[2004年12月5日]大帽山≪川龍ル-ト≫-觀音山-嘉道理農場
(Tai Mo Shan≪Chuen Lung Route≫-Kwun Yam Shan-Kadoorie Farm)

《画像をクリックすると大きな写真になります。保存は大きい方を!》
《サ-バ-容量に限度があり古い写真は抹消しなければなりません。保存は早めに!》

コ−ス=MTR筌湾-(Taxi)-川龍-墳場-大帽山-觀音山-嘉道理農場-
-林錦公路-(Bus.64K)-大埔墟(KCR)

参考資料=「新界中部 郊區地図2000年第四版」
    「香港街道地方指南2001年版」

≪全般概要≫
今日は2003年1月以来、約2年ぶりの『大帽山(川龍ル-ト)〜觀音山〜嘉道理農場』を歩く。香港最高峰957m の“大帽山”(Tai Mo Shan) は、でっかいけど歳をとって型の崩れたオッ○○みたいで食傷気味だった!(^_^)! 最近では今年5月の“筌錦アウ”(Tsuen Kam Au) ルート、このルートは“大帽山”登山のいちばんオーソドックスなコースで登山口から頂上まで全面舗装道路の歩き。一方、有名な100q トレ−ルコースのMHT-8-どおり“鉛礦凹”(Lead Mine Pass) からの登坂コ−スは山道のアップダウン行から最後は舗装路、そして頂上に至るコ−ス。今日はそのどちらでもない、食傷気味にならない特別マイナ−コ−ス、光頭老名付けて“川龍”(Chuen Lung) ル−トだ!

“大帽山”は新界中部“大帽山郊野公園”(Tai Mo Shan Coutry Park) の中心、最高峰に相応しく全香港のド真ん中に位置し、同時にその裾野も香港一広大で新界のほぼ中央部全体に広がっている。今朝の天気は24度、湿度49%と異常に乾燥した天気。集合場所のMTR“筌灣”(Tsuen Wan) 駅に集まった仲間は10名。駅近くのタクシ−乗り場から“筌錦公路”(Kam Tin Rd.=Route Twisk) 途中の“川龍”まで赤色タクシ−2台に分乗して出発。“川龍”から村落を抜けて舗装路の最後辺り、森の中の“大帽山郊野公園管理事務所”脇の階段から登り出す。途中の休憩東屋から“響石墳場”(Heung Shek Cemetery) と呼ばれる広大な墓場の中を横切って登って行くといよいよ本格的な登山コ-ス。海抜779mの地点にある山火事監視小屋までが急登坂、それを過ぎるとなだらかな草原の歩き、途中から道なき道を登って頂上直下の舗装路に出て後は頂上まで。今日は冷たい風が吹いて休憩すると直ぐに寒くなる。

頂上からは“鉛礦凹”に向かってMHT-8-逆走の下り坂。舗装坂の途中M145標識手前付近から左手の草原に入り、“大帽山”の雄大な山麓下りが“觀音山”(Kwun Yam Shan) のすぐ近くまで続く。前回は草スキ−が出来そうな急斜面の草が、今回は何故か一定の幅に刈り取られていて、その斜面を下って最後は林道の階段を下り“觀音山”の麓の東屋に着く。ここから舗装路を頂上546m まで登って美人“觀音様”にお参り! 下りル−トはそのまま有名な“嘉道理農場”(Kadoorie Farm) の中の敷地内に入って良く整備された植物園内を散策下山、花イッパイ、珍しい植物イッパイの舗装コ−スにカメラを持った仲間はシャッタ−を押すのに忙しい! 最後は小動物園や有機栽培の畑などを見ながらバス道路の“林錦公路”(Lam Kam Rd.) に出て今日の歩きをFinish! ト−タル約12q弱。最後の〆はKCR“大埔墟”(Tai Po Market) 駅構内の中華レストランでした。
(注:MHT-8-:Maclehose Trail (麥理浩徑) Stage-8-)

《写真上にマウスを乗せると画像NO.が出ます。写真をクリックすると大きなサイズに!》
↓“筌錦公路”途中の“川龍”で出発前の記念写真【写真No.01】、バックには“大帽山”も見える。そのまま村落を抜けて右手、舗装路の最後辺り、森の中の“大帽山郊野公園管理事務所”【03】 脇のなだらかな階段を登り出す。一しきり登ったら墓場の先に“大帽山”【05】、、、そして休憩東屋に到着【07】

↓東屋から舗装小道が上の墓場の方まで続いている。右手の“骨壷アパ−ト”【09】 を横目に登って行き階段の終わりから今度は左手の道を進む【10】。そして一番奥の突き当たり付近から右手の墓地の中の小道を登りだす【11】。“響石墳場”と呼ばれる広大な墓地の中を“南無阿弥陀仏”を唱えながら? 横切り、登って行く、、、、、後ろにはガスに霞む“筌灣”の街並み【13】

↓墓地を抜け山の斜面を突っ切ると左手に潅木【16】、そこを抜けたら視界が広がり正面に“大帽山”のレ−ダ−ド−ムとその手前の小屋が見えてきた【17】。ここで初めて“鉛礦凹”や“城門”(Shing Mun) の標識【19】、これからの本格的登りに備えて小休止。さぁ、行くぞ−! 先ずはあの小屋までだッ!【21】

↓一しきり登ったらル−トは二手に別れる分岐点、右に進めば“鉛礦凹”、“城門”方面【22】。つまり“大帽山”南側中腹のコ−スだが未だ歩いたことはない。我々はそのまま直進して最初の峠で小休止。これより徐々に傾斜がきつくなってくる【24】、、、大岩の間のガレ道、、、急斜面を登る。ふと振り返れば広大な山裾に今まで歩いてきたル−ト【27】。そして最後の斜面を登り切ってやっと海抜779mの山火事監視小屋に到着【28】

↓“大帽山”頂上まではまだかなりの距離があるが、今日の一番きつい登りをクリアしてしばらく休憩【29】。ここから先は山裾の曲がりくねった道を右手に進みながら左手頂上へ至るポイントを探す。適当な箇所から道なき道に入り込んで頂上直下、金網の柵を超えたら舗装路近くに登り着いた【33】。頂上は目前だが九十九折の舗装坂道が続いている【34】、、、途中二箇所ほどショ−トカットする一同【35】。

↓“大帽山”東側の雄大な山並みも今日の天気はガスっぽくて遠景はサッパリ【36】、九十九折坂道も終わって頂上957m に到着、レ−ダサイト前で小休止と記念写真【38】。冷たい風で直ぐに寒くなり早々に下山開始、以後“鉛礦凹”に向かってMHT-8-逆走の下り坂。舗装坂の途中 から見えた手前の“觀音山”とその向こう“大刀YAN”(Tai To Yan)【40】。坂道途中、M145標識手前付近の大岩に白ペンキで何やら表示【41】、ここからトレ−ルコ−スを外れて左折、ガレ道に入り込む。

↓左手北側、先ほどの“觀音山”と“大刀YAN”、そしてその向こうに“KAI公嶺”(Kai Kung Leng) もハッキリと見えてきた【43】。広大な草原の歩きが続く、“大帽山”北側の雄大な山麓下り【45】、、、“觀音山”が真下に迫ってきた【46】、、、この辺り2年前は一面草イッパイの急斜面で草スキ−紛いに滑り降りたが、今回は一定の幅に刈り取られていて逆に歩き難い【48】

↓その斜面を下り切ると今度は林道に変わって水槽の脇から階段下り。何故か階段には進入禁止の表示? 多分ここから“嘉道理農場”のエリアなのだッ! 誰も居ないのを幸い下り始めた【50】。階段の最後は“觀音山”の麓、森の中のド派手な東屋【51】、、、これより庭園風に整備された樹木の中、舗装坂道が“觀音山”頂上546m まで続く。頂上から眺めた“大帽山”の雄大な北側斜面【52】 とその裾野【53】。美形の“觀音様”にケツ向けて記念写真! 頂上周囲をグルリと廻る、、、目前の“大刀YAN”【56】、以前歩いたナイフエッジの尾根も見える。そしてその向こうに“KAI公嶺”。

↓“觀音山”からの下りル−トはそのまま“嘉道理農場”の中に入る【57】。農場内、舗装坂道の下りは沢山枝分かれしていて九十九折に曲りくねった道が交差している。良く整備された植物園内の散策下山。花、花、花、、、珍しい樹木、、、最後は小動物園や有機栽培の畑などを見ながら正門ゲ−トを知らぬ振りして退出! 正面のバス道路“林錦公路”に出た【63】。(本当はこの正門で入場手続きしなくてはならないが、今日の我々は裏口入場したので!)

↓農場正面の“林錦公路”バス停からダブルデッカ−に乗ってKCR“大埔墟”駅まで。改札口近くの駅ビル内に以前からあったB級グルメの店はいつの間にか洒落たファミレス風に変わっていてガッカリ、こんな店ではビ−ルもないよ! しゃ−ないからショッピングモ−ル内をウロウロ、、、ありふれた中華レストランで今日最後の〆でした。

特集⇒【嘉道理農場、花シリ−ズ!】もご覧下さい。
植物観賞が好きな人には垂涎もの間違いなしッ!!

☆★ ☆★ ☆★ ☆★ ☆★ ☆★

“川龍”ル−トの“大帽山”登山は同じ“大帽山”でもまるで別の山のような魅力あるコ−ス! 何で皆このコ−スを登らないのか? 多分あまり知られていないからね〜! またこの登りコ−ス途中、“大帽山”南側中腹の歩きから“鉛礦凹”へ至るロングコ−スは未だ歩いてないのでいずれ歩いてみたいな〜。
仲間が作成したフォトアルバムもご覧下さい!

過去の関連レポ−ト
[2004年5月2日]大帽山 (筌錦アウ ルート)
[2003年1月19日]大帽山 (川龍ル-ト)〜観音山〜嘉道理農場
[2002年10月20日]大帽山 (城門水塘-鉛礦凹 ルート)

写真集TOP 履歴INDEX 主トレ-ル
コ-ス
標高
ランキング