なんではてな村民にはこんなに馬鹿が多いのだ？

久米さんのITProの記事が凄いことになっているらしいので、見てみる。

はてブを見ると、案の定のコメントが多い。こいつら、そんなに馬鹿が自慢なのかね？

馬鹿な村民を馬鹿にしてる文脈だから、今回は思いっきし上から目線で書いてやろう。

どこが「馬鹿」かと言えば、ネット馬鹿どものいつものパターンの、

書いてあるものを読まず、書いてないものを読んでいる

からだ。

件の記事のどこにも「匿名でブログを書くな」とは言ってない。ところが、件の記事を「匿名でブログを書くな」と解釈してコメントしてる奴が多過ぎる。まぁ確かにそんなに頭の悪い奴等のブログなんて、顕名だって読む価値はないだろうから、ある意味正しいコメントなんだろうけど。

件の記事のキモは、

実名でブログを書け

でしかない。一方村民達に評判の悪い、池田せんせやら小倉せんせやらが言ってるのは、

匿名でブログを書くな

だ。両者は似てるけど違うのは、冷静に考えればわかること。

頭の悪い村民のためにわかりやすく書いてやれば、匿名実名を使い分けることを、件の記事は否定していないのだ。

前のエントリでも書いたが、顕名で書けないことはいっぱいある。そういったことについて、別に匿名であっても構わんだろう。てか、そんなものを顕名で書く奴はどっかおかしい奴だと思ってもいい。でも同時に

顕名はブランド戦略

でもあるのだ。

だいだい、「猫にゃー」な日記を大衆に向けて書く価値は、私は認めていない。そんなものはSNSで友達限定で書いてりゃ十分だ。だから、私のmixi日記はそんなものばかりだ。でも、この雑文はいかに←にチラ裏だと書いていても、誰でも見えるようになっている。そうなれば、「いい自分」を見せたいし、「正しいこと」を書きたいと思う。もちろん「正しい」は私の主観に過ぎないけれど、それは「生越という人はこれを正しいと思っている」ということを知らしめる意味がある。それに同調出来る人はずっと読んでくれるだろうし、嫌いな人はそこで帰ればいい。それだけだ。それゆえに、「サーチエンジン汚染」をしないように、しているわけだ。

もちろん恥ずかしいことを書きたいとか、友達にだけウケればいいとかという欲求はあるだろうけど、そういったことはそれこそ匿名blogでやるなりmixiなりでやればいいだけのこと。つまり、

戦略的に使い分け

ておけばいい。いろんな付き合いであちこちのSNSに招待されたりしてることも考えれば、場によってそこでウケを狙えばいい。どうせ

人間はいろんな顔を持っている

ものなんだから。匿名で書きたいこと、仲間うちだけに読んで欲しいこと、表の顔のこと、裏の顔のこと… といろいろあるものだし、それが普通だ。

だから久米さんが「実名で書け」と言っているのは、換言すれば

ブランド戦略をしろ

ということであって、それ以上のことでもそれ以下のことでもない。それは「ブログは名刺代わり」という言葉からもわかる。そう考えれば、むしろ「うまい実名の運用をしろ」ということでもあるから、匿名で書くことはむしろ推奨とも言える。うまく使い分けなきゃブランド戦略にならない。同じメーカでもブランドによって想定顧客を変えているものはあるわけで。ネガティブなことは匿名なりSNSなりで書いてガス抜いておけば、「表」ではかこいい自分だけ出すことも出来る。

それを「実名で書け」という部分だけ読んで、妄想しまくって貶すなんざぁ、頭の悪さ丸出しだな。そんなに馬鹿が自慢なのかね？

まぁこういうことを書くと、「はてなユーザみんなを馬鹿にしてる」とか勘違いする馬鹿もいるんだろうな。私が馬鹿にしているのはあくまでも「馬鹿なはてブコメント」をしてる奴等であって、「はてなユーザは馬鹿」なんてことは一言も言ってないし、思ってもいないんだから、腹立てた奴は読み返してみろ。まぁ頭悪い奴には無理か。このエントリで「頭の悪い村民」というのは「村民の中で頭の悪い奴」を指す言葉だから、念のため。

ついでに書いとくと、別にこれは「はてな」に限ったことじゃないだろうが、コメント等が整備されているのがはてなくらいなものだから、それが目についたので言っているだけ。「他はそうではない」とは一言も言ってないし、言うつもりもない。

PS.

ITProから来た人へ。

このエントリは元々釣りエントリの煽り風味のものです。表現が下品なのはネタとして読んで下さい。ただ、言っている趣旨はこの通りです。くれぐれも「はてな村民は馬鹿」と言っていないことに御注意下さいｗ