ラジオはradikoでネットメディアの一員となった

もっと前に書こうと思ってたんだけど、

ネット配信でラジオ復活 新たに聴き始めた人、4割超

いくら「音質が良過ぎてダメ」とは言っても、ないよりはずっといいのだ。

何が良いと言って、radikoであれば

ネットで話題にしやすい

のだ。twitterで「今○○でどーこー」みたいな話をするには、高周波技術を必要とするラジオよりは、ネットメディアであるradikoの方がずっと良い。高周波の方のラジオだったら、ネットでいかに話題になっていても、よほど興味を持たない限りはラジオを聞かない。いや、そもそも今時の人達だったらラジオ自体を持ってないかも知れない。でも、radikoであれば

ネットがあれば聞ける

わけだから、話題になっている場所に近い。

そういった意味では、ラジオはradikoでネットメディアの一員となった。この先聴取者が増えるかどうかは、単にどれだけ面白いコンテンツが用意出来るかという、ごく単純な問題になった。ラジオ受信機という「専用端末」の普及率が下がっているとかといった類の問題はもはやないから、そういった制約から解放されたのだ。

もちろんそうなれば、プロとアマチュアの差がなくなる。「ネトラジ」と競合しなきゃいけない。でも、今までの「土俵にすら上がれない」といった状態ではなくなる。少なくとも土俵に上がれるようになった。

ラジオは「テレビ放送」とはまるで違う展開となって来た。今まで地方民放のラジオ放送は、「お荷物」みたいな扱いを受けていたのだけど、もしかしたらテレビよりも寿命を延ばしたのかも知れない。

ラジオはradikoでネットメディアの一員となった” への2件のコメント

  1. 頼むから意味の判らない受信範囲設定は止めて欲しい。まさかこの時代になって地方と中央に情報格差が発生しようとはw

  2. それは過渡的なものだと楽観視してます。ソフトランディングのためには必要なのでしょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です