日本人の99%以上は日本で産まれ、日本で暮らし、日本で死んで行く

って、当然なんではあるけど。

日本の大学のガラパゴス化

日本人の99%以上は日本で産まれ、日本で暮らし、日本で死んで行く。だったら、別に「大学」が「ガラパゴス」であっても困らないんではないか?

氏の言いたいことはわかる。そういった憂いを持たないわけではない。でも、良く考えれば表題のようなことだ。だから、「日本」という環境に特化した教育や体制であっても何ら悪いことじゃない、むしろ良いことだろう。

どうせ本当に出来る奴はそんな枠は越えて海外に行く。別に「ハーバード大学」に進学する奴の数なんてどーでもいー。本当に行くべき実力のある奴だけが行くようになったとも言える。妙に大衆化して義務教育化してしまった日本の大学進学事情よりは、ずっと健全ではないか? 真のエリートが真の大学に行く。それの何が悪いのだろう? 別に「秀才君」が行く必要なんてない。天才だけが行けばいい。

「日本」という国の環境が良いかどうか、それについては考えて行かなきゃいけない。日本の会社が良いかどうか、日本の大学が良いかどうか… 問題がないわけじゃない。でも、「日本の大学」なんだから、「日本」という環境に適合して何が悪いのだろう? 下手に「世界で通用する人材」とか言って、妙な教育をされてしまうよりは、ずっと歓迎される。

繰り返すが、そういった「日本」が良いかどうかはここでは論じるつもりはない。ただ、社会がそうであるんだからそれに適合するのは当然で、それを「ガラパゴス」なんて流行りの言葉で批判することはないだろうということ。

鏡に醜いものが写ったからと言って、鏡が悪いわけじゃない。

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