おごテクノロジー(2)

(1)でスープと調理済みひき肉を作ったので、この応用。

作ったスープは、そのままではちょっと濃い。どう薄く作っても、そのまま使うと濃い過ぎてしつこいと思う。それにまぁ全部一度に使うこともない。なので、半分くらいに割る。割ると塩気が薄くなるので、塩とか胡椒とか加える。

このスープに野菜を入れる。私はキノコ類とか、青梗菜とかオクラとか入れる。キノコは「黒いキノコ」はクセが強いので、避けた方が無難。うまく手なづけることができればいいのだけど、「お手軽」「手抜き」には難しいように思う。

やることは煮るだけだ。特別な工夫はいらない。

もし工夫がしたかったら、青菜はそのまま入れないで、炒めてから入れると青臭くなくていい。その時はスープの塩分を薄くして、炒める野菜に塩をする。つまり、野菜の方の味を濃くする。これは「汁気もの」の基本で、汁よりも具の方が味が濃い方がおいしいし、減塩になる。

こんなことの何が「テクノロジー」かと言えば、面倒なこと複雑なことをまるっきりしないで、スキルも特に必要としないでうまいものが食えるというところ。いっぱい手間をかけて、上手な人が作るのであれば、テクノロジーでも何でもない。

さて、挽き肉の方だが、これは適当に取り分けて、小麦粉を入れる。入れる分量は適当だが、練って団子が作れるくらいにする。混ぜて練りながらだんだんに加えて行けばいい。この時、ちょっと塩を加える。「汁よりも具を濃く」の原則だ。団子を適当に作って、スープに入れると、肉団子入りスープだ。投じたすぐは沈んでいるが、煮えて来ると浮いて来る。

団子に加える小麦粉が多めになれば、「お団子分」が強くなり、少なめなら「肉分」が強くなる。単にそれだけのことなので、分量にこだわる必要はない。手間をかけるのが惜しくない人は、いろいろ入れてみるのも良いだろうが、元々手抜き料理なんだから手間かけてもねぇ。小麦粉の代わりに他の粉を使うと、食感が変わって面白いかも知れない。

食って残ったスープには麺類加えてみたり、御飯を加えてみたりすると、もう1食分楽しめる。まぁその前に3回くらいまでは野菜の追加だけでスープが楽しめるわけだが。

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