潰れてしまえ

何度書かいているんだけど、私は田舎が嫌いだ。

理由はいくつかあるし、前にも書いているんだけど、それとは別に「閉じていることを前提としたコミュニティ」が嫌いなのだ。それは「閉鎖的」というのとはちょっと違ってる。まぁニュアンスの違いなんて説明しにくいから、わかってくれと言うつもりもないんだけど。

元が「田舎者」であるから、そういったものはよけいに目について不快になる。

こういったことを書くと、田舎を愛する人達から「うちの田舎は人情に厚く」みたいな反論がある。まぁ反論したい奴が反論するのは勝手なんだが、それは大きな間違いだと断言しよう(「弾言」は売れてるようなんでリンクしないw)。なぜなら、どんなコミュニティであれ、

身内には優しい

のは当然だからだ。どこの田舎、どこのコミュニティでもいいから、そこに参加してみるといい。最初は「来客」としてもてなされるが、しばらくすると「他所者」として敬遠される。そういうもんだ。「身内」と認識されれば居心地は良くなるが、それまでの関係を築くのは大変だ。

これも何度か書いているのだが、うちの近所はとんでもなく過疎高齢化の田舎だ。山手線から10〜15分以内のエリアが「うちの近所」なのだが、なんとなく田舎っぽい。多分、人口の流入があまりないからだろう。古い家が立ち並び(さすがに木造平屋は少ないが)、なんとなく湿っぽい。

小さな飲食店、小さな商店はないわけじゃないが、なんとなくやる気がない。一番いけないのは、

客を客と認識出来ない

ってこと。商品見てると、「あんた誰?」という表情で見られる。これは松江の田舎商店街で散々された顔だ。あげくに、客を客と思わない言葉がかけられる。たとえば、開店前に商品陳列しているところで買おうとすると「まだ開店してません!」と厳しく言われる。せめて、

「申し訳ありませんが、」

くらいつけろよと思う。

これが本当に田舎だったらしょうがない。だけど、山手線からそう遠くない商店街での出来事なのだ。

感情のことなので、あれこれ理屈こねる気はないのだが、都会でそんなのは「商売」じゃない。不特定多数の他人がいるのが都会なのだ。だから、とっとと潰れてしまうか、

うちは会員制です

とでも書いておけ。