[2003年8月24日]昴坪〜貝納奇小徑
(Ngong Ping Plateau〜Shek Pik Picnic Area)

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コ−ス=中環(Central)-(6號埠頭Ferry)-梅窩-(Bus昴坪)-昴坪高原-
-貝納奇小徑-石壁郊遊地点-(Bus)-梅窩-(Ferry)-中環(Central)

参考資料=「大嶼山 郊區地図2000年第三版」
      「香港街道地方指南2001年版」

≪全般概要≫
今日は約1年3ヶ月ぶりのランタウ島、“貝納奇小徑”を歩く。前日来の台風予報どおり風が強いが、雨は降っていないし空も明るい。セントラル6号埠頭“梅窩(Mui Wo)”行き船着場に集まった仲間は7名。気温30度以下だが湿度は相変わらず高い。予定通り9時半のフェリ−で“梅窩”へ。そこからバスで約40分“昴坪(Ngong Ping)”に到着。ここは既に高度が400m以上の高台。大仏で有名な“寶蓮禅寺(Po Lin Monastery)”がある所。この大仏は“天壇大佛”と云い、完成は1989年12日2日。開眼供養したのが1993年12月29日。台座込みで高さ約34メートル。露天の座像仏としては世界一の大きさだそうな!

大仏でハイキングの無事を祈願?。その後“茶園”を抜けて“鳳凰山(Lantau Peak)”へ至るLTT-4-のスタ-ト地点、“昴坪高原(Ngong Ping Plateau)”と呼ばれる広場に到着。ここからすぐ近くの岩がある丘まで登ってみる。ここが地図上“木魚山(Muk Yue Shan)”479mなのか? 突風の中、早々に元の広場に戻り、LTT-4-トレ−ルコ−スに入りしばらく下ってコ−スを外れ、いよいよ“貝納奇小徑”に入る。この道は“昴坪高原”から“石壁郊遊地點(Shek Pik Picnic Area)”まで6q弱の森林道で、ランタウピ-クと“狗牙嶺(Kau Nga Ling)”の中腹を曲りくねりながら下って行く夏向きの楽チンコ−ス! 最後は“石壁水塘(Shek Pik Reservoir)”ダム堤防近くに下山。

ところが、ダム堤防近くのバス道路に出た途端、大粒の雨と突風! 今頃になって遂に台風が来たかッ! って感じ。バス停までのほんの5,6分間の歩きで下着までビショ濡れ、ズブ濡れの濡れネズミになってしまった。幸い直ぐに来たバスに飛び乗り“梅窩”まで戻る。噂では既に台風シグナル"3"が出たとか? フェリ−が運行されなくなったら帰れない! 梅窩での予定の打ち上げも取り止めて取り合えずフェリ−に乗ってセントラルまで無事帰還。セントラルでいつもと違いささやかに、静かに打ち上げして散会しました。 (LTT-4-:鳳凰徑 Lantau Trail Stage.4)

↓梅窩行きフェリ−の中にて。風は強かったが思ったよりも揺れない! 梅窩に着いて埠頭前からバスに乗り替え40分で昴坪到着、大仏の下で集合写真。今日も沢山の参拝客だ! この階段は既に何回も登ったが今日は段を数えながら登ってみたら250段あった。上から見たランタウピ−ク(左) と 彌勒山(右)、時おり強風が吹くがご覧の様に遠景は綺麗な青空だ!  

↓遠くの島々は“索罟群島(Soko Islands)”。守護神と寶蓮禅寺の全景。大仏の周囲を一周して今日のハイキングの無事を祈り下山。階段の途中でもう一度ポ−ズ! 二人のブッダ?いや、手前は生臭坊主! 寶蓮禅寺本堂門の前を通ってこれより茶園の中の林道を行く。

↓茶園を抜けるとそこは昴坪高原の広場だったッ! そこから右手の丘まで登ってみる。地図上では木魚山のようだが? 横から見た大仏、直下の石壁水塘、目前のランタウピ−ク。岩の頂上は突風が吹きまくってノンビリ立っても居れない。早々下山!

↓元の広場に戻って小休止。ここはLTT-4-のポイントで、写真のゲ−トはランタウピ−クへの登山口。いよいよトレ−ルコ−スを下り始める。遠景は“觀音山(KwunYamShan)”と“羌山(KeungShan)”の山並み。間もなくトレ−ルコ−スの終わり、貝納奇小徑との分岐点着。近くの沢、今日は水量も豊富だ! 石壁水塘を見下ろしながら貝納奇小徑の林道歩きが続く。

↓鬱蒼たる森の小道は所々に清流の沢もあり中々の快適コ−スだ! 時々右手後方に姿を見せる大仏。この辺りまで来るとランタウピ−クの麓から狗牙嶺の山麓中腹に変わってコ−スは大きく迂回したり曲りくねった林道が続く。小鳥のさえずりに耳を傾けながらのノンビリ歩きは楽しいね〜!

↓右手の石壁水塘を見るとかなり高度が下がって来たのが解る。沢を跨ぎ、落ち葉の道を進み、竹林を潜って、、、、、貝納奇小徑は延々と続く。ここらで小休止! 
オヤツを食べて水でも呑むかッ! 今日は手持ちの水もあまり減らないな〜!
おやッ! 落ち葉の間に顔を出している親子キノコ、、、
誰かが言った『貴方のキノコも出して比べてみたら?』一同大爆笑!!

↓『てまえ生国はランタウ島、三度笠キノコでござんす、以後お見知りおきを!』
間もなく長かったコ−スも終盤に近づく。最後は溝状の狭くて降り難い長〜い階段を下って降り立った所が“石壁郊遊地點”と呼ばれる公園。、と、いきなり一陣の突風が吹いたと思ったら大粒の雨! バス停まで10分弱程の間にパンツまでビショ濡れになる横殴りの大雨! 傘も役に立たず、写真撮る余裕もなし! 慌ててバスに飛び乗り梅窩へ。フェリ−でセントラルまで戻ってみたら意外と寒い。今日はいつもと違って静かでささやかな打ち上げ食事会となりました。

どうもこの“貝納奇小徑”ってコ−スはツキ"が無いようだ。夏向きの本当に素晴らしいコ−スだか、前回は全行程雨にやられ、今回も最後の最後になって又もや雨! 前回の雨行きも見てやって下さい。
⇒[2002年6月9日]昴坪〜貝納奇小徑
また下記は関連レポ-トです。
⇒[2003年6月8日] 羌山道〜昴坪〜東涌谷
⇒[2002年10月13日]彌勒山

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