[2004年11月14日] 觀音山〜羌山〜霊會山
(Kwun Yam Shan〜Keung Shan〜Ling Wui Shan)
≪Lantau Trail Stage-5-、-6-≫

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コ−ス=中環-(09:30,Ferry)-梅窩-(Bus.昴平行き)-羌山道(L035)-觀音山-
-羌山-霊會山-分水アウ-萬丈布-龍仔悟園-大澳-(Bus)-MTR東涌

参考資料=「大嶼山 郊區地図2000年第三版」
      「香港街道地方指南2001年版」

≪全般概要≫
今日はランタウ島の“南大嶼郊野公園”(Lantau South Country Park)一帯、高原の歩き。朝の気温27度、湿度が高く87%、晴れてはいるがうすモヤがかった天気。セントラルのフェリ−乗り場に集まった仲間は12名。フェリ−で30分“梅窩”(Mui Wo)まで。そこからバスに乗り換えさらに40分、バス道路の“羌山道”(Keung Shan Rd.) の峠 (L035) に到着、ここはLTT-5-のスタ−ト地点で丁度11時にスタ−ト。

トレ−ルコ−スどうりに先ずは“觀音山”(Kwun Yam Shan) 434mへの急階段登りから始まる。その後尾根伝いの歩きが続くが、途中に再度急階段登りのピ−クを経て“羌山”(Keung Shan) 459m までの歩きが続く。“羌山”から下ると“羌山郊遊徑”(Keung Shan Country Trail) へ至る中継点を経て今度はさらに“霊會山”(Ling Wui Shan) へ至るコ−スに入る。雄大でなだらかなスロ−プの素晴らしい高原歩きが続く。“霊會山”490m からは“分水アウ”(Fan Shui Au) を経て“飛龍”(Flying Dragon) を眺めたりしながらコ−スは沢がある谷部まで下る。

LTT-6-の始まり“萬丈布”(Man Cheung Po) のキャンプ場近くを抜けて、“龍仔悟園”(Lung Tsai Ng Yuen) と呼ばれる昔の商人の庭園内を見学。その後は左手が山の中腹、右手には遠くに“鳳凰山”(Lantau Peak) を初め、ランタウの山並みを眺めながら曲りくねった林道を行く。そして“大澳”(Tai O) の港が見え始めた頃からコ−スは土道から石道に変わり急な坂道を下って足が痛くなる頃やっと麓の“梁屋村”(Leung Uk Tsuen) と云う所に到着。左手塩田脇の舗装道路を“大澳”のバス停近く迄歩いて今日の歩きのFinish、約10Km強、4時間半の歩きでした。最後の打ち上げはいつもの海鮮屋。
(注:LTT-5-,-6-,:鳳凰徑 Lantau Trail Stage-5-,-6-,)

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↓往きのフェリ−の中、昔の乙女5人【写真No.01】。“梅窩”から乗った昴平行きのバスは“羌山道”の坂道を登って海抜300m ほどの峠に着く。ここは直進すると“大澳”への下り道、右折は“深屈路”(Sham Wat Rd.) や大仏がある“昴平路”(Ngong Ping Rd.) へ至る分岐点。その右折して直ぐのバス停で下車。そこの正面の山【02】 がこれから登る“觀音山”だッ! ちょっと下ってLTT-5-のスタ−ト地点で出発前の記念写真【03】、そしていよいよ待望?の階段登り! 黄色の標識“萬丈布”方面へ段差の高い石段登りが続く。後ろには雲に隠れたランタウピ−ク“鳳凰山”【06】 

↓先発隊長はもう既に頂上で手を振っている【08】、まったくあの早足にはついて行けないッ! やがて全員“觀音山”434mへ到着、ちょっとHazyな天気だが素晴らしい眺めが広がる。南にはこれから歩く“羌山”方面の山並み【11】、真下には“石壁水塘”(Shek Pik Reservoir)【12】、うしろ東側には霊峰ランタウピ−ク【13】。記念写真を撮って、さぁ−出発!

↓先ほどの肩まで降りて【15】 後は直進するのみ、快適な尾根歩きの始まり、始まり! 先ずは真正面に立ちはたがるあのピ−ク【16】 を目指す、、、いよいよ目前【18】、ゾォ−とするような階段が上まで続いている。先発隊長は既に頂上間近! ヒィ−ヒィ−ゼィゼィ懸命な登坂が続く! そして、、、やっと着きましたピ−ク肩下【20】。全員ヘタリこんでしまう。先発隊長だけは左手のピ−クまで往復して未だ余裕綽々! 今日一番の難所をクリアしたので後は気が楽、、と“羌山”を目指す一行【21】 

↓山裾の歩きを経て今度はなだらか登り坂、、、そして、、、着きました“羌山”459m【24】。 北西遥か彼方には今日の最終目的地の“大澳”の港町【25】、後ろの方北東側は今まで歩いて来た道【26】、先ほどのピ−クとその先に“觀音山”までル−トが見える。さらにその先にはガスに霞む“彌勒山”(Nei Lak Shan)も。小休止の後出発! 全員元気になだらか下り坂を行く【27】

↓小さなコブを左手に巻きながら【29】曲りくねった山麓の下り道、、、やがて麓まで下って平道になると左側の“羌山郊遊徑”へ至る中継点【30】 を直進してすぐ、道はまた二手に別れ直進すると“萬丈布”へ。我々はトレ−ルコ−スどおりに左折して【31】“霊會山”へ至るル−トをとる。ここからはススキが原の雄大な山裾の歩き、、、道は曲りくねりながら徐々に登り坂、、、ススキが原を時折吹き抜ける涼風が汗ダクの身体に心地よい、間もなく前方に目指す“霊會山”【34】、その手前で休憩中のオバサマ達【35】

↓そして“霊會山”490m に到着。この辺りの風景はいかにもランタウ島独特の雄大さ! 山並みスロ−プの間をぬってル−トが走る【37】、【38】。北側真下【39】 には“白角”(Pak Kok) の岬と海の向こう微かな島影は“索罟群島”(Soko Islands)。ここで大休止! 陽射しが強くなって暑いッ! 記念写真を撮って下山開始、あの道の先【42】 が“分水アウ”。

↓すぐに“分水アウ”まで降り立ち、ここから右折して【43】“萬丈布”を目指す。因みに直進すれば途中で“羌山郊遊徑”と交わり、最後は海岸沿いのLTT-8-起点“狗嶺涌”(kau Ling Chung) に繋がっている。 これより山間のガレ道歩き、、、曲りくねりながら進んで次の分岐点【45】 から左が正式なLTT-5-コ−スだが、我々は敢えて右側の道を行く、、、それは空飛ぶ龍、“飛龍”(Flying Dragon)【46】 を見る為だったッ! が何のことはない、子供騙し! この辺りからル−トは下り階段、、、小さな堤防【48】 を渡ったらLTT-5-の終着“萬丈布”に到着、ここで小休止。 

↓これよりLTT-6-のスタ−ト、左に行けば【50】“萬丈布”キャンプ場。しばらく舗装小道の歩き、、、前方に見えて来た三角峰は【51】 今日最初の“觀音山”とその向こうにランタウピ−ク、大きくUタ−ンしてきた訳だッ! 林道の階段を下ったら静かな山里に佇む“龍仔悟園”【53】、ここは昔の商人の別荘跡とか? いつ見ても綺麗な庭園! 咲き乱れる花、花、花。

↓珍しい白バラ【57】も、、、寂れてはいるが栄華を偲ばせる贅を尽した屋敷と庭園だッ! 妾でも住まわせていたのかな〜? 蓮池にかかる回廊風な“九曲橋”【59】、その真ん中には“湖心亭”、あの亭で月の光りの下、愛でもささやいたのか? 余計なゲスの勘ぐりは止めて出発! 林道の歩きが続く、、、途中何ヶ所かある標識を“大澳”に向って進む、、、沢を越え【63】、、、

↓ユ−カリ林道【64】 を抜けて、、、またもや右手後方に姿を現した遠くの山並み、左の“彌勒山”と右手未だ雲がかかるランタウピ−クに挟まれて小さく天壇大佛も見える【65】 、、木陰道は続く、、、そして、、、目印の寂れた東屋【68】、イヤいつの間にか新しく建て変わっている。⇒今年1月に来た時はオンボロ小屋だったのに! ここからが魔の下り坂、香港版 『一の谷鵯越えの坂下り』! 右手前方にやっと顔を見せた“大澳”の街並み【70】

↓写真ではわかり難いが急傾斜の石坂、階段と違ってヒザにはこないが、足の爪先が痛くなる頃やっと急坂の終わり、ここは“梁屋村”【72】。右手の山“象山”支峰【73】、左側の旧塩田脇の車道を歩き【74】、、、間もなく終着の“大澳”に到着。バス停裏の海産物小店が並ぶ一角、いつもの海鮮屋に飛び込み今日の歩きをFinish! お疲れ様でした〜! カンパ〜イ!

↓“大澳”は香港でも昔の港町の風情を今に残す古い村落、河口に張り出した ⇒棚屋と呼ばれる高床式の古い家や、海産物が名物で観光客も多い。二時間ほども飲んだり喰ったりダベったりして港に夕日が沈む頃【81】、帰路の“東涌”(Tung Chung) 行きのバスに乗った。

今日のLTT-5,-6-と全く同じコ−ス、特に“觀音山”から“羌山”へ歩いたのは実に2001年1月以来の3年10ヶ月ぶりだった。しかしランタウの雄大な山並みはいつ来ても素晴らしい! 特に今日のコ−スはダントツ! ただ蒸暑かったな〜、気温も山頂では30度以上も有ったし!
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過去の関連レポ−ト
[2004年1月11日] 霊會山(Ling Wui Shan)
[2002年4月21日] 羌山(KeungShan)〜觀音山(KwunYamShan)

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