[2004年5月16日] 筌錦[土幼]〜田夫仔〜青龍頭
(Tsuen Kam Au〜Tin Fu Tsai〜Tsing Lung Tau)

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コ−ス=MTR.筌灣-(Taxi)-筌錦[土幼]-蓮花山-元筌古道-田夫仔-
-水吉橋-圓[土敦]郊遊徑-青龍頭-(MiniBus)-MTR.筌灣

参考資料=「新界西北部 郊區地図2000年第三版」
   「香港街道地方指南2001年版」

≪全般概要≫
今回もまた2年以上ぶりのコ−ス、最近暑くなってきたので出来るだけアップダウンが少なくて木陰の多いコ−ス、と云う事で新界西北部の『筌錦[土幼]〜蓮花山〜田夫仔〜水吉橋〜青龍頭』を歩く。今日の気温26−30度、湿度92%。集合場所のMTR“筌灣”(Tsuen Wan) に集まったのは今日もまた新人一人を加えて計16名。このコ−スは有名な“香港100kmトレ−ルイベント”の終盤、MHT-9-と-10-のコ−スとほぼ同じだが、トレ−ルコ−スどおり歩くと全て舗装路歩きとなるので暑い今日は出来るだけ舗装路は避けて、一部だけトレ−ルコ−スを行く変則コ−スとした。

先々週5月2日の“大帽山”(Tai Mo Shan) の時と同じく“筌灣”からタクシ−でスタ−ト地点の“筌錦[土幼]”(Tsuen Kam Au) まで。そこからMHT-9-がスタ−トする。しばらく木立の中の舗装路を歩き、途中から左折、トレ−ルコ−スから外れて“蓮花山”(Lin Fa Shan) 方面へ進む。このコ−スは以前歩いた“石龍拱”(Shek Lung Kung) への道筋。“石龍拱”を左手に見ながら“元筌古道”(Yuen Tsuen Ancient Trail)と云う山間の道を行く。このコ−スは木陰や沢も多く、なかなか快適な散策路。そして再度MHT-9-に合流。

そこから“田夫仔”(Tin Fu Tsai)まで進んで、コ−スはMHT-10-に変わる。スタ−トして“田夫仔”まで6km以上。そのままMHT-10-を“大欖涌水塘”(Tai Lam Chung Reservoir) の上流“水吉橋”(Wing Kat Bridge)まで。“水吉橋”からMHT-10-の舗装路を直進すると“吉慶橋”(Kat Hing Bridge)に至るが、我々は直ぐに左折して“元筌古道”を経由、今度は“圓[土敦]郊遊徑”(Yuen Tun Country Trail) と云う山間のル−トに入る。“大欖涌水塘”の東側にあたる曲りくねった林道が延々と続く。木陰が多い林道だが猛烈な蒸し暑さでこの辺りまできたら、それまで会話が弾んでいた仲間達もダンマリ、、、ただ黙々と歩くのみ。

ほとんど平坦な山道で途中に竹林道が有ったり楽しいル−トながら、何せ“水吉橋”を出てから1.5時間以上の長い距離と暑さに参りながらやっとこさBBQサイト近くの舗装道路に合流。またもや長〜い舗装路! これを下って“深井水塘”(Sham Tseng Reservoir) 横から“大欖郊野公園”(Tai Lam Country Park) のゲ-トを過ぎ、“屯門公路”(Tuen Mun Rd.) の高架下を潜って最後“青龍頭”(Tsing Lung Tau) に到着。全長約15km弱、5時間程の長丁場でした。ミニバスで“筌灣”へ、今日の最後の〆は中華でした。
(MHT-9-,-10- : Maclehose Trail (麥理浩徑) Stage.9, 10)

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↓出発点の“筌錦公路”(Tsuen Kam Rd.=Route Twisk)、“大帽山”登山口よりちょっと先にあるMHT-9-の標識点。林の中の舗装路の緩やかな登り道を行く。途中すれ違う大勢のハイカ−達。平道と登り、カ−ブを繰返しながら道は続く。途中の洒落たMHT標識、振り向けば頂上が雲に隠れた“大帽山”。右手に垣間見えるは“KAI公嶺”、、、この辺り会話が弾むハイキング!

↓徐々に高度が上り左手に見えて来た“筌灣”と“青衣”(Tsing Yi) 方面。間もなく舗装路は行く手が二手に分かれる。この標識からMHT-9-はそのまま直進、我々は左折して“蓮花山”方面を目指す。昔はこの道は舗装されてなかったが、、、。遠景はランタウ島、あまり見えないね!、、、舗装路は徐々にその道幅が狭くなりながら木立の間をカ−ブしながら下り坂。

↓間もなく“蓮花山”の近く、、、鉄塔の傍で小休止。今日初参加の仲間はここから元来た道を戻る事に、、残念! ここの標識までは舗装路だったが、これより山麓の山道歩き。左手には以前登った“石龍拱”(Shek Lung Kung) 474m、、、その右手を迂回しながら道は続く。“石龍拱”麓の森には大勢のハイカ−達、、、二番目の標識から左折すると“石龍拱”登山口へ至るが我々は“田夫仔”を目指して直進、ここからコ−ス名は“元筌古道”となる。

↓この辺りから暑さが厳しさを増してきた。左手にランタウ島を遠望しながら山裾の道を進む、、、木立の中に入りようやく直射日光から逃げられた。途中何箇所かの標識を“田夫仔”に向かって、、、間もなく水音が近づいてきた、と思ったら沢に出た。もうすぐ舗装路に出るはずだッ! あの小橋の上がそうだった。

↓橋の上に出たら舗装路、この標識の右側に進むとMHT-9-に合流して“筌錦公路”へ戻る。“元筌古道”は左手に進んでも“田夫仔”へ至るが、我々は小休止の後舗装路歩きを避けて、再度山道経由の“田夫仔”を目指す。沢の右手の小道を行くとなかなか風情のある竹林道が続く、鳥の鳴き声、竹林を吹き抜ける涼風の中、ルンルンで歩いて行くと、、、小さな堤に出た。

↓その後、しばらく歩いたら[写真No.09]からトレ−ルコ−スを外れて以来、再び舗装路のMHT-9-に合流。標識の“大欖涌水塘”方面を目指してまた舗装路歩き! 間もなく“田夫仔”のキャンプサイト横、ここからトレ−ルコ−スはMHT-10-となる。おやッ? 道の左手の木立、木の葉が丸く重ねられている? よく見たらアリの巣のようだ? 炎天下の長〜いMHT-10-舗装路歩きが続く、、、そしてやっと“水吉橋”に到着。全員暑さに疲れてヘタり込んだぞッ!

↓ここで又もう一人の仲間が靴の調子が悪くて? 丁度来合せた車に乗せて貰い帰路へつく。大休止の後さァ−出発ッ! MHT-10-は直進して“大欖涌水塘”の西側沿岸を延々と進み終着の“屯門”までも続くが、我々は“水吉橋”を渡って右手の坂をちょっと登った“魚農処管理事務所”前の標識の“元筌古道”への階段を登リ出す。山道の登り坂がしばらく続いて、、、

↓汗ダクになって登り着いたら三叉路と標識。この道が“石龍拱”方面から続いている“元筌古道”だ。左手にしばらく進むと階段、これを登ると“元筌古道”だが我々は階段右手の脇道に入って“圓[土敦]郊遊徑”へ至る。再び竹林道! 時折右手に垣間見える“大欖涌水塘”、、、途中小休止の間、皆の会話も途絶えがち。延々と続くこのコ−スは本来快適な散策コ−スだが今日はさすがに暑さに参ったね! “大欖郊野公園”のど真ん中、深く静かな森が広がる。

↓暑さにたまらずズボンの裾をめくって、、、草息れの中、深い森の中をただモクモクと歩いているのは我々だけか? 静かな森の中は落ち葉を踏む皆の足音と、時折聞こえる鳥のさえずりのみ! いい加減こんな道はまだ続くのか? と思っていたら、、、間もなく大型の標識、見ると今までの標識になかった初めて“青龍頭”方面への表示! やっと終着点が近づいたッ!  

↓標識の“青龍頭”に従ってちょっと行くとBBQサイト近くの舗装道路に合流。小休止後“圓[土敦]郊遊徑”とは別れてまたもや長〜い舗装路の始まり! “汀九大橋”(Ting Kau Bridge) を左手に眺めながら、、、舗装路は下り坂、、、“深井水塘”の横上を通り“大欖自然教育徑”(Tai Lam Nature Trail) の標識を過ぎると間もなく“屯門公路”(Tuen Mun Rd.) の高架下、、、。

↓そして“青龍頭”近く、“龍如路”(Lung Yue Rd.) のミニバス停へ到着。全長約15km弱、5時間程の長丁場でした。ミニバスで“筌灣”へ、今日の最後の〆は中華、、、時刻は4時頃、こんな時間でも“飲茶”が有った! いやぁ〜皆さんお疲れ様でしたッ! ビ−ルの美味いことッ!

今日のコ−スは2年2ヶ月ぶりだったが、気のせいか? 暑さのせいか? 前回よりきつかったッ! それとも年々体力が落ちているのかな〜? どうもそんな感じだッ! 16名参加だったが、途中2名リタイア! アップダウンは少ないとは云え、暑い季節の長距離歩きはやはりこたえるね!   

過去の関連レポ−ト。
⇒[2003年7月20日] 石龍拱
⇒[2002年3月17日]Maclehose Trail-Stage.9-〜プラス

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