[2003年5月11日] 深坑瀝
(Sham Hang Lek)

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コ−ス=中環-(6號埠頭Ferry)-梅窩-(Bus大澳行き)-石壁ダム-LTT.8-
-羌山郊遊徑-分水アウ-深坑瀝-狗嶺涌-LTT.8-石壁ダム-(Bus梅窩行き)
-梅窩-(Ferry)-中環

参考資料=「大嶼山 郊区地図2000年第三版」
      「香港街道地方指南2001年版」

≪全般概要≫

今日は又もや初めての山、ランタウ島南西部、南大嶼郊野公園(Lantau South Country Park)の"深坑瀝"(Sham Hang Lek)430m。この山は地図で見ると全香港の中で最も西に位置する。今日も新人女性一人を交え14名の参加者。天気は上々!気温28度以上と真夏並みの暑い日!以前歩いた石壁ダム(Shek Pik Reservoir)のバス停から舗装路のLTT-8-を逆行して、途中の大浪灣(Tai Long Wan)付近から右手山側に登り"羌山郊遊徑"(Keung Shan Country Trail)に合流。そのまま郊遊徑を左手西側に歩くが、このコ-スは山中腹のほぼ平坦道ながら、左手に海を眺めながら曲りくねった山道が延々と歩く絶好のハイキングコ-ス。最後は"霊會山"(Ling Wui Shan)の西側麓、分水アウ(Fan Shui Au)からのル-トに合流。分水アウまで登ってここからいよいよ"深坑瀝"へ至る初めてのル-トに入る。
≪因みにここから狗嶺涌までのル-トは「大嶼山 郊区地図2000年第三版」には記載されていません。最新版には記載されています。≫

霊會山の麓、分水アウから展望する広大なランタウの山並みにウットリしながら高原歩き。山裾を廻りやがてなだらかな登りが続いて目指す"深坑瀝"の麓に到達。目前から頂上までのル-トは無かったが雑草を掻き分けて頂上アタック!頂上430mからの香港最西端の展望は"素晴らしい"の一言に尽きる。下山コ-スもまた雄大な高原歩きから最後は"狗嶺涌"(Kau Ling Chung)の海岸キャンプ場までの長〜い下り!そして海岸からLTT-8-に出るための100m程の階段登りでヘトヘトになる。やっとの思いでLTT-8-舗装路に出たら今度は印水道沿いの舗装路を1時間も歩いてスタ-ト地点の石壁ダムまで。ヘトヘトから今度はクタクタに変わってダム脇のバス停でFinish。ト-タル15q程の歩きでした。バスで梅窩(Mui Wo)へ移動。海岸の海鮮屋でいつもの通り最後の打ち上げでした。
(LTTT-8-:Lantau Trail Stage.8)

↓セントラルから梅窩へ向かうフェリ-内にて、相変わらずのSARS予防マスク!梅窩からバスで石壁ダムまで、ここで全員集合写真!さぁスタ-トだッ!舗装路のLTT-8-を逆方向に歩き出す。途中大浪灣村方面へ向う別れ道から右側のダラダラ坂を登り更に進んで休憩点に到着した時は既に汗ビッショリ!
↓この休憩点で小休止!標識が指すようにここから右手の龍仔(Lung Tsai)萬丈布(Man Cheung Po)方面へ向っていよいよ登りのスタ-ト。木陰の階段を登り草道を上がって行くと最初の分岐点、羌山郊遊徑に合流。そのまま左手に進み今度は坂道登り。道は曲りくねりやがて二番目の標識。右手が羌山、萬丈布方面。左側の"狗嶺涌"方面、つまり羌山郊遊徑を引き続き歩くことになる。ここまでが登りできつかったッ!
↓標識横の木陰で小休止中の面々!これより山裾の平坦道が続く。ル-トは曲りくねっているがほぼ平道、左手下には大浪灣と白角(Pak Kok)の岬。沢を渡り山裾を行く快適なハイキングル-トはまだまだ続くよ〜ん!
↓あまりの暑さに傘をさして歩く!左手紺碧の海にすれ違う船はマカオ行きのフェリ-か?崖っぷちを流れる冷たい水にホッ!この羌山郊遊徑は本当に素晴らしいル-トだッ!徐々に、緩やかに登り坂が続く。そして郊遊徑に入ってから小一時間近くも歩いた頃やっと分水アウ手前の分岐点に到着。ここで大休止!お待たせ!キュウリの配給!
↓日陰がないが頬に心地よい風が吹く。前方の嶺は目指す"深坑瀝"か?間もなく出発!分水アウに向ってなだらかな山裾の道を登って行く。そして直ぐに分水アウ標識点に到着。     、、、、、ここは以前も来た場所だ。
↓正面右手の霊會山、今年1月に反対側から登ってここ分水アウに下って来た。霊會山に向ってその左側に進めば萬丈布方面、我々はここ分水アウから左側直進コ-スを行く。野を越え丘を越え、雄大な山裾に抱かれるようにして歩くうちにいよいよ"深坑瀝"の麓が近づいてくる。この辺りから見た深坑瀝はコブのように見える。
、、、、、、、右手下は分流東灣(Fan Lau Tung Wan)か?、、頂上真下の麓に到着。
目の前の頂上まではル-トなし!雑草の生い茂った急坂を這い登って最後の岩を超えたらそこは頂上だったッ!見て下さい!この絶景!真正面に広がる"大嶼海峡"(Lantau Channel)とその先の南シナ海!後ろの山は"大HOM森"466m。しばしこの絶景を堪能し記念写真撮影。さぁ〜下山だッ!南側に向って下りル-トに戻る。
、、、、、、、、、、"深坑瀝"麓の曲りくねったル-トを歩く一行。
↓今登ってきた"深坑瀝"をバックに歩く一行。咲き乱れる花と南の海の風景を楽しみながら歩くとル-トは徐々に下り坂になって間もなく標識点、左は"石壁"右は"分流"。我々は右側へ進む。続いて二つ目の標識から"狗嶺涌営地"即ちキャンプ場へ向かって下山。、、、、、しかしこれまでの高原歩きは本当に素晴らしかったな〜!
↓かなりの長い距離を下って海岸近くまで降りてきた。ここから左手の林を潜り抜けるとギクッ!又もや階段登り!100mほど上に見晴台が見える。この最後の登りはこたえた。振り向けば"深坑瀝"とその雄大な山麓!やっとの思いで階段登りが終わった所がLTT-8-"狗嶺涌営地"の標識点だった。
、、、、、ここから延々と舗装路が続く、、、、、ランタウピ-クの雄姿が正面に!
↓この印水道沿いの舗装路歩きは以前も歩いたが、夏場は照り返しでかなり苦しい歩きになる。疲れた足を引きずるようにして延々と1時間程歩き元の出発点、石壁ダムのバス停に到着。バスで梅窩まで戻り海鮮レストランに飛び込む!
先ずは待ち侘びたビ-ルだッ!いやぁ〜今日は本当にお疲れさま〜!カンパ〜イ!


以前歩いた"羌山郊遊徑"の継続を今回は最後まで歩いて改めて素晴らしかったル-トの再認識。そして分水アウから"深坑瀝"に至る雄大な高原散策!香港最西端の"深坑瀝"からの眺めに感激! ただ帰路"狗嶺涌"からのLTT-8-は延々一時間の舗装道路歩きで参りました。公共の乗り物がないから仕方がないけど!又今回行けなかった"深坑瀝"の近くの山  "大HOM森"466mにもいずれ挑戦してみたい。
参考までに下記、過去の関連レポ-トもご覧下さい。
[2003年1月5日] 霊會山
[2002年8月18日]ランタウトレ-ル、ステ-ジ-8-往復
[2002年4月21日]羌山〜觀音山