OSC 2007

たまにはこの手のイベントに行くのも良いかと思って出掛けてみた。

行くと、がらんと広いところに、長机を並べて… まるで高校の学園祭みたいな様子。コミュニティもベンダも、全く同じ。スポンサ企業とかもいるだろうに、全く同じ。これぞフラット革命か? (藁

あまりの「高校の学園祭」っぽさにげっそりしつつも、よく考えるとソフトウェアの展示なんてのは、巨大ブースがあろうと長机だろうと、内容は大差ない。パソコンが動いてデモっているか、パワポが説明しているか。あるいはパネルやらパンフレットがあるくらい。そういった意味では、「質実剛健」と言えなくもない。

とは言え、「人は見た目が全て」というのもあるので、見た目が派手でなければ、一般人の興味は引かないだろう。まぁOSCなんぞに来る人種は既に逸般人だから… ってのはあろうだろうが。

某ベンダ系ブースのおねーちゃんと世間話をしていた時に、「私は最近はこの手のものから距離を置いてるんですよ」という話題になった。なぜかと聞かれるので、「やー、だってヲタっぽくて閉鎖的でしょ。あの内輪ノリに関わるのはどうもね」と言ったら、「実はねー」ということで、この手のイベントの「内輪ノリ」の話になる。一般人である彼女にしてみると、やっぱり抵抗感があるものだという話だった。まぁそれが一般人の感覚なんだろう。

「open」というのは「not closed」とは違うんだがな。もうちょっとみんなopenにならないものか。まー、内輪ウケのイベントをしたいのだったらそれはそれで結構だけど、だったら下手にビジネスに色気を出そうとか、スポンサがどーとかみたいなことはしちゃいかんだろう。