まず何かやってからほざけ!

まぁ同じ業界にいる奴は、だいたい同じことを思うんだろうが。

インターネットでカネを稼ぐ方法は五ツしかない

まぁ、概ね「お説ごもっとも」なんだが、オブラード10枚くらいに包んでもタイトルのようなことを思ってしまう。

まぁ、書いてることは概ね正しいんだろうと思うし、よく調べてると思う。そういったことには何の異論もない。

とは言え、こういったものほど、

誰が言ったか

が大切なこともない。

世の中の一切は空である」って言葉は、そこらじゅうの聖典の類に出ているし、中二病のガキだって言う。好き放題やって来たじぃさんも言えば、働いたことのないニートだって言うだろう。

ではそれらが同じ意味があるか、同じ重みがあるかと言えば、当然そうじゃない。「ガキ」や「ニート」なら「まず働けよ」って言うべきだし、聖書にあるのは「栄華を極めたソロモン王」の言葉だってことを考えたら、当然違った理解になる。

それと共に、この手のものってのは、要は数え方だ。ブロガーの大好きな

○○を××するnの方法

って奴だ。まぁHash君はそれを思って書いたんだろうけど。

なーんてこともあるんだけど、真の新しいビジネスってのは、そういった「常識の枠」を越えたところにあったりする。確かに件のエントリは正しい。しかし、その正しさは「今のところ」であり、「5つくらいにまとめた」という範囲の中での正しさだ。

そして真の新しいビジネスが「常識の枠」の外があるってことがわかるためには、

自分の手で自分のビジネスを作ろうとして、
失敗なり成功なりしなきゃいけない

のだ。既存の枠組みの中で新しい芽が大きくなる余地はあまりない。既に強者となったプレイヤに潰されないで戦うのは容易ではない。かと言ってプレイヤの誰もいない、全く常識の外のことは理解すらされないかも知れない。この世界で起業しようって奴は、その辺のバランスと日々戦っているのだ。

だから、自分の手で何も始めないで、「五ツしかない」とかってほざくのは、

じじぃの評論家

だけでたくさんだ。20代の若者がすることじゃない。まずその手を動かせ、その額に汗をかけ。その後で同じ言葉を吐くのであれば、聞く価値もある。