[2004年1月11日] 霊會山
(Ling Wui Shan)

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コ−ス=中環-(Ferry)-梅窩-(Bus大澳行き)-羌山道(L035)-羌山郊遊徑-
-LTT-5-霊會山-分水アウ-萬丈布-龍仔悟園-大澳-(Bus)-MTR東涌

参考資料=「大嶼山 郊區地図2000年第三版」
      「香港街道地方指南2001年版」

≪全般概要≫
今年二回目となる今日はランタウ島の“霊會山”(Ling Wui Shan)490mをメインとした“南大嶼郊野公園”(Lantau South Country Park)一帯の歩きだ。今朝のTV天気予報では曇り、気温Max21-Min18度、湿度95%。集合地のセントラル、フェリ−埠頭に集まったのは10名。“梅窩”(Mui Wo)行きの高速フェリ−で30分、更に“梅窩”からバスで40分程で予定どうりバス道路の“羌山道”(Keung Shan Rd.)の峠(L035)に到着。ここで仲間の一人と合流し、総勢11名で出発。ここはLTT-5-のスタ-ト地点でもあるが、我々はトレ-ルコ-スを外れ“観音山”(Kwun Yam Shan)や“羌山”(Keung Shan)の麓の林道、“羌山郊遊徑”(Keung Shan Country Trail)を行く。この郊遊徑は殆ど平坦などちらかと云うと夏向きの素晴らしいハイキングコ-ス!

“観音山”の中腹を廻り込み左手の“石壁水塘”(Shek Pik Reservoir)や“鳳凰山”(Lantau Peak)を眺めながら快適な歩きが約一時間。そのまま下に降りたら海岸線沿いの“大浪灣村”(Tai Lomg Wan Tsuen)やLTT-8-に通じる交差地点から我々は右折、今度は登り坂になって峠に着いた所で“羌山郊遊徑”を外れ再度右折、さらに登って行くとLTT-5-の“羌山”の麓近くに到着。そこからトレ-ルコ-スを目的地の“霊會山”までランタウ島独特で雄大な山腹の素晴らしい高原歩きが続く。“霊會山”からはなだらかな草原の下り道と平坦道。“分水アウ”(Fan Shui Au)から右折、今回初めてこの一帯を歩く仲間達の為に“飛龍”(Flying Dragon)を眺めたりしながらコ-スは沢がある谷部まで下る。

LTT-6-の始まり“萬丈布”(Man Cheung Po)のキャンプ場近くを抜けて、我々は“龍仔悟園”(Lung Tsai Ng Yuen)と呼ばれる昔の商人の庭園に寄り道して初めての人達に見学してもらう。その後は左手が山の中腹、右手には“獅山”(Sze Shan)や以前歩いた“象山”(Cheung Shan)の山並み、さらには遠くに“鳳凰山”を眺めながらの曲りくねった林道が続く。間もなく“大澳”(Tai O)の港が見え始めた頃からコ-スは土道から石道に変わり急な坂道下りとなる。かなり長い急な下り坂で足が痛くなる頃やっと麓の“梁屋村”(Leung Uk Tsuen)と云う所に到着。左手塩田脇の舗装道路を“大澳”のバス停近く迄歩いて今日の歩きのFinish、約10Km強、4時間強の歩きでした。最後の打ち上げはいつもの海鮮屋。
(LTT-5-,-6-,-8-:鳳凰徑 Lantau Trail Stage.5,6,8)

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↓セントラルからのフェリ−の中、“梅窩”からバスに乗り、“羌山道”のLTT-5-スタ−ト地点で集合写真! 石段を上るとこんな標識、ここからトレ-ルコ-スを外れ“羌山郊遊徑”の平道歩きだッ! 下方には大仏へ至るバス道路、左手目前に頂上が雲に覆われたランタウピ−クの雄姿、そして先ほどバスで渡ってきた“石壁水塘”の堤防も。

↓ご覧のような快適な林道の歩きが続く。“観音山”の中腹を行くこの郊遊徑は曲りくねった平坦道で、本来夏場に歩いたら最高のハイクコ−ス! おッ、また左手後方に顔を出したランタウピ−ク、今度は雲を払い退けスッキリ! 
                      、、、、、沢を渡り、、谷を越え、、道は続く。

↓左手真下の海は“大浪灣”、快適だった林道歩きも間もなく小一時間経過し、一行は小さな沢で小休止。お喋りが弾む! ここから直ぐ先に分岐点、直進すれば海岸線沿いの“大浪灣村”の近くLTT-8-に下るが、我々は右折、標識の“龍仔,萬丈布”を目指して今度は緩やかな上り坂が続く。一しきりカ−ブの坂を登り着いた所にある二番目の分岐点。左側が“羌山郊遊徑”の延長、右折してここで初めて郊遊徑から外れ

↓さらに緩やか登りが続いて間もなく右手に“羌山”を望む峠に到着。ここで再度LTT-5-に合流して標識に沿って左折、いよいよ目的の“霊會山”へ至る。道は直ぐに二手に別れるが直進は“萬丈布”方面へのバイパス、左側がトレ−ルコ−スだッ! 視界が広がり雄大な山麓散策、、、振り返れば“羌山”の山並みと遥か彼方のランタウピ−ク、前方には以前歩いた?、、、そうだッ!
“大[石勘]森”(Tai Hom Sham)や“深坑瀝”(Sham Hang Lek)へ至るル−トも見える。

↓ススキが原を行くオッサン二人! 間もなく前方に目指す“霊會山”が見えてきた。心地よい草原の歩きが続き、緩やかな坂を登り着いたらそこが490m“霊會山”頂上だった。しかし頂上は冷たい風が吹き荒び寒いッ! 休憩もオチオチ記念写真を撮ったら早々に下山開始、急坂を下ってしばらく行くと“分水アウ”、、、ここを右折する。

↓“霊會山”北側麓を巻くようにコ−スは続く。ここでちょっとトレルコ−スを外れ、三叉路から右側の森の中“飛龍”を眺める。前回も書いたが、全く子供だましのような“空飛ぶドラゴン”! コ−スはこの後下り坂、石段を下って小川にかかる堤防を渡るオヤジ三人、“萬丈布”に到着してLTT-5-に再合流、ここで一同小休止。
         、、、、、“枯れお花”のオヤジと“若お花”四人が記念写真一発! 

↓左側“萬丈布”キャンプ場の標識を横目にLTT-6-を直進! 丘を越えたら次の標識から右側“大澳,龍仔”への下り坂となる。林道を下り切った所にある“龍仔悟園”、ここはいつ見ても綺麗な庭園だッ! 蓮池にかかる“九曲橋”、池のコイを覗き込む面々、一しきり見学して再出発  、、、、途中何ヶ所かある標識を“大澳”に向って進む。

↓左手山の中腹、ユ−カリに似た林道を抜けまだまだ道は続く! 墓場横の湿地帯脇を過ぎた頃、目印の寂れた東屋、ここからが魔の下り坂、石の急坂降りの開始だッ! 右手前方にやっと顔を見せた“大澳”の港町。階段と違ってヒザにはこないが、靴先に圧迫された足の親指が痛くなる頃やっと急坂の終わり、ここは“梁屋村”。  

↓路傍の花に見とれ、、旧塩田脇の車道を歩き、、間もなく終着の“大澳”に到着。右手の山は以前登った“象山”。バス停裏の海産物小店が並ぶ一角、いつもの海鮮屋に飛び込み今日の打上げパ−ティ−の始まり、、、いやぁ〜お疲れ様でした〜! 

↓食事の後、初めて“大澳”に来た仲間の為に昔の港町の風情が残る、河口に張り出した棚屋を見たり、海産物の小店を覗いたり、、、しばしの散策を楽しむ。

今日は朝出かける時には小雨模様で心配したが、幸い雨に遭わず、逆に午後からランタウの天気は良くなった。しかし気温は低く“霊會山”頂上では寒かったことッ! しかしこの“南大嶼郊野公園”、特に西部の高原、草原の雄大さは思わずここは香港か?と思うほど!
いつ来ても飽きがこない素晴らしい地域だね〜!
過去の関連レポ−ト
*⇒[2003年11月2日] 大[石勘]森(Tai Hom Sham)
*⇒[2003年1月5日] 霊會山(Ling Wui Shan)

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