[2006年10月22日] 石龍拱
(Shek Lung Kung)

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コ−ス=MTR.筌灣-(Taxi)-筌錦アウ-MHT.9-蓮花山-石龍拱-元筌古道-
-清快塘(手前)-深井-(Mini Bus)-MTR.筌灣

参考資料=「新界西北部 郊區地図2000年第三版」
   「香港街道地方指南2001年版」

≪全般概要≫
今日は一年四ヶ月ぶりに新界西北部の“石龍拱”(Shek Lung Kung) 474mへ。今日の天気は概ね晴れだがガスっぽいうす曇、気温29度、湿度87%でまた暑さがブリ返した。集合場所のMTR西部側の終点“筌灣”(Tsuen Wan)駅に集まった仲間は今日もまた新しく若い女性一人を加えて計15名。ここのところ毎回大人数! “石龍拱”は香港西部の“大欖郊野公園”(Tai Lam Country Park) の中にある山で、空港ハイウェイに至る“青馬大橋”(Tsing Ma Bridge)”や“汀九大橋”(Ting Kau Bridge)”を真下に見下ろす場所にある。

“筌灣”からタクシ−三台に分乗して“筌錦公路”(Route Twisk) の途中にある“大帽山”(Tai Mo Shan) の登山口“筌錦[土幼]”(Tsuen Kam Au)まで。ここはMHT-9-のスタ−ト地点で、今日の我々もこのトレ−ルコ−スからスタ−ト。なだらかな起伏の舗装路を約40分歩いてトレ−ル標識M160の地点を過ぎて間もなくコ−スを外れ、左側の“蓮花山”(Lin Fa Shan) 方面へ向かう道に入る。さらに舗装道路が途切れる場所まで進むと、その辺りが“蓮花山”と呼ばれる丘陵地帯。中腹高原の曲りくねった山道をしばらく進むと間もなく“石龍拱”へ至る。

中腹の道から一気に頂上へ。今日はガスっぽい天気で折角の景観もそこそこ! “青馬大橋”や“汀九大橋”の優雅な姿、“筌灣”の街並みなどを見た後下山。今回は7年前に一度だけ行った西側の“深井”(Sham Tseng) 方面を目指して先ず“元筌古道”(Yuen Tsuen Ancient Trail)と云う山間のル−トを行く。このコ−スは木陰が多いなかなか快適な散策路。そして途中の沢から合流する舗装路に出て、そこを南側にしばらく行くと、途中見えた布切れの印を頼りに地図上の点線ル−トに初めて進んでみる。再度、森の中の歩きを経て下った所の三叉路が“清快塘”(Tsing Fai Tong) に近い“深井”へ通じる舗装小道だった。後はそのまま“深井”まで下って7年前に一度来た事がある懐かしいハト料理屋に到着して今日の歩きをFinish、約10qの歩きでした。
(注:MHT-9-:Maclehose Trail(麥理浩徑) Stage-9-)

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↓タクシ−は“筌錦公路”を登って“筌錦アウ”まで。右手の“大帽山”(Tai Mo Shan) への入り口をチョット通り過ぎた辺り、左側のMHT-9-のスタ−ト地点でストップ、ここで記念写真【写真No.01】。これより鬱蒼たる森の中の舗装路、なだらかな登り坂道が続く、、、一しきり坂を登り切った所でMHTの標識【03】、生まれて間もない子牛チャンの出迎え【04】。向かって左手の視界が開けたが“筌灣”の街並みはガスの中。香港最高峰957m“大帽山”【05】、、、なだらかな舗装路アップダウン行が続く、、、今度は右手に見えてきた“KAI公嶺”(Kai Kung Leng)【07】

↓さらに進んで、、、⇒“標距柱”(Distance Post)、M160【09】、と云うことは毎年11月恒例の ⇒MHT.100qトレ−ルの始点からここまで80qと云う事! そして間もなくMHT-9-と“蓮花山”方面への分岐点【10】、ここを直進するとMHT-9-で“田夫仔”(Tin Fu Tsai)方面へ、我々は左折してMHTから外れ“蓮花山”【11】を目指す、、、なだらかな登り、レ−ダ−サイトの下を通過する頃、左手前方に顔を出した目的の山“石龍拱”【13】。その後右カ−ブの下り坂、しばらく快適な森の中の歩きが続く。

↓間もなく舗装路の終わりに近づく、、、そこの鉄塔傍の標識点【16】に着いて小休止。この左手辺りが“蓮花山”、高度は400m程か? 風もなく今日は結構蒸暑い、、、そしてここから始まる土道を行くと前方に姿を表した“石龍拱”【19】。丘陵地帯をしばらく行くと林があり、その先の二番目の標識点【21】 から左折して“筌灣柴灣角”(Tsuen Wan Chai Wan Kok)方面へ。因みにここを直進すると“田夫仔”(Tin Fu Tsai)へ至る。(“石龍拱”下山後ここまで戻ってくる!)

↓なだらか登りの高原コ−ス【22】は左手の“石龍拱”を迂回している。前方の視界が広がってこの “標距柱”【24】(注:MHT標距柱ではない!) 近くまで来たら左手の山斜面、適当に検討をつけて登り出す【25】、、、徐々に勾配がきつくなって目前に現れた“石龍拱”頂上【28】、先発隊長は早くも頂上岩の上!

↓二番手のオッサンも岩の上で涼しい顔!【29】。全員頂上474mに到着、素晴らしい景観が待っていたッ! 真下南側には“青馬大橋”と“汀九大橋”の優雅な姿【30】、惜しむらくはこのガス! その左“青衣”(Tsing Yi) と以前登った“三支香”(San Chi Heung)、さらに左手には“筌灣”の街並み【31】は残念ながらガスに霞んでいる。北側に目を転ずれば先ほど歩いて来たル−トと“蓮花山”方面【32】、オッサン五人衆【33】、そしてレディ−の後ろには“大帽山”【34】。南西側には“深井”周辺の高層ビルとその向こうにはランタウ島、右手かすかに空港も見えるがガスの中! 三角点を囲んで集合写真一発!【35】

↓そして南側に向かって下山開始、滑り易いガレ道下り【36、37】。この辺りの上空は飛行機の着陸ル−ト、頻繁に飛んでくる【38】、、、麓の道は“元筌古道”【39】で左手の“柴灣角”から“石龍拱”の南側麓を通過し“田夫仔”まで延々と続いて最後はMHT-9-と合流している。“深井”に出るためにはこの“元筌古道”を右に行き、さっきの“石龍拱”の麓の道まで戻る【40】。先ほどの標識点【21、41】まで戻って今度は“田夫仔”へ向かって、、、丘陵地帯を経て今度は森の中の歩き【42】

↓快適な木立の中の歩きが続き、、、この標識【44】を過ぎたら、、、荒れたガレ道の下り坂【45】を過ぎて間もなく道は二手に別れるが、この標識【46】から右に入った所で小休止【47】。その後、左側のガレ道を下って石段下り【49】と続き、、、

↓間もなくせせらぎが聞こえてきた、と思ったら小川の傍【50】。その先の小橋が掛かる沢の上に出た。橋の上の舗装路に出たら標識、右側に進むとMHT-9-に合流して西側の“田夫仔”や東側の“筌錦公路”へ戻る事になる。今日の我々は橋の上から左側に進んで“元筌古道”を継続歩き【51】、、、しばらく行くと舗装路が新しくなっている【52】、考えてみたら7年前にも歩いているが、あの時は確かこんな舗装はされてなかった。初めて現れた“青龍頭”(Tsing Lung Tau)方面への標識【53】、ここで“元筌古道”から外れて、、、さらにしばらく新舗装路を行くと、、、路肩が広くなった箇所の手前【54】で先頭部隊が地図で確認中! 左手の林の中に赤い布切れの目印【55】と細道が見える。標識は無いが地図で確認するとこの辺りから南側へ点線ル−トで“深井”へ行けそう? 路肩を乗り越えて、、、

↓人はあまり通らないようだがル−トはしっかりしている、、、道なりにしばらく森の中を進むとガレ道の登り坂【58】、、、登り着いた所の小広場で再度地図を確認【59】、どうやら“大欖隊道”(Tai Lam Tunnel) の真上付近の様だ? そこからそのまま南側にガレ道を下って行ったら舗装小道の三叉路に合流した【61】。“清快塘”に近い“深井”へ通じる道だった! 標識どおり左へ、、、途中右手に見えた小滝【63】

↓“深井”へ向かうこの舗装小道は7年前も通った筈だが記憶が?、、、間もなく前方に見えてきた“青馬ブリッジ”【65、66】、、、途中の分岐点を舗装小道が続く左側へ進んで下り坂、、、近づく“深井”の高層ビル群【67】、、、そして階段下りになって初めて7年前の記憶が甦る! 階段途中から右手に行くと【69】、、、“屯門公路”(Tuen Mun Rd.)高速道路【70】の右脇を下って、、、

↓降り立ったところが高速道路の真下“深康路”(Sham Hong Rd.)【71】。民家や小店が並ぶ路地を行くと見覚えのあるハト料理の店! 相変わらず軒下はビニ−ルが張ってあった。ここで今日の歩きを終えて打上げ会! ハト料理は誰も欲しがらないのでアヒルの揚げ物、しかしこれはタレが強すぎて不味かった。しかし他の料理は味も良く値段もリ−ズナブル! ビ−ルも比較的安くてグ−ッ! 帰りは店の近くの“青山公路”(Castle Peak Rd.)からミニバスに乗って“筌灣”まで。

“元筌古道”は“石龍拱”の南側や、“清快塘”周辺にも地図上点線ル−トの多くの枝道が有るので間違い易い。さらに地図では一部、舗装路と実線ル−トがダブっているのも判り辛い! 今日のこのレポ−トも標識写真や過去のレポ−トと比較精査しながら、地図上をトレ−スして何とかまとめたが!

過去の石龍拱レポ−ト!(各々下山ル−トが異なります。)
[2003年7月20日] 石龍拱(Shek Lung Kung)
[2005年6月12日] 石龍拱(Shek Lung Kung)
他の関連レポ−ト!
[2004年5月16日] 筌錦[土幼]〜田夫仔〜青龍頭
[2006年6月11日] 筌錦[土幼]〜田夫仔〜大棠

『ゆっくりのんびりマイペ−ス!各自自己責任で自由参加のハイキング!』
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『ハイキング後の打上げ食事会に参加、不参加は自由ですよ!』 
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