聘珍樓「特上肉饅」

天気もいいし、新栗も出てるだろうということで中華街に。

中秋の時にも行ったのだが、その時にはまだ新栗はなかったのでリベンジ。

リベンジと言えば、前回の時に聘珍樓の「特上肉饅」を食ったのだけど、あの時は自分のコンディションのせいかイマイチだったので、これもリベンジ。

今日の中華街は混み混みだった。まぁ連休だし天気いいし。なんでもない肉饅屋も行列が出来ているので、逆に普段行かない客の少なそうな肉饅屋で食う。それでもそこそこ食えるのを発見する。

個人的には、「江戸清」の肉饅と、あちこちにある「チャンピオンの店」とかので十分満足。どちらも値段はほんのちょっと高めだけど、わけのわからないところで食うよりはずっとリスクもなく楽しめる。「チャンピオンの店」はいかにもな宣伝してるし、行列も多いし店も多いのでちょっと「食通」的には敬遠したい空気があるのだけど、別にそんなこともない。敬遠してる人は食ってみるといいよ。

で、問題の聘珍樓の「特上肉饅」だ。これは1140円もする。中華街の肉饅は普通200〜350円くらいが相場だから、とんでもなく高い。まぁサイズも大き目なんではあるけど、それでお普通の肉饅の延長からすれば600円も払えば十分だろうというサイズ。つまり、それだけ中身に価値があるということなんだろう。

確かに一口目はかなりおいしい。まぁ皮も厚いから具まで食うのが大変だけど、まぁおいしい。

じゃあ全部食うかと言えば… ちょっとごめんなさいだ。

材料は悪くない。いい材料を使っているようだ。干し蝦やら干し貝柱やらもいい感じに戻って入っている。そういった意味では、値段だけのものはあると言える。実においしい。

とは言え、逆にこれがアダになる。旨味成分が多過ぎて、飽きるというか嫌になる。マズいってことは全くない、むしろおいしい、つーか超おいしい。でも、ダメ。途中で飽きて嫌になる。最後には無理やり押し込むことになる。

材料もなかなか頑張っていて、

豚肉、エビ、竹の子、玉ねぎ、ねぎ、フカヒレ、帆立貝、干貝柱、風味原料、砂糖、ごま油、ラード、酒類、香味料(八角、ちょうこう等)他

なんだそうだけど、結局のところ、

旨味が多過ぎ

でダメなのだ。もう食べて行く端からどんどん飽きて来る。

これを3倍くらいに薄めても十分おいしい肉饅になると思うし、このままであれば1/4くらいのサイズでいい。

飽きると言えば、韓国食材の「ポンテギ」も同じ理由で飽きる。見た目はグロなんだけど(リンク先は自己責任でね)、味はそれなりにおいしい。臭いはちょっと×なんだけど、味はそうでもない。個人的にはおいしい部類に入ると思う。とは言え、こいつもちょっと食べると嫌になって来る。旨味成分が多過ぎなのだ。おそるおそる1つ食って「食えるじゃん」と思い、2つ目で「わりとおいしいじゃん」と思い、3つ目で「もういい」になってしまう。まぁ普段食わない食材だから、抵抗感も相当なものではあるんだけど、それにも増して

飽きる

のだ。

件の肉饅も、1口目で「おいしいじゃん」と思い2口目で「なかなかいい内容じゃん」と思い3口目で「もういい」みたいになってしまう。

過ぎたものは作っちゃダメだ。

聘珍樓「特上肉饅」” への2件のコメント

  1. 肉まんが無性に食べたくなったけど、中華街か・・・。
    クリスマスのデートの時に車上荒らしにあって根こそぎ盗まれて以来、行ってないなぁw

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