[2007年1月21日] 龜頭嶺 (Kwai Tau Leng)
≪南涌郊遊徑(Nam Chung Country Trail≫ |
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コ−ス=MTR.九龍塘-(KCR)-粉嶺-(MiniBus)-南涌-南涌郊遊徑
≪老龍田-龜頭嶺-平頂アウ≫-新屋仔-丹竹坑-(MiniBus)-KCR粉嶺
参考資料=「新界東北部 郊區地図1999年第五版」
「香港街道地方指南2001年版」
今日は二年強ぶりに新界東北部の“八仙嶺郊野公園”(Pat Sin Leng Country Park) の中、八仙嶺の北側を走る“南涌郊遊徑”(Nam Chung Country Trail) と云うハイキングコ−スと、その途中にある“龜頭嶺”(Kwai Tau Leng) 標高486mに登る! 香港七大珍名山の筆頭“龜頭嶺”は女性が登りたい山、あるいは女性に登られて喜ぶ山?(^_^) 、と云う訳で女性が何名集まるか? 期待を胸に集合場所のMTR“九龍塘”(Kowloon Tong )駅に行くと、香港人の新人女性1名を入れて"熟女"が6名、男が9名の計15名! 天気はドンヨリ曇り空、予報では気温18度湿度86%だったが?
KCR“粉嶺”(Fan Ling) 駅前から“鹿頸”(Luk Keng) 行きのミニバスに乗り、終点手前の“南涌”(Nam Chung)で下車。そこから湿地帯の中を一直線に伸びる舗装路を歩くと右手にWST-10-の最終ポイント手前、“南涌郊遊徑”の入口ゲ−トがある。我々はこの郊遊徑ゲ−トからスタ−ト、なだらかな石段を登って行くと大きな沢に出る。ここから沢沿いの登り階段が続き、さらに二番目の沢を横断した辺りから今度は急勾配の石段が続き、最初の尾根に辿り着く。ここから更に上のピ−クまで急な石段を登り切ってやっと最後の尾根に到着、ほぼ海抜400mほどの地点で登り坂はここまで。前方右手上に目指す“龜頭嶺”が見える筈だが周囲は完全なガスの中! 視界は10mもない。 山裾のなだらか下り道を迂回、下り道の階段途中、周囲がかいもく見えないが記憶を頼りにちょうど“龜頭嶺”の真横を過ぎた辺り、右手に標識はないが小さな布片、そこが登山口だ。いよいよ頂上アタック開始! ヒザ程の高さの潅木ブッシュを掻き分けて急坂を登る。やっとヤブ漕ぎ登りを脱出したら今度は石ころと砂利のガレ道、そしてとうとう“龜頭のカリ”に、いや“肩”まで登りついて後は直ぐに486mの“龜頭の先”に到達。頂上からは中国国境の町“沙頭角(Sha Tau Kok) や“深セン”の街並みが見える筈だが視界はますます悪く周囲はただの真っ白け! さらに温度計は12度を指していて寒い! 目前の“八仙嶺”の山並みなど素晴らしい風景も見れず、諦めて同じガレ道を下山、元の郊遊徑に出て更に下って行くと“平頂[土幻]”(Ping Teng Au) の高原。ここは“八仙嶺”への入り口“屏風山”(Ping Fung Shan) 麓への登り口と“丹竹坑”(Tan Chuk Hang) 方面への分岐点。前回はここから“屏風山”へ向かったが今日はそのまま郊遊徑を進んで “丹竹坑”までのコ−スを行く。高原歩きが終わると今度は長〜い階段下りが“新屋仔(San Uk Tsai)”まで続く。最後は“新屋仔”の郊遊徑終点ゲ−トを潜って“丹竹坑”の田園地帯の村落を抜けた所でミニバスを拾い今日の歩きをFinish、ト−タル約7qの歩きでした。ミニバス“粉嶺”まで戻って打ち上げ! (注:WST-10-:衛奕信徑,Wilson Trail Stage-10-) |
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↓“鹿頸路”(Luk Keng Rd.) の“南涌”で下車、目の前にこんな標識【写真No.01】。すぐ後ろには“沙頭角海”(Sha Tau Kok Hoi)。周囲は以前より綺麗になって立派な公衆トイレも! バス道路の右手この標識【02】どおり右に進むと右側がマングロ−ブ湿地帯の中の直線道路【03】、この道の最後付近、右手の新しい“南涌亭”と書かれた東屋を過ぎると、右手に“南涌郊遊徑”のゲ−トがある【04】。因みにそのまま直進すると直ぐにWST-10-の最終終着点だ。ゲ−ト前で出発前の記念写真、そして後ろの階段を登り出す、、、木陰の中の緩やかな石段登りが続く、、、左側の風景【06】、、、 ↓一しきり登ったら平道となって間もなく大きな沢に出た【08】。ここで小休止、、、沢の下流には他のハイカ−も【09】。休憩後、右手の沢に沿ってさらに石段登りが続く【10】、、、途中の標識【11】、、、先ほどより傾斜がきつくなってきた、、、そして二回目の沢との合流【13】。この辺りが“老龍田”(Lo Lung Tin) と呼ばれる所、、、この沢を横切ると今度は急勾配の階段登りが続く、、、 ↓先の標識と同じく“丹竹坑”【15】を目指して、今日一番の苦しい登りを経て峠を越え、二番目の尾根へ、、、そこで小休止【16】。平道を経て階段登りはさらに続く【18】、、、後ろには先ほどの麓の丘【06】と“沙頭角海”が見える筈だが周囲は真っ白け! 急階段を登ってやっと最後の尾根に到着【19】、既に海抜400m以上の地点。ここは晴れてたら前方左手に“龜頭嶺”が見えるポイント。 ここから郊遊徑は右手の山麓を行くなだらか下り坂【20】、、、かなり下った所、階段に差し掛かった辺り【21】、周囲が見えないので記憶を頼りに本来なら右側の“龜頭嶺”を見上げる位置で右手に目印の赤い布切れ発見! ↓このか細い獣道?が登山口だ【22】。ブッシュが生えるヤブ漕ぎ登りの始まり、、、最初のピ−クで一休み【24】。散在する大岩を過ぎるとブッシュ、ヤブも少なくなって今度はガレ道急登坂【25】、、、“龜頭のカリ”、いや"肩"を経て間もなく間もなく“龜頭の先” 標高486mに登り着いた【26】。この濃いガスさへ無かったら、南側には“平頂アウ”から“屏風山”の山腹、北東方面に“沙頭角”、北側には“紅花嶺”(Hung Fa Leng)、北西方面には中国深センも望めるのだが誠に残念! 下記、過去のレポ−トをご覧下さい。間もなく同じル−トを下山【27】、、、再度ブッシュを掻き分けて元の郊遊徑に着地【28】 ↓元の郊遊徑を今度は右手西側に下って行くと、、、間もなくこの標識【30、31】。そこを過ぎると直ぐに“平頂アウ”の高原地帯にある小広場【32】。この地点は郊遊徑を直進すると“丹竹坑”へ、左に折れると“八仙嶺”へ至る三叉路。ガスの中を直進!【33】。本来なら広々とした高原の気持ちの良い歩きだがこのガスでは暗中模索歩き。 ↓途中小休止を挟んで更に直進、、、木立を抜けたら階段下りが始まった【38】、、、間もなく前方左手ガスの中に“丹竹坑”の田園地帯が【39】、、、さらに下り坂と階段が続く、、、まやもや一休み【42】 ↓林を抜け長〜い階段下りが続く、、、目前に“丹竹坑”の田園風景が広がってきた【43】、、、間もなく“南涌郊遊徑”の終点ゲ−ト到着【44】、その表側【45】。“新屋仔”の村落を抜けて【48】、この標識【49】から右手に進んでいたら“粉嶺”行きのミニバスが来たので分乗して“粉嶺”へ。 ↓“粉嶺”駅前でもう一台のミニバスを待ち、一同揃ったところで駅に隣接するショッピング・モ−ル内、いつものB級グルメ店へ。寒い日だったので紹興酒の熱燗を飲みたかったが店にはナシ! 止むを得ずビ−ルで乾杯でした! |
【香港七大珍名山】
(1)♂より♀が登りたい、イヤ♀に登られて喜ぶ⇒ “龜頭嶺” (2)ババア−は女と決まってるのに何故か⇒ “女婆山” (3)俺には皮肉っぽい⇒ “老人山” (4)狐が一匹いるの?⇒ “獨狐山” (5)大きな蚊?蚊が多いの?⇒ “大蚊山” (6)大蛇がでるの?恐いッ!⇒ “大蛇頂” (7)えッ−象もいるって?⇒ “象山” 過去の関連レポ−ト。 ⇒[2004年12月12日] 龜頭嶺 (Kwai Tau Leng)≪南涌郊遊徑≫ |
『ゆっくりのんびりマイペ−ス!各自自己責任で自由参加のハイキング!』
『“光頭老のハイキング”が≪お好きな人は≫いつでも御参加下さい!』 『ハイキング後の打上げ食事会に参加、不参加は自由ですよ!』 |