小飼さんとの会話

群衆の叡智サミット2007に出掛けた。興味深い内容だったので、思ったことなぞは追い追いと。

席を移動していたら、小飼さんに声をかけられたので、先日のコメントのお礼なぞを言う。いろいろと気にかけて戴いているようで、ありがたいこと。今度からは

中学2年生

なんて言わずに、

偉大なる中学2年生

と呼ぶことにします(ぉ

日経BPの高橋記者が写真を撮ってくれた。

ツーショット

その時に「近頃、あるふぁな人達が酷い目にあっているのが気になる。itojunさんとか…」という話をされる。文脈的に「あるふぁな人」に私も含まれているのがこそばゆくも恐縮するが、そのことはとりあえず忘れるとして、itojun氏の境遇は確かに気の毒だったし、他にも同じようなことになっている人がいる。「そうですねー」と言ったところで割込みやら何やらで話が途切れたのであるが、確かに気になることではある。

かと言って、そんな人達の「パトロン」になれば済むかと言えば、多分それは違うだろう。そういった「あるふぁな人達」は、楽して金が欲しいわけではないし、そもそも「金」にモチベーションはそれ程なかったりする。

「金」にモチベーションがある人であっても、それは「いっぱい儲かる仕掛を作る」ということや、「金になるまでのプロセスを楽しむ」ということに興味があったりするわけだから、「天から金が降って来る」のでは面白くも何ともない。また、「あるふぁな人達」でなくとも、たいていの人は「正当な評価」が欲しいだけであって、「あぶく銭」が欲しいわけでもなかろう(あればあったで悪くもないが)。

とは言え、人は霞を食って生きているわけではないから、「日銭」が欲しいというのも確かだ。

能力ある人が「日銭」のためにコストをかけるのはもったいない。だから、せめて「日銭」分くらいは何とかした方が良いようにも思うが、「脱貧乏」はそれ自体でまたモチベーションの源泉であるということもあったりで、なかなか難しい。

どうしたら良いかなーという話は、次のエントリで。