[2005年6月12日] 石龍拱
(Shek Lung Kung)

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コ−ス=MTR.筌湾-(Taxi)-筌錦アウ-蓮花山-石龍拱-元筌古道-
-柴灣角(筌景圍)-(Taxi)-MTR.筌湾

参考資料=「新界西北部 郊區地図2000年第三版」
   「香港街道地方指南2001年版」

≪全般概要≫
今日は約二年ぶりに新界西北部の“石龍拱”(Shek Lung Kung) 474mへ。この山は去る5月8日に日本からのゲストを迎えて登る予定だったが、当日は大雨で中止となり今日になった。今日の天気も鬱陶しい曇天、気温30度、湿度82%以上。集まった仲間は腰痛の“連れ合い”を含み8人。“石龍拱”は香港西部の“大欖郊野公園”(Tai Lam Country Park) の中にある山で、空港ハイウェイに至る“青馬大橋”(Tsing Ma Bridge)”や“汀九大橋”(Ting Kau Bridge)”を真下に見下ろす場所にある。

MTR.西部側の終点“筌灣”(Tsuen Wan) からタクシ−二台に分乗して“筌錦公路”(Route Twisk) の途中にある“大帽山”(Tai Mo Shan) の登山口“筌錦アウ”(Tsuen Kam Au)まで。ここはMHT-9-のスタ−ト地点で、今日の我々もこのトレ−ルコ−スからスタ−ト。なだらかな起伏の舗装路を約40分歩いてトレ−ル標識M160の地点を過ぎた辺りからコ−スを外れ、左側の“蓮花山”(Lin Fa Shan) 方面へ向かう道に入る。さらに舗装道路が途切れる場所まで進むと、その辺りが“蓮花山”と呼ばれる丘陵地帯。中腹高原の曲りくねった山道をしばらく進むと間もなく“石龍拱”へ至る。

中腹の道から一気に頂上へ。今日は曇天ながら比較的空気は澄んでて遠景も良く見える。“青馬大橋”や“汀九大橋”の優雅な姿、“筌灣”の街並み、遠くランタオの峰々と空港、南には九龍から香港島まで見渡す事が出来た。帰路は西側の“深井”(Sham Tseng) 方面を予定していたが、前回下った“油柑頭”(Yau Kom Tau) へ向かうル−トへ入りそうになったので途中で中止、結局手前の東側“柴灣角”(Chai Wan Kok)方面に降ることにした。ト−タル8Km程の歩き。タクシ−で“筌灣”へ移動し最後の〆は駅近く、ショッピングモ−ル内のいつものタイメシ屋!
(注:MHT-9-:Maclehose Trail(麥理浩徑) Stage-9-)

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↓“大帽山”の登山口前BBQサイト“筌錦アウ”でタクシ−を下車、そこからバス道路の“筌錦公路”をチョット先まで行くと左側にMHT-9-のスタ−ト地点、ここで記念写真【写真No.01】。これより鬱蒼たる森の中の舗装路、なだらかな登り坂道が続く。一しきり坂を登り切った所でMHTの標識【03】と左側に広がる“筌灣”の街並みとその向こうは香港島【04】。しばらく平道歩き、、、時折左手の視界が開け先週登った“ライオンロック”や“ビ−コンヒル”も曇天ながらくっきり!【06】、さらに進んで、、、ここからは香港島の東側“パ−カ−山”まで見える【07】

↓そして香港島の西端の遥か彼方には3本煙突の“ラマ島”も【08】、、、なだらかなアップダウン行が続く、、、今度は右手に見えてきた“KAI公嶺”【10】、再度左手には近づく“筌灣”の街並みと橋の右手は“青衣”(Tsing Yi)【11】、、、さらに進むと左手前方にようやく顔を出した目的の山“石龍拱”【12】、、、間もなくMHT-9-と“蓮花山”方面への分岐点【13】、ここを直進するとMHT−9−で“田夫仔”(Tin Fu Tsai)方面へ、我々は左折してMHTから外れ“蓮花山”を目指す、、、なだらかな登り、、、途中振り返ると後ろには“大帽山”【14】

↓コ−スはこの辺りから徐々に下り坂、、、レ−ダ−サイトの傍で小休止【17】。ここから遠望したランタウ島【18】、“ランタウピ−ク”も少し雲に隠れている、、、しばらく快適な森林道の歩きが続く、、、しかしコ−スは相変わらず舗装路、、、下り坂の急カ−ブから右手遥か前方に見えた“九徑山”とその向こうにうっすらと尖った嶺は“キャッスルピ−ク”【21】

↓間もなく舗装路の終わりの標識点【24】、この左手辺りが“蓮花山”。高度は400m程か? ここで小休止、、、風もなく今日は結構蒸暑い、、、そしてここから始まる土道を行くと前方に姿を表した“石龍拱”【26】

↓丘陵地帯をしばらく行くと林があり、その先の標識点【30】 を直進すると“田夫仔”へ至る。 我々はここから左折して標識の“筌灣柴灣角”方面へ。なだらか登りの高原コ−ス【31】は左手の“石龍拱”を迂回している。右手前方に見えてきた“深井”周辺の高層ビルとその向こうにはランタウ島、右手かすかに空港も見える【32】。なだらか登りの最後辺り、適当に検討をつけて左手の山斜面を登り出す【33】、、、直ぐに目前に現れた“石龍拱”頂上【34】

↓頂上一番のりはいつも“我等が先発隊長”【36】。素晴らしい景観が待っていたッ! 真下南側には“青馬大橋”と“汀九大橋”の優雅な姿!【37】、その左“青衣”と以前登った“三支香”(San Chi Heung)【38】、さらに左手には“筌灣”の街並みから遥か彼方の九龍の山並み【39、40】。北側に目を転ずれば先ほど歩いて来たル−トと“蓮花山”方面【41】、そして今は頂上が雲に隠れた“大帽山”【42】

↓眼下の岩場で待機中の腰痛“連れ合い”をズ−ムアップ【43】、ランタウ島も先程よりガスっぽくなってきたぞ〜!【44】、、、この474mの頂上の眺めは快晴だったらかなり絵になる景観だッ! 記念写真を撮ったら下山開始、、、荒れた急坂ガレ道を降って“連れ合い”が待つ麓の岩場へ【48】、、、海峡を通る何艘もの船【49】

↓この辺りの上空は飛行機の着陸ル−トか?頻繁に飛んでくる、、、この麓の道は“元筌古道”(Yuen Tsuen Ancient Trail)【51】で“柴灣角”から“石龍拱”の南側麓を通過し“田夫仔”まで延々と続いて最後はMHT-9-と合流している。“深井”に出るためには元の“石龍拱”の麓の道、この“元筌古道”を行くべきだったが、並行した左側のル−トを進んでしまって直ぐに間違いに気付いた! 前回2003年7月20日と同じような錯覚!、、、しかし“深井”まではまだかなりの長距離、腰痛“連れ合い”の為にはここから“柴灣角”へ下山した方が良かろう! と先ほどの岩場まで引き返して“石龍拱”の南側麓から“元筌古道”を東側に進む【52】、、、山裾のなだらかな下り坂が続く【54、56】

↓途中の標識【57】からコブの右側を迂回して更に降るとやがて東屋、前方の小山は“下花山”(Ha Fa Shan) 312m【58】、、、さらに下り坂は続く【61】、、、そして最後はこの標識【63】傍の東屋に到着、この下の舗装路を横切って、、、

↓今度は階段下り【64】、、、腰痛“連れ合い”にはチョット長い階段、大丈夫か?、、、やがて“柴灣角”の、とある車道【65】に降り立った。ここは初めて! 車道を右手に下ったら“筌灣港安病院”が有った。近くからタクシ−で“筌灣”へ直行、最近良く利用しているショッピングモ−ル内のタイメシ屋!ここは味も良く値段もリ−ズナブル。ビ−ルも比較的安くてグ−ッ!

この“石龍拱”って山は標高474m なので実は⇒“シャ−プピ−ク”468m よりチョット高い。しかし“シャ−プピ−ク”が海抜0からほぼ直登するのに比べ、“石龍拱”は400m 程の丘陵地帯の高原から丘に登る、て感じだからアッ! と云う間に頂上へ至る。だから香港の山は⇒難易度と標高は必ずしも一致しないのだッ!

仲間が作成したフォトアルバムもご覧下さい!

過去の関連レポ−ト
[2003年7月20日] 石龍拱(Shek Lung Kung)
[2002年7月07日] 石龍拱(Shek Lung Kung)

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