[2006年6月18日] 木魚山〜石壁郊遊徑
(Muk Yue Shan〜Shek Pik Country Trail)

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コ−ス=中環-(6號埠頭Ferry)-梅窩-(Bus昴坪)-昴坪-木魚山-
-石壁郊遊徑-嶼南道-(Bus)-梅窩-(Ferry)-中環

参考資料=「大嶼山 郊區地図2000年第三版」
      「香港街道地方指南2001年版」

≪全般概要≫
今日は初参加の親子連れファミリ−のリクエストに応えて“盤若心経の丘”へ。ランタウ島の“天壇大佛”(Buddha Statue)の近くに有る“木魚山”(Muk Yue Shan)、ここに最近1年ほど前から巨大な木造経典の“般若心経”が林立している。雑誌=地球の歩き方Mookによると、、、ハート・スートラ(心経の道)。山に向かって海風が吹くという、風水でも最高の場所にあり、無限大を意味する「8」の字に並べられた木柱の一つひとつには、「般若心経(ハート・スートラ)」が書かれている。「気」の集まるスピリチュアル・スポットとしても有名な香港随一の癒しスポット、、、とか? 今日はこの“盤若心経の丘”から夏向き森林道の“石壁郊遊徑”(Shek Pik Country Trail)を散策する家族向きの軽〜い歩き。

先週までの雨模様の天気から一変して久しぶりの晴れ、気温32度湿度91%の完全夏型天候! “中環”(Central) の6号埠頭“梅窩”(Mui Wo)行き船着場に集まった仲間は9名、その内の一人はこのHome Pageを閲覧して初参加された中国人男性1人。予定通り9時半のフェリ−で“梅窩”へ。10時過ぎ“梅窩”埠頭で待っていた親子3人と合流、そこからバスで約40分“昴坪”(Ngong Ping)に到着。ここは既に高度が400m以上の高台。大佛で有名な“寶蓮禅寺”(Po Lin Monastery)がある所。この“天壇大佛”の完成は1989年12日2日。開眼供養したのが1993年12月29日。台座込みで高さ約34メートル。露天の座像仏としては世界一の大きさだそうな!

大佛でハイキングの無事を祈願? その後“茶園”を抜けて“鳳凰山”(Lantau Peak)への登山口で、LTT-4-のスタ−ト地点でもある“昴坪高原”(Ngong Ping Plateau)と呼ばれる広場へ。ここからすぐ近くの“木魚山”へ至る丘が“盤若心経の丘”だ! 林立する巨大な木造経典の間を縫って“木魚山”の頂上479mへ。しばらくこの丘と経典が立つ公園内で遊ぶ。元の“昴坪高原”広場に戻り約一ヶ月ぶり再来港のJapan-OB/OG会、T.Ukai氏と合流、結局総計13名の参加となった。“昴坪高原”からLTT-4-トレ−コ−スに入り、しばらく下って途中からトレ−ルコ−スを外れ、“石壁郊遊徑”に入る。因みにこのル−ト道は「香港街道地方指南」では“貝納奇小徑”の名称が付いている。

ここは“昴坪高原”から終点の“石壁郊遊地點”(Shek Pik Picnic Area) まで6q弱の森林道で、ランタウピ−クと“狗牙嶺(Kau Nga Ling)”の中腹を曲りくねりながら下って行く夏向きの楽チンコ−ス! しかし今日は風も少なく、かなり蒸し暑い歩きとなったが、小さな男の子も最後まで元気に歩き通した。最後は“石壁水塘”(Shek Pik Reservoir) ダム堤防近くに下山。ダム堤防近くのバス道路“嶼南道”(South Lantau Rd.) に出てバスで“梅窩”まで舞い戻り! いつものイタメシ屋で最後の打ち上げでした。
(注:LTT-4- : Lantau Trail (鳳凰徑) Stage.4)

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↓“梅窩”行きフェリ−の中にて【写真No.01】。“梅窩”に着いて埠頭前からバスに乗り替え【02】約40分で“昴坪”到着、恐れ多くも“天壇大佛”に尻向けて出発前の記念写真【03】。因みに後ろの大佛までの階段は250段、今日も沢山の参拝客だ! 大佛の正面には“寶蓮禅寺”の大鳥居と頂上が雲に隠れた霊峰“鳳凰山”(ランタオ・ピ−ク)【04】とその左側の“彌勒山”(Nei Lak Shan)【05】。大佛に向かって左側、広場奥の“茶園”に向かって舗装小道を行く【06】。間もなく“寶蓮禅寺十方道場”の看板を左手に見ながら林の中の小道を直進すると直ぐに鳥を模ったオブジェとLTT-3-のゲ−トがある小広場、ここがランタオ・ピ−クの登山口でLTT-3-の終点“昴坪高原”だ【07】。

↓広場の右手、丘の斜面に沿って立ち並ぶ沢山の木造経典【08】、ここが“盤若心経の丘”、“木魚山”だッ! 写真にはないが手前の東屋にその由来やら、やたら難しい解説も。“南無阿弥陀仏”を唱えながら?丘を登って行く【09】。直ぐに頂上479m着。上から見たら「8」の字に建てられている経典が望めるか? と思ったがチョット高さ不足【10】。大佛をバックに写真撮ったり、男の子は大岩で遊んだり、、、後ろ(南側)に“石壁水塘”を見下ろす【14】

↓“ランタオ・ピ−ク”をバックに立つ経典【15】を見ながら下って元の広場、そこでT.Ukai氏と合流して再度の集合写真【16】。広場横からLTT-4-に入る【17】、、、林の中の歩き、、、右手の視界が広がり、返り見た“盤若心経の丘”【19】と南西側の“觀音山”(Kwun Yam Shan)と“羌山”(Keung Shan)の山並み【20】

↓間もなく分岐点【22、23】、LTT-4-はここから右に下る【24】が、我々はトレ−ルコ−スを外れて直進し“石壁引水道”方面へ。近くの沢は大勢のハイカ−達が休憩中! “石壁水塘”【26】を前方右手に見ながら“石壁郊遊徑”の森林道歩きが続く、、、先ほどより近くに見えてきた“觀音山”【28】

↓途中でチョット一休み、、、鬱蒼たる森の小道は所々に清流の沢もあり中々の快適コ−スだ! せせらぎに足を浸けて【32】、、、時々右手後方に姿を見せる遠くなった大佛【34】と、その右手“盤若心経の丘”【35】

↓一旦森を抜け、この辺りまで来ると“ランタウピ−ク”の麓から“狗牙嶺”の山麓中腹【36】 に変わってコ−スは大きく迂回したり曲りくねった荒れ道が続く【37】。右手下の“石壁水塘”【38】を見るとかなり高度が下がって来たのが解る。道の左側の大岩、ここから〇〇〇〇も縮上がる“狗牙嶺”への「西狗牙ル−ト」【39】、案の定"蟻行者"の足跡も! 道は続く、、、再び森の中、、、小川を越えて、、、

↓沢を跨ぎ、“石壁郊遊徑”は延々と続く、、、巨大キノコ【46】に仰天し、、、落ち葉の道を進み、、、やがて長かった郊遊徑も最後が近づく、、、小鳥のさえずりに耳を傾けながらのノンビリここらで小休止!【49】

↓この後は林の中の下り坂、最後は溝状の狭くて降り難い長〜い階段【51】を下って着いた所が“石壁郊遊地點”と呼ばれる公園【53、54】。公園を出るとバス道路の“嶼南道”【55】、ちょっと右側に進むと“石壁水塘”の堤防手前、ここから眺めた“ランタオ・ピ−ク”と大佛【56】。バスに飛び乗り“梅窩”へ。

↓“梅窩”の埠頭前、バス・タ−ミナルの裏手に有るいつものイタメシ屋で最後の〆の打上げ! いやぁ〜、暑かったね〜、お疲れさんでした〜! 良く冷えたビ−ルが旨いッ、カンパ〜〜〜〜イ!

今日の“盤若心経の丘”と云い、大佛近くからチラッと見えた試運転中のケ−ブル・カ−と云い、“昴坪”はますます観光地化していく一方! 何でも“寶蓮禅寺”側としては仏教聖地としてケ−ブル・カ−は相応しくない、建設には反対している。と聞いたが果たして真相は? ホンネは観光客が集まって御賽銭が増えるのを期待してんじゃないかな〜?(^_^)!

過去の関連レポ−ト。
[2003年8月24日] 昴坪〜貝納奇小徑
[2005年4月10日] 石壁郊遊徑−地塘仔郊遊徑
[2005年11月20日] 彌勒山(Nei Lak Shan)

『ゆっくりのんびりマイペ−ス!各自自己責任で自由参加のハイキング!』
『“光頭老のハイキング”が≪お好きな人は≫いつでも御参加下さい!』
『ハイキング後の打上げ食事会に参加、不参加は自由ですよ!』 
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