サヨ類の誤解しやすい意外な事実

ネットを見てて発見した意外な事実。

ちょっと意外なので、サヨ的先入観で事実を見ると多分誤解するし、わざと誤解させようとする人もいるだろう。

1.湾岸戦争時に油で汚れた海鳥の汚れを落とした洗剤は合成洗剤

この洗剤は「simple green」という名前。

非常に強力で、VBNさんのホームページでは、汚れまくったレトロ無線機の洗浄に使っていることが書かれている。「マジックリン」なんかと似たような使い方だ。この洗浄力で「油で汚れた海鳥」の油を落としたという。油ものを洗ったことのある人なら、これがいかに強力かということがわかると思う。

と同時に、生体にダメージを与えないということもわかる。商品のページに行くとエコっぽい空気も感じる。生分解性のアピールもそれを感じる。強力であると同時に生体にダメージを与えないのが売りらしい。

ところが、Q&Aを見ると、

シンプルグリーンは天然系のクリーナーではありません。シンプルグリーンは合成洗剤です。多くの人が天然系、自然のクリーナーは合成洗剤に比べ安全と考えがちですが、多くの自然界に存在する物質が環境に無害とはいえません。シンプルグリーンに含まれている材質の中で唯一天然といえるのは水だけです。合成洗剤であるシンプルグリーンは完全に品質管理されておりその環境への影響は生分解度100%によって証明されています。

と断言している。「天然」とか「自然」を盲信する人達にとっては、なかなか「厳しい」事実のように見える。

2.「軍用イルカ」は兵器ではない

掃海に利用されるとは聞いていたのだが、私は一種の「特攻」をさせるものだと思っていた。また、軍用イルカについて書かれた情報には、それをイメージさせるものが少なくない。また、かつて「イルカ魚雷」みたいなものをテーマにした映画があったらしいので、そのイメージもついて回るようだ(私は見たことないけど)。

ところが、

海人のビューポート(覗き窓)

を見ると、どうやら「兵器」と言うよりは「兵士」として扱われているようだ。少なくとも消耗品扱いではない。

件のページには、それを意図的にミスリードさせる記事を書く記者の話も出ていて、

http://homepage3.nifty.com/nishimura_ya/kaito/dolphin3.htm

これまでアメリカ海軍の”軍用イルカ”は小説「イルカの日」のイメージをダブらせて、イルカやアシカが爆弾を抱えた”動物兵器” ではないかと取り上げられてきた経緯があります。また、2005年にはハリケーン・カトリーナの襲来でフロリダの施設から逃げ出した軍用イルカが、毒矢を装備していたのではないかと大きくメディアに取り上げられました。 いずれも英国の同一新聞記者が記事にしていて、根拠がうすい記事であったようです。

イギリスにも○日新聞はあるようだ(「○」はワイルドキャラクタ)。

件のページの信憑性について疑問を持つことも可能だが、他のページを見れば少なくともイルカに愛情を持っている人であることはわかるので、そうそう反動物保護的なことを支持しそうな人でもなかろうから、信用できると思う。