オーブンレンジ

なんとなくヨドバシに行ったら、威勢のいいねーちゃんがオーブンレンジを売っていたので、思わず。豪華な品ではあるが、PCよりは安いぞ。

http://www.mitsubishielectric.co.jp/home/range/b1c/index_b.html

レンジはお持ち帰りした。「家近いんで持ち帰りたいんですが」と言うと、さすがのねーちゃんも、一瞬ひるんだが「わかりました!」と、台車をサービスでつけてくれて、引きずりながら帰った。

開けると分厚いマニュアルが… 何度も書くように、私はどうもコンピュータが苦手なのだが、使わないわけには行かないで、仕方なく何度も読む。中の動作やシーケンスマクロの都合とかを想像しながら読むと、おぼろげながら理解できた。時間や出力の調整がダイヤル式なのは、正しいUIだと思うが、マクロの選択を同じダイヤルにしてるというのは、しょうがないとは言え使いにくい。蒸気で加熱するモードが2種類あるらしいことはわかったのだが、「肉饅」をふかす方法については言及されてなかった。電子レンジで肉饅というのは、簡単そうで難しいのだけど。

ああいった機器をコンピュータ制御にするとゆーのは、実に恐しいもので、常識を超えたものが出来てしまう。びっくりしたのは「鶏の空揚げ」を1滴の油も使わないで、粉まぶしてスイッチ入れるだけで作ってしまうということだ。便利っちゃー便利なんだろうけど、なんか馬鹿にされてるような気さえする。

わからないのは、フライドポテトを作る時に、アルミフォイルの上に油を塗って並べてスイッチ入れろと書いてあることだ。フライドポテトはマニュアルによると「ハイブリット加熱」ということで、高周波と電熱の両方を使うらしいのであるが、高周波加熱にアルミフォイル??なんかマニュアル間違ってるんじゃないかと思う。まぁ整合回路あたりを工夫すればできないこともないだろうけど。

偉いなと思ったのは、特殊な加熱方法(蒸気で蒸す)はマクロのみであるということ。複雑な制御があるであろうことは想像に難くないので、それは納得するのであるが、なんとそこに「延長ボタン」が有効であるということだ。なんとなくポルシェの半自動ミッションを連想する。

しかし、メーカの気持ちはわからんでもないが、あの分厚いレシピ集はいらんな。

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