おごテクノロジー(3)

(1)で作ったものを、さらに目先を変えつつ、料理を続ける。

近所のハナマサに行くと、カブが1束売れ残っていたので買う。これはスープの実にするためだ。他にも適当に放り込むための野菜も買う。

カブは根の方は他の野菜と共に、鍋に放り込む。縦に4分割くらいがちょうどいいサイズだったので、そのようにする。

葉の方は、新鮮なら漬物とかにしてみるのだが、売れ残りなのでイマイチ元気がないし、ちと傷み気味。こんなのを漬物にすると失敗するだけなので、他のものを作ることにする。

まず洗って10cmくらいの長さに切る。何にするか思案の後、さらにもう半分の長さに切る。

切ったものは水を切り、中華鍋で炒める。程々に炒まったところに、(1)で作った挽き肉を入れてさらに炒める。

ボールに適当に玉子と小麦粉と水を入れて、トロトロ流れるくらいに混ぜる。分量なんぞは適当でいいが、他の都合もあるので小麦粉は100gきっちりにする。他は加減を見ながら適当に。ここに塩なり胡椒なりして、ちょっと味をつけておくといい。まー、ざっと150mlくらいの水と玉子1個を入れると、だいたいちょうどいいんだけど。

溶いた小麦粉を別のフライパンに流し、そこに炒めたカブの葉を入れて、その上に残りの小麦粉を流し込む。火をできるだけ小さくして、ゆっくり焼く。

これをひっくり返す度胸と腕がある人は、半分くらい焼けたところでひっくり返す。度胸も腕もない人は、そのままゆっくり焼き続けてもいいし、無理やりひっくり返してもいい。なーに、崩れてしまっても気にすることはない。食う時にはどうせ崩すものだ。まるっきりひっくり返さないのなら、蓋をしておくと、焦げてしまう前に固まってくれる。

ということをやっているうちに、鍋の方もできているはずだ。

今回の「テクノロジー」は、捨てるしかない状態のカブの葉もゴミにしなかったところ。新鮮な葉なら、何かに使わない方が馬鹿なくらいだけど、今回は本当にヨレヨレなので、捨ててしまわない方がおかしいくらいのものだった。食うものはいっぱいあるので、無理して食わなくても良かったんだけど、捨てるとゴミ増えるからねぇ。

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