれの口でしゃべるな」
- 局所表現 (local representation)
- 「当社では設計とは
コーディング
に至る準備をいいます」
「ところが当社では設計にコーディングが含まれるのです」
「では御社から頂いたお見積もりは間違っているので受け取れません」
「何をいうか、この」
- 近似の (approximate)
- 「どうですか、設計の進み具合は?」
「そうですね、ほぼ9割がたできあがっています。で、
仕様のほうはいかがですか?」
「残すところあと約10%ですね」
Copyright(c) 1996 Kunio Yoshikawa
無目的コンピュータ用語辞典 / 吉川邦夫 / kneo@mix.or.jp