[2006年12月3日] 深坑瀝〜大[石勘]森
(Sham Hang Lek〜Tai Hom Sham)

≪前半≫

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コ−ス=≪前半≫中環-(6號埠頭Ferry)-梅窩-(Bus大澳行き)-
-羌山道(L035)-羌山郊遊徑-分水[土幼]-深坑瀝-
コ−ス=≪後半≫-深坑瀝-大[石勘]森-分水[土幼]-萬丈布-
-龍仔悟園-大澳-(Bus)-MTR東涌

参考資料=「大嶼山 郊區地図2000年第三版」
      「香港街道地方指南2001年版」

≪前半概要≫
今日は久々3年半ぶりに全香港の最も西にある山、“南大嶼郊野公園”(Lantau South Country Park) 内の“深坑瀝”(Sham Hang Lek) とその手前にある“大[石勘]森”(Tai Hom Sham) の二つの山に登る。さらにそこからル−トが見つかったら初めて西海岸の“二澳新村”(Yi O San Tsuen) 方面へ下ってみるつもりだったが?? 集合場所の“中環”(Central) 6號フェリ−埠頭に集まった仲間は、このHPを検索して参加を決めたと云う若い新人女性1名を加えて合計15名! 天気は概ね晴れ、気温21度湿度78%、肌寒い天気だ。先ずは高速フェリ−で30分、“梅窩”(Mui Wo)”まで。次は“大澳”(Tai O) 行きのバスに乗り換えて約40分程で“羌山道”(Keung Shan Rd.)の峠(L035) で途中下車。

ここはLTT-5-のスタ−ト地点でもあるが、我々はトレ−ルコ−スを外れ“觀音山”(Kwun Yam Shan)や“羌山”(Keung Shan)の麓の林道、“羌山郊遊徑”(Keung Shan Country Trail) を行く。この郊遊徑はアップダウンも少なく、木陰も多い夏向きのハイキングコ-ス! LTT-5-は“觀音山”や“羌山”の尾根道コ−ス、一方海岸線に沿ったLTT-8-。“羌山郊遊徑”はこのLTT-5-と-8-の間を走る山麓コ−スだッ! “觀音山”の中腹を廻り込み左手の“石壁水塘”(Shek Pik Reservoir)や“鳳凰山”(Lantau Peak)を眺めながらの歩きが約一時間。そのまま下に降りたら海岸線沿いの“大浪灣村”(Tai Lomg Wan Tsuen)やLTT-8-に通じる交差地点に到着。

そこから右折、今度は登り坂になって汗ダクになって峠に着くと交差標識点。ここから右に進むとLTT-5-の“羌山”の麓近くに行き着くが、我々は左手西側に続く“羌山郊遊徑”を引き続き歩く。再び山中腹、左手に海を眺めながらほぼ平坦道ながら、所々沢に下ってまた登ったり、曲りくねった山道が延々と続く。最後は“霊會山”(Ling Wui Shan) の西側麓、“分水アウ”(Fan Shui Au) 手前の峠に到着。そこからいよいよ“深坑瀝”へ至るル−トに入る。広大なランタウの山並みにウットリしながらの高原歩き。山裾を廻り、やがてなだらかな登りが峠まで。そこが“大[石勘]森”の肩付近で、右へ登ると“大[石勘]森”へ至るが、先ずは山麓の高原を直進して"深坑瀝"の麓まで。目前から頂上までのル−トは無かったが雑草を掻き分けて頂上アタック! 頂上430mからの香港最西端の展望は"素晴らしい"の一言に尽きる。ここから先は≪後半≫へ。
(注:LTT-5-,-6-,-8-:Lantau Trail (鳳凰徑) Stage-5-,-6-,-8-)

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↓往きのフェリ−の中【写真No.01】、高速フェリ−は30分で“梅窩”着、埠頭前バス停【02】。バスは大佛がある“昴坪”(Ngong Ping) 行きでも“大澳”行きでも良いが、我々は観光客で混雑する“昴坪”は避けて空いている“大澳”行きのバスに乗って約40分、“羌山道”(Keung Shan Rd.)の峠を少し越え“大澳道”(Tai O Rd.)で途中下車。この手前は三叉路で向かって直進下りが“大澳”方面に向い、右手が“深屈道”(Sham Wat Rd.) と“天壇大佛”の“昴坪”に至る“昴坪道”(Ngong Ping Rd.)。バスを降りてちょっと戻ると左側に“鳳凰徑”(Lantau Trail)のゲ−ト、この道路を挟んで右側がLTT-5-のスタ−ト地点だ。そこの上の東屋で出発前の記念写真【03】。階段を登り出す、、、カ−ブした階段を登って行くと道は左右に分岐する最初の標識【05】。LTT-5-はこれの右側、標識の“萬丈布”(Man Cheung Po) 方面を目指して登ると先ず“觀音山”へ至るが、“羌山郊遊徑”は直進、即ち標識【06】の“狗嶺涌”(kau Ling Chung) 印水道を目指す。左下手には先ほどの“昴坪”へ向かうバス道路【07】

↓いよいよ“羌山郊遊徑”の長〜い歩きの始まり! 山中腹の道を行く途中、バックには“鳳凰山”(Lantau Peak) の勇姿【08】と、その右前方下には先ほどバスで渡ったダム堤防の“石壁水塘”(Shek Pik Reservoir)【09】、、、森の中を行くかと思えば突然視界が広がったり、、、曲りくねった山麓ル−トを行く、、、そして、たくさんのカズラ? が垂れ下がる小さな沢を通過【13】。

↓木立を抜け、カ−ブと小さなアップダウンを繰り返しながら山麓の歩きが続く、、、左手の視界が開け“大浪灣”(Tai Long Wan)【16】を見下ろしながら小休止【17】、、、再び木立の中の歩き、、、その後ル−トは一旦下り坂になって小さな沢を通過【19】、、、この後、なだらかな登り坂を登って行くと三叉路の標識点に到着【20】。ここを直進すれば階段を下って“大浪灣村”やLTT-8-に下り着くが、我々は標識の“龍仔,萬丈布”(Lung Tsai, Man Cheung Po) 方面に向かって右折、右手の岩山肌を見ながら坂道を登り出す。

↓なだらかな登坂ながら結構きつい! 折り返しカ−ブを二回登りつめた所に次の標識点【23】。ここまで4.5q。小休止の後、ここから右に進むと“羌山”の麓近くでLTT-5-に合流するが、我々は標識の“狗嶺涌”、左手西側へ向かって“羌山郊遊徑”を引き続き歩く、、、また沢の横断、苔が生えた岩、チョロチョロ流れる冷たい水【25】、、、またまた左手の視界が開け若干ガスってはいるが“大浪灣”方面の素晴らしい景観が広がる【26】、、、前方左下に見えてきた“狗嶺涌”の岬とLTT-8-の舗装路【28】

↓正面には雄大な“霊會山”西側の稜線【29】とその中腹を走る“羌山郊遊徑”。ル−ト脇の白い花に癒され、涼風も心地よい! さらに前進、、、今度はかなり大きな水なし沢を横断【33】、その後が又なだらかな登坂が続く【34】、、、この辺りから木陰の道は途絶える。

↓そしてやっと着きました“羌山郊遊徑”の“分水アウ”に繋がる交差地点【36】。ここまで6.75q。ここから左へ行けば“狗嶺涌印水道”への下り道【37】、右へ登れば“分水アウ”へ至る。この先の丘で小休止【38】。ランタウ島最西部の山並みが大きく広がる景観! 西側の“分流頂”(Fan Lau Teng) に連なる目指す“深坑瀝”【39】、後ろ北側には“霊會山”【40】。ここで仲間の一人が所用で中途帰還、、、この後“分水アウ”までの登り坂を行く【42】

↓“分水アウ”手前の分岐点、右(北側)に進めば“霊會山”、萬丈布”方面へ【44】、左(西側) が目指す“深坑瀝”やその先の“狗嶺涌(西)”へ至る【45】。我々は左側へ、、、チョット登ったら壮大な光景が待っていた! 後ろには“霊會山”とその左手“萬丈布”方面へのル−ト【47】、正面には“大[石勘]森”【48】。その左手、“大[石勘]森”の肩付近の峠までの坂道ル−ト【49】

↓峠までのジグザグ登坂【50】、、、ガレ道を登り切って振り向けば今まで歩いて来たル−ト【51】、この辺りがランタウ西の一番雄大な景観! 峠まで登り着いたらその右側が“大[石勘]森”だが、そのまま直進【52】、、、大きなカ−ブを曲がると正面に見えてきた“深坑瀝”【53】、まだかなりの距離。山裾の曲りくねった道を行く、、、草原に屯する牛チャン【55】、、、“深坑瀝”を左手に見ながら大きく迂回する地点まで来て正面に見えてきた海と岬は“分流角”(Fan Lau Kok) らしい?【56】

↓左真上の“深坑瀝”、迂回ル−ト途中に標識が有ったが、頂上へのル−トは見当たらない? 標識手前の草むらから適当に足を踏み入れ頂上アタック開始【57】、先頭部隊はもう頂上近くだ! 右に廻り込みながら急登坂、、、頂上直下の大岩の脇を這い登って【59】、、、やっとこさ着きました香港最西端“深坑瀝”430m頂上! 三角点は壊れていた。頂上からの眺め、南東方面の“狗嶺涌"の岬と“大嶼海峡”(Lantau Cannel)の大海原【60】。北東には雄大な山並みの向こうに“霊會山”【61】。そんな風景をバックにレディ−達と一緒、ご機嫌の先発隊長【62】、そして全員集合記念写真一発【63】

≪後半へ続く≫

今日は距離にして約15q、時間にして約6.5時間、久しぶりの長丁場でくたびれた! やはり“分水アウ”から“深坑瀝”、 “大[石勘]森”の往復が5q程も有ってしかもアップダウン。夏場に一度トライした時ヘバった筈だ! それにしても “大[石勘]森”から“二澳新村”方面への下りル−トは本当に無いんだろうか?

Photo by B.Eiji (仲間のフォトアルバムもご覧下さい!)

過去の関連レポ−ト
⇒ [2005年5月22日] 羌山郊遊徑〜萬丈布〜大澳
⇒ [2003年5月11日] 深坑瀝 (Sham Hang Lek)
⇒ [2003年11月2日] 大[石勘]森 (Tai Hom Sham)

『ゆっくりのんびりマイペ−ス!各自自己責任で自由参加のハイキング!』
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