個人的にキレてるだけなんで、スルー推奨w
伊東乾氏の連載
のコメントを見て表題のようなことをtweetしたら本人から反応があった。氏は微妙に読み違いして反応だったのだけど、多分それは通じただろう。
氏のエントリについての感想は、今回の主題ではないんで置いとく。
で、読後に普段やらない「コメント」なんぞを読んでしまったわけだ。そうすると、なんと言うか表題のような感想を持ったわけだ。で、どうも氏は「のコメント」の部分をすっとばして読んだようで、
と。私の思ってる逆に受け取られた様子。まぁそれは「そうじゃなくって」とゆーことで御理解戴いた。氏の文章は、政治的に受け取られやすいことを書いている分、かなり注意深く政治的に受け取られることを避けていると思われるところがあるので、件の反論はその「勢い」なんだろうなと理解。多分、氏もそういった解釈に辟易していたんだろうというのは、この「勢い」でもってわかる。
表題でも書いたように、どうも最近は何でもかんでも「政治的メッセージ」を絡めてたがる奴が多い。私の前に書いた、
「口蹄疫」についての「メディア」の使えなさっぷりがハンパない
も、私としては「メディア論」として書いたつもりなのだが、コメントを見ればご覧の通りだ。
私とか伊東氏とかは、いわゆる
しらけ世代
で、それより上の世代がやたらに政治的メッセージを好んでいた反動からか、この世代はあまり政治的なものを好まない。私は学生時代に、福祉だの環境だのとゆー、「サヨの大好物」な世界にいたものだから、よけいにそうだ。もちろん、自分達の権利のこととか、環境とかってのには興味があったのだけど、そういったものへの興味関心を
政治的に解釈されるのが嫌
だったのだ。そういったあたりのことは前にも書いた。
「社会」に関心を持つことと、「政治」に関わることはイコールじゃない。また、「政治」に関わることと「イデオロギー」はもはや関係がない。「白い猫でも黒い猫でも、ネズミを捕るのがいい猫」なのだ。もうとっくの昔に
イデオロギーの時代は終わった
のだ。前世紀のものなんだよ。
ところがなぜか知らないんだけど、「近頃の若いモン」はやたらに政治に絡めたがり、イデオロギーに絡めたがるように見える。何かと言えば「民主党が」だ。まー、そりゃ「民主党」のアレな面がアレでナニしてることへの不満なんてのはわかるんだけど、そんなの前からわかってたことだったわけで、
何をいまさら
なんだよ。それとも、この前の選挙に民主党に入れて期待を裏切られたから逆ギレしてんの? ねーねー、今どんな気持ち?
「社会的発言」に勝手に政治を絡められたら、「そこに本意はありません」と切り返せるけど、「政治的発言」は政治的に利用されるのは当然なんだよ。だから、何でもかんでも「政治」に絡めるのってのは、「反」の側からも「親」の側からも、都合良く解釈され利用されてしまう。
まー、政治に関心を持って政治活動したいって言うんだったら止めはしないし、それはそれで悪いことじゃないと思う。でもそれだったらなおのこと、何でもかんでも政治やイデオロギーに絡めるのはやめておいた方が良いと思う。とゆーか、そんな目線で物事を見てたら、見えるものも見えなくなってしまうと思うのだが。