[2005年5月22日] 羌山郊遊徑〜萬丈布〜大澳
(Keung Shan Country Trail〜Man Cheung Po〜Tai O)

《画像をクリックすると大きな写真になります。保存は大きい方を!》
《サ-バ-容量に限度があり古い写真は抹消しなければなりません。保存は早めに!》

コ−ス=中環-(6號埠頭Ferry)-梅窩-(Bus大澳行き)-羌山道(L035)-
-羌山郊遊徑-分水[土幼]-萬丈布-龍仔悟園-大澳-(Bus)-MTR東涌

参考資料=「大嶼山 郊區地図2000年第三版」
      「香港街道地方指南2001年版」

≪全般概要≫
今日は久々に全香港の最も西にある山、“南大嶼郊野公園”(Lantau South Country Park) 内の“深坑瀝”(Sham Hang Lek) とその手前にある“大[石勘]森”(Tai Hom Sham) の二つの山に登り、さらにそこからコ−スが見つかったら初めて西海岸の“二澳新村”(Yi O San Tsuen) へ下ってみるつもりだったが?? 集合場所の“中環”(Central) 6號フェリ−埠頭に集まった仲間は今日は僅か7名! 三日前の予定案内で『予定どうり歩いたら15q 以上になるかも?』 と書いたせいか? 天気は久しぶりに晴れ、気温31度湿度83%。先ずは高速フェリ−で30分、“梅窩”(Mui Wo)”まで。次は“大澳”(Tai O) 行きのバスに乗り換えて約40分程で“羌山道”(Keung Shan Rd.)の峠(L035) で途中下車。

ここはLTT-5-のスタ−ト地点でもあるが、我々はトレ−ルコ−スを外れ“觀音山”(Kwun Yam Shan)や“羌山”(Keung Shan)の麓の林道、“羌山郊遊徑”(Keung Shan Country Trail) を行く。この郊遊徑はアップダウンも少なく、木陰も多い夏向きのハイキングコ-ス! LTT-5-は“觀音山”や“羌山”の尾根道コ−ス、一方海岸線に沿ったLTT-8-。“羌山郊遊徑”はこのLTT-5-と-8-の間を走る山麓コ−スだッ! “觀音山”の中腹を廻り込み左手の“石壁水塘”(Shek Pik Reservoir)や“鳳凰山”(Lantau Peak)を眺めながら気温の割りには猛暑の中の歩きが約一時間。そのまま下に降りたら海岸線沿いの“大浪灣村”(Tai Lomg Wan Tsuen)やLTT-8-に通じる交差地点に到着。ここで体調が悪い一人とその付き添いの二人がリタイヤ!

残った5名はそこから右折、今度は登り坂になって汗ダクになって峠に着くと交差標識点。ここから右に進むとLTT-5-の“羌山”の麓近くに行き着くが、我々は左手西側に続く“羌山郊遊徑”を引き続き歩く。再び山中腹、左手に海を眺めながらほぼ平坦道ながら、曲りくねった山道が延々と続く。最後は“霊會山”(Ling Wui Shan) の西側麓、“分水アウ”(Fan Shui Au)からのル−トに合流。“分水アウ”まで登り着いた時は5人ともかなりバテバテ状態! 湿度はそれほど感じないが、とにかく物凄い暑さに全員グッタリ! 誰からともなく『早くビ−ルを飲もう!』 という事になって本来はここから“深坑瀝”方面へ至るル−トに入る筈だったが予定変更、“萬丈布”(Man Cheung Po) 方面へのル−トを取る。

このル−トは過去何回も歩いているが、今日はやたら長く感じる高原歩き。途中“飛龍”(Flying Dragon) を垣間見ながら谷部まで、その後今度は“龍仔悟園”(Lung Tsai Ng Yuen)”と呼ばれる昔の商人の庭園跡を経由して、左手が山の中腹の曲りくねった林道を延々と歩く。間もなく“大澳”(Tai O) の港が見え始めた頃からコ−スは土道から石道に変わり急傾斜の坂道下り。最後は“梁屋村”(Leung Uk Tsuen)”と云う所に到着。左手塩田脇の舗装道路をバス停近く迄歩いて今日の歩きのFinish、約12Km程の歩きでした。最後の打ち上げは“大澳”のいつもの海鮮屋! 
(注:LTT-5-,-6-,-8-:鳳凰徑, Lantau Trail Stage-5-,-6-,-8-)

《写真上にマウスを乗せると画像NO.が出ます。写真をクリックすると大きなサイズに!》
↓“梅窩”のフェリ−埠頭前バス停【写真No.01】。バスは“昴坪”(Ngong Ping) 行きでも“大澳”行きでも良いが、我々は空いている“大澳”行きのバスに乗って約40分、“羌山道”(Keung Shan Rd.)の峠を少し越した所で途中下車。ここは三叉路で向かって直進が“大澳”方面、右手が有名な“天壇大佛”が有る“昴坪”(Ngong Ping) に至る。バスを降りてちょっと戻ると左側に“鳳凰徑”(Lantau Trail) のゲ−ト【02】、この道路を挟んで右側がLTT-5-のスタ−ト地点だ。案内板の前で記念写真二発! 階段を登り出す、、、バックには“鳳凰山”(Lantau Peak) の勇姿【05】、カ−ブした階段を登ると道は左右に分岐して最初の標識【 06】。LTT-5-はこれの右側を登って“觀音山”へ至るが、“羌山郊遊徑”は直進、即ち標識【07】の“狗嶺涌”(kau Ling Chung) 印水道を目指す。

↓左手下に見えた“天壇大佛”へ至るバス道路【08】、そして“石壁水塘”(Shek Pik Reservoir)【09】 と右手に先ほどバスで渡ったダム堤防、、、曲りくねった山麓ル−トを行く、、、再び頂上が雲に隠れた“ランタウピ−ク”と“石壁水塘”【11】、、、とにかく暑いッ!、、、そして沢山のカズラ? が垂れ下がる小さな沢を通過【13】。

↓木立を抜け、カ−ブと小さなアップダウンを繰り返しながら山麓の歩きが続く、、、左手の視界が開け、“大浪灣”とその向こう微かな島影は“索罟群島”(Soko Islands)【18】。再び木立の中の歩き、、、その後ル−トは一旦下り坂になって小さな沢で小休止【21】、、、この辺りまでで暑さのせいか? 既にくたびれ気味!

↓この後、なだらかな登り坂を登って行って三叉路の標識点に到着【23】。直進すれば階段を下って“大浪灣村”やLTT-8-に通じる。ここで体調が悪い一人とその付き添いの二人がリタイヤ!【24】、残った5人はここから標識【23】の“龍仔,萬丈布”(Lung Tsai, Man Cheung Po) 方面に向かって右折、坂道を登り出す。なだらかな登坂ながら結構きつい! 折り返しカ−ブを二回登りつめた所に次の標識点【27】。小休止の後、ここから右に進むとLTT-5-の“羌山”の麓近くに行き着くが、我々は左手西側に続く“羌山郊遊徑”を引き続き歩く、、、また沢の横断、チョロチョロ流れる冷たい水にホッとする【28】

↓またまた左手の視界が開け“大浪灣”方面の素晴らしい景観が広がる【29】、しかし猛烈に暑い! たまらず次の沢でまたもや小休止【32】、今日は休んでばかりだッ! そして前進、、、今度はかなり大きな沢を横断【34】、、、なだらかな登坂が続く、、、この辺りから木陰の道は途絶えてますます暑いッ!、、、そしてやっと着きました“羌山郊遊徑”7.7qの終点“分水アウ”に繋がる交差地点【35】。ここから左へ行けば“狗嶺涌印水道”への下り道、右へ登れば直ぐに“分水アウ”。  

↓ランタウ島最西部の山並みが大きく広がる景観! “分流頂”(Fan Lau Teng)【36】、その右手に“深坑瀝”【37】、、、“分水アウ”までの登り坂を行く、、、こんななだらか登りでも今日はきつい!、、、“分水アウ”に着いたら涼しい風に救われた【40】、西側正面のピ−クが“大[石勘]森”【41】。予定ではここから左手に進み、【42】の右端に少し見える坂道を登って“深坑瀝”を目指す筈だったが? ここまで来た5人はかなりバテ気味、もうあまり歩きたくない雰囲気? 今日はもう山登りはや〜めたッ! と衆議一決!   

↓そうと決まれば“分水アウ”から右手に向かい、丘を越えると直ぐに標識点【44】。ここでLTT-5-途中に合流、右に登ると“霊會山”(Ling Wui Shan)へ、左折すると“萬丈布”方面へ至る。過去何回も歩いた“霊會山”北側麓を巻くように続くLTT-5-を歩き、次の標識【46】からちょっとトレ−ルコ−スを外れ右手に向かう。先方に広がる雄大な山並み、そしてお馴染み右手の森の中“飛龍”(Flying Dragon)【48】。ル−トはこの後下り坂、石段を下って、、、

↓小川に掛かる堤防を渡り【50】、“萬丈布”に到着してLTT-5-に再合流、ここで小休止【51】。一同くたびれて尻に根が生えたか?なかなか立ち上がろうとしない、やっとヨイコラショ! と立ち上がってイザ前進、、、左側“萬丈布”キャンプ場の標識【52】 を過ぎると直ぐに右折、階段を数段越えたら次の標識【53】 から右側“大澳,龍仔”への下り坂となる。途中前方に雲に隠れた“ランタウピ−ク”とその手前の三角峰は今日のスタ−ト地点近くの“觀音山”【54】。ユ−カリ林道を下り切った所にある“龍仔悟園”【56】。ここでトレ−ルコ−スはステ−ジがLTT-6-と変わる。

↓途中何ヶ所かある標識を“大澳”に向って進む、、、下り坂から沢を渡って【56】、、、曲りくねった山麓の歩きが延々と、、、又もや右手遥か先に見えてきた“ランタウピ−ク”と左は“弥勒山”(Nei Lak Shan)、その間に小さな“天壇大佛”が判るかな?【61】。墓場横の湿地帯脇を過ぎた頃、新しくなった東屋【62】、ここからが急坂降りの開始だッ! 途中右手前方に顔を見せた“大澳”の港町【63】。

↓この急坂は香港の中でも有数! 香港島の“灣仔Gap”に引けを取らない登りは心臓破りの急坂! 下りは階段と違ってヒザにはこないが、靴先に圧迫された足の親指が痛くなる頃やっと急坂の終わり、ここはLTT-6-の終着点で“梁屋村”【66】。左手に進み村落を抜けて旧塩田脇の車道を歩き【67】、、間もなく終着の“大澳”に到着。バス停裏の海産物小店が並ぶ一角、いつもの海鮮屋に飛び込み今日の打上げビ−ルでカンパ〜イ!、、、いやぁ〜今日は疲れたね〜!  

しかし何で今日はこんなに疲れたのか? 自分ひとりでなく、ほぼ全員がバテバテ状態だった。湿度は先週15日より低かったのに? 多分、久々の日曜晴れで陽射しがかなり強かったのが原因だろう? それにしても一年前と比べたら自分の体力も落ちてるような(惜)!

仲間が作成したフォトアルバムもご覧下さい!

過去の関連レポ−ト
[2004年11月14日] 觀音山〜羌山〜霊會山
[2004年1月11日] 霊會山
[2003年11月2日] 大[石勘]森
[2003年5月11日] 深坑瀝

写真集TOP 履歴INDEX 主トレ-ル
コ-ス
標高
ランキング