[2006年6月11日] 筌錦[土幼]〜田夫仔〜大棠
(Tsuen Kam Au〜Tin Fu Tsai〜Tai Tong)

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コ−ス=MTR.筌灣-(Taxi)-筌錦[土幼]-蓮花山-元筌古道-田夫仔-
-吉慶橋-元筌古道-大棠管理所-大棠村-(MiniBus)-元朗

参考資料=「新界西北部 郊區地図2000年第三版」
   「香港街道地方指南2001年版」

≪全般概要≫
今日は約二年ぶりに新界西北部の“大欖郊野公園”(Tai Lam Country Park) 内の歩き。朝のTV天気予報では曇り時々雨、Max気温27度、湿度87%で今日もまたいつ雨が降り出すか? 怪しい天気! 集合場所のMTR“筌灣”(Tsuen Wan) に集まったのは計12名。歩くコ−スは有名な“香港100kmトレ−ル・イベント”の終盤、MHT-9-と、その途中から舗装路のトレ−ル・コ−スを外れて変則コ−ス。さらにMHT-10-も途中から変則コ−スで初めての“大棠”(Tai Tong)方面へ抜けるル−トを歩いてみた。

MTR“筌灣”駅近くからタクシ−でスタ−ト地点の“筌錦[土幼]”(Tsuen Kam Au) まで。そこからMHT-9-のスタ−ト。しばらく木立の中の舗装路を歩き、雨後の緑が鮮やかな林の中の歩き。途中から左折してトレ−ルコ−スを外れ、“蓮花山”(Lin Fa Shan) 方面へ進む。このコ−スは以前歩いた“石龍拱”(Shek Lung Kung) への道筋。舗装路が終わってやっと土道、左手に“石龍拱”を見ながら“元筌古道”(Yuen Tsuen Ancient Trail)と云う山間の道を行く。このコ−スは木陰や沢も多く、なかなか快適な散策路。そして一度沢の傍のMHT-9-に通じる舗装路に合流するが、再び森林道の“元筌古道”を行く。途中、水かさが増した堰堤を渡って再度舗装路に合流。そこはもう“田夫仔”(Tin Fu Tsai) の近くだった。

MHT-9-“田夫仔”(Tin Fu Tsai)を過ぎるとコ−スはMHT-10-となる。スタ−トして“田夫仔”まで6km以上。今度はそのままMHT-10-の舗装路を“大欖涌水塘”(Tai Lam Chung Reservoir) の上流“水吉橋”(Wing Kat Bridge)までの歩き。前回は“水吉橋”から“圓[土敦]郊遊徑”(Yuen Tun Country Trail) と云う山間のル−トを“青龍頭”(Tsing Lung Tau) まで歩いたが、今日はそのまま“吉慶橋”(Kat Hing Bridge) まで進み、ここからMHT-10-を外れて再度“元筌古道”に入って初のル−ト“大棠”方面へ! 快適な林道歩きから予想しなかった登り階段となる。峠まで登って又もや“元筌古道”を外れて左手の山越えル−トへ、、、短いが又もや階段登りとなって、これまで延々と平道を歩いて来た足にはきつい!

尾根を越えてやっと“大棠管理所”があるキャンプ場付近に降り立つ。整備された公園内から“大棠山道”の車道を延々と歩いて最後は“大棠村”のバス停に着いて長かった今日のハイキングをFinish! 約5時間、13q強の歩きだった。バスで“元朗”(Yuen Long)へ、今日の最後の〆は5月14日の“乾山”(Gone Shan)〜“圓頭山”(Yuen Tau Shan) 歩きの時に初めて利用した中華レストランで飲茶でした。
(注:MHT-9-,-10- : Maclehose Trail (麥理浩徑) Stage.9, 10)

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↓出発点の“筌錦公路”(Tsuen Kam Rd.=Route Twisk) 、MHT-9-のスタ−ト地点で記念写真【写真No.01】。ここは“大帽山”(Tai Mo Shan) 登山口よりちょっと先の左側でMHTの標識が目印。林の中の舗装路の緩やか登り道の歩き、マウンテンバイクの若者達も【02】。ダラダラ坂道はカ−ブを繰返しながら登り、平道になった所に立つ洒落たMHT標識【03】。なだらか坂道と平道の繰り返し、、、徐々に高度が上り、途中左手に望む“筌灣”方面だがこの天気では霞んで見えない【06】、、、道は続く、、、

↓間もなく舗装路は行く手が二手に分かれる【08】。この標識からMHT-9-はそのまま直進、我々はトレ−ルコ−スを外れて左折、“蓮花山”方面を目指す【09】。レ−ダサイトを過ぎた辺り、舗装路は徐々にその道幅が狭くなりながら木立の間をカ−ブしながらの下り坂。周囲の緑が映える中【12】、、、道は続く、、、傘のような珍しいキノコ【13】、、、間もなく“蓮花山”近くの標識点に到着【14】

↓標識の傍、鉄塔の下で小休止、これより目指す“田夫仔”まで3.5q【16】。ここの標識までは舗装路だったが、これより山麓の山道歩き【17】。左手には以前登った“石龍拱”(Shek Lung Kung) 474m【18】、、、その右手を迂回しながら道は続く、、、二番目の標識から左折すると“石龍拱”登山口へ至るが我々は“田夫仔”を目指して直進【20】、ここからコ−ス名は“元筌古道”となる。

↓快適な山裾の歩き【22】、左手のランタウ島も今日は見えない、、、やがて道は木立の中に入り 【23】、、、荒れに荒れたガレ道の下り坂【27】を過ぎて間もなく道は二手に別れるが、この標識【28】から右手に。

↓右手に入った所で小休止、心配した雨は降らないが暑くなってきた! その後この様な石段下り【30】を経て、、、間もなくせせらぎが聞こえてきた、と思ったら小川の傍【31】。その先の小橋が掛かる沢に出た【32】。橋の上の舗装路に出たら標識、橋の下は濁流が流れている【34】、その傍のもう一つの標識【35】、右側に進むとMHT-9-に合流して“筌錦公路”へ戻る。我々は標識どおり“田夫仔”を目指すが、、、

↓その前に沢の傍で小休止【36】、そして沢の右手の小道を行くとなかなか風情のある竹林道が続く。次の小橋を渡り、、、鳥の鳴き声を聞きながら竹林を吹き抜ける涼風の中を歩いて行くと、、、小さな堤に出た。この堰堤、前回はこんな感じだったのに! 今日は最近の雨続きで水が溢れている【40】。その上をクツを濡らして恐る恐る渡る一行【41】、、、そして“田夫仔”まで残り1.5qの地点【42】を過ぎて、、、

↓しばらく歩いたら再び舗装路に出た【44】、標識写真の左側“大欖涌水塘”に向かったら【写真No.09】からトレ−ルコ−スを外れて以来、再び舗装路のMHT-9-に合流。間もなく“田夫仔”のキャンプサイト横【46】、ここからトレ−ルコ−スはMHT-10-となって再び舗装路歩きが続く、、、標識【47】の“吉慶橋”へ向かって、、、右手の集落を通り過ぎる、、、

↓やがて前方に見えてきた“水吉橋”付近【50】。そして“水吉橋”に到着【52】。傍の小さな公園ベンチで小休止、前回はこの“水吉橋”を渡って“青龍頭”へ至る“圓[土敦]郊遊徑”を歩いたが、今日は標識【54】の“黄泥[土]敦村大棠巴士站”(Wong Nai Tun Tsuen Tai Tong Bus Stop) を目指して引き続きMHT-10-の歩き。先ずは“吉慶橋”に到着【56】

↓“吉慶橋”、ここはMHTの主要ポイント! ここも最近の雨で洪水状態、小橋は水没【57】、“大欖涌水塘”上流部は多量の雨で満水、しかも流木やゴミ、泥水と化していた【58】。公園傍の標識【59】からMHT-10-を外れて初の“大棠”方面へ! この道も“元筌古道”の延長となる。舗装路をちょっと行ったら直ぐにもう一つの標識【60】、地図で確認すると直進は舗装路で“大棠”へ、右側が土道の“元筌古道”、我々は右折してこの土道を行く【61】、、、舗装路から開放されてまた快適な林道歩き、、、

↓ルンルン快適林道歩きと思ってたら、、、ギクッ、 階段登りだッ!【66】。峠らしき辺りまで登って一休み! ここで道は三叉路になって標識点。地図で確認すると直進が“元筌古道”、左の階段を登れば【69】目的の“大棠”方面へ至る様だ。またもや階段を登り出す、、、

↓雑木林の中の登り道が続く、、、一旦平道となって右手の視界が開け、ガスの中に“元朗”の街並みが広がった!【74】、、、再度の登りを経てどうやら尾根まで登り切ったようだ【75】。ここで一同くたびれ果ててヘタリこんだ(^_^)! 今日のコ−スの大半は平道だったのが最後になって登り階段とは参った、参った!【76】。大休止の後出発、今度は石段下り、、、

↓下の方に見えてきた赤屋根【78】、あれが標識【69】に有った“大棠管理站”(Tai Tong Manegement Center) らしい? ホッ、としたが階段を下りきった所の標識【79】を見るとバス停まではまだ2q以上もある【79】。潜った“大棠自然教育徑”(Tai Tong Nature Trail) ゲ−トの表側で証拠の記念写真一発【80】。この後は良く整備されたキャンプサイト、BBQサイトがある公園内の歩き、、、

↓公園を出ると道は“大棠山道”の車道となる。右手の山は“KAI公嶺”(Kai Kung Leng)【85】、、、車道のテクテク歩き、、、途中右手“大欖郊野公園”の大標識【88、89】、、、さらにテクテク、、、これがまた長いッ! ここで遂に雨! もう少し、後5分降らなきゃ良かったのにッ!【90】、そして、、、、突き当たった道がここ【91】。ここからミニバスで“元朗”へ直行!

↓先月、“乾山”〜“圓頭山”ハイクの後、初めて立ち寄った中華レストランを何とか探し出す。着いたのが夕方4時前チョット、どうやら最後の飲茶にありついた! 久しぶりの長歩きでお腹ペコペコ、しかし、まぁ〜先ずはビ−ルでカンパ〜〜〜〜〜〜イッ!

久しぶりの長歩きだった!(汗) しかも“吉慶橋”から“大棠”まで歩いたのは今回が初めて! なかなか良いコ−スで楽しめたな〜! ハイク中、幸い雨にも遭わなかったし。
“大欖郊野公園”内の地図を精査すると未だ少し歩いていないコ−スも有りそう。

過去の関連レポ−ト。
[2004年5月16日] 筌錦[土幼]〜田夫仔〜青龍頭

『ゆっくりのんびりマイペ−ス!各自自己責任で自由参加のハイキング!』
『“光頭老のハイキング”が≪お好きな人は≫いつでも御参加下さい!』
『ハイキング後の打上げ食事会に参加、不参加は自由ですよ!』 
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